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ノンフィクション作家、桐山秀樹さん、心筋梗塞で急逝。
こんばんは。

ベストセラー『おやじダイエット部の奇跡』 (マガジンハウス)
の著者で、ノンフィクション作家の桐山秀樹さんが2016年2月6日土曜日、滞在先の東京都内のホテルにて急逝されました。
急性心筋梗塞でした。

ご著書によると、桐山さんは、2010年に気分不良で近医を受診、HbA1c:9.4%、高血圧、肥満、脂質異常症を指摘され、医師に「何でこんなになるまで放っておいたのですか!?」と怒られたそうです。

その少し前に、眼科の取材のときに眼底検査をして貰い、糖尿病網膜症があったとのことですので、すでに数年間以上高血糖の期間(高血糖の記憶)があったと思われます。

その後は糖質制限食で減量成功され、血糖値もHbA1cもコントロール良好を保たれとてもお元気でしたので、今回のことは残念でなりません。

桐山さんのご活躍により、日本における糖質制限食の普及が大きく加速したことは間違いなく、誠に惜しい人を失ってしまい、残念でなりません。

桐山さんは、多くの糖尿人・メタボ人の改善におおいに貢献され、大変良い仕事をされました。

糖質セイゲニスト仲間として、桐山さんのご功績を讃えるとと共に、心からご冥福を御祈り致します。



江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
桐山秀樹氏に感謝
ネットには、桐山秀樹氏に結び付けて、
糖質制限が危険ではないかと言う決めつけ発言が目立ちます。
残念です。悔しいです。
糖質制限に出会えた人々がこつこつ情報発信を
続けていく必要がありますね。
先生これからも宜しくお願い致します。

私も頑張ります。
2016/02/15(Mon) 19:14 | URL | イナガキ | 【編集
非常に残念です。
2016/02/15(Mon) 19:33 | URL | 一糖質制限実践者 | 【編集
びっくりです
中年太りで、がっつりぜい肉の付いた私。何やっても、やせられない私。
でも、五年前「おやじダイエット部の奇跡」と出会って、内臓脂肪レベル「2」まで行けてる私。
そして、江部先生のブログを日常の楽しみにしている私。
びっくりです。
心からご冥福をお祈り申し上げます。
2016/02/15(Mon) 21:15 | URL | かりりん | 【編集
ご冥福をお祈りいたします
昨年年末にhba1c13というとんでもない値を叩き出し、その後桐山さんや江部さんの本に出会い、13→11.6→9.5→8.5→7.5(2週間毎に計測)と快調に改善に向かっている私としては残念ではなりません。

現在トラゼンタ、グリメピドを一錠づつ内服しているのですが、先日hba1cを計測する前日(直近血液検査をしたhba1c7.5だった前日)、かかりつけ医以外のところで血糖値等を計測する機会があり、空腹時血糖が74、食後一時間の血糖が120(タンメンと餃子を食べました)と、正常人に近い値に改善してきていたのは良いのですが、グリコアルブミンが10.2という若干低値となり、このまま糖質制限を続けていいものか、服薬を続けていいものか不安になりました。(低血糖を気にしています)
かかりつけ医に相談したところ、症状は改善してきており糖質制限(ただし、皆様のようなスーパー糖質制限はできていません。一日一食は主食をとっているため80から100g程度糖質を摂取してしまっています)も服薬もhba1cが正常値になるまでは続けた方がよいといわれています。
糖質制限はともかく、服薬を続けることに不安感があり、先生はどう考えられますか?
2016/02/15(Mon) 23:12 | URL | とど | 【編集
Re: ご冥福をお祈りいたします
とど さん

グリコアルブミンが10.2なら、食後高血糖は皆無です。
グリコアルブミンの基準値は11.8~16.0なので基準値以下で良すぎますので低血糖注意です。
今すぐ、グリメピリドは中止して低血糖を予防してください。

トラゼンタは低血糖に関しては大丈夫ですが、
グリコアルブミン10.2%なら中止しても大丈夫と思います。
2016/02/15(Mon) 23:20 | URL | ドクター江部 | 【編集
桐山様のご冥福をお祈りいたします
先ほどNEWS23で知りました。
NEWS23では江部先生が登場され、高血糖の記憶について述べられているところがしっかり放送されていました。
がしかし、反対派のここぞとばかりの発言には腹立たしい限りです。

私も氏の著書のお陰で、背中を押され、モチベーションを維持出来、20kgを越える減量が出来た、まさに命の恩人です。

氏に失礼かもしれませんが、糖質制限をしていなかったら、もっと早くに心不全を発症していたのではなかったでしょうか?

危険なのは過度な?糖質制限では無く、過度な(カロリー制限、脂質制限を加えた)糖質制限ダイエットではないでしょうか?
世間では糖質制限も糖質制限ダイエットも混同して使われていることは非常に問題であると思います。
2016/02/16(Tue) 00:15 | URL | 福助 | 【編集
桐山秀樹氏の御尽力に感謝します。
都内河北 鈴木です。

江部先生・糖質制限理論を知りえてから、桐山秀樹氏との対談著書も読みました。
私は大変気付かされる事が多数あり、多大な思考力を頂きました。
桐山氏に感謝いたします。

ご冥福をお祈りいたします。
敬具
2016/02/16(Tue) 01:20 | URL | 都内河北 鈴木 | 【編集
糖質制限食を続けてる私に 周りから 糖質制限すると 死ぬかも・・・の忠告。
ありがたいですが 糖質制限のおかげで、わずか16日で Hba1c 6.5から 5.8になれた私で コレステロール値も正常値になれて、ご利益を実感してるところなので、これで 糖質制限にたいする世間の見方が変わらないことを願いつつです。
カロリー制限食では絶対に達成できなかった Hba1cの値、夢のようです。
このニュースにより 糖質制限に対する 危険という認識をもって欲しくないなぁ、と思っています。
2016/02/16(Tue) 09:41 | URL | 正子 | 【編集
決意を新たに!
江部先生、こんにちは。
tsuneです。
昨夜のテレビで江部先生がお話された事を、出張中の主人が見ておりまして、
(私は、主人から連絡をもらったのですが、気が付かず、逃してしまいました。)
主人からの連絡に気が付いた時、もし、糖質制限を止めるといわれたらどうしよう、、、と不安に思い、
直ぐに連絡を入れて、どうする?と聞くと、
「止めないよ。むしろ、気を引き締めていかないと。って思ってる。
江部先生がブログでおっしゃってた高血糖の記憶だよね。」
と、言葉は少なかったですが、自分なりに受け止めることができたようです。
(私は、ホッとしました。)

江部先生をはじめ、常に糖質制限情報を発信して下さっていらっしゃる先生方に感謝申し上げます。
有り難うございます。

お蔭様で、主人の体調は、良好です。
でも、急患時血糖値676、
内科受診時血糖値302、Hba1c12.4
という記憶は消せないので、定期的に検診を受け、精進していこうと思っております。

失礼いたしました。
2016/02/16(Tue) 10:09 | URL | tsune | 【編集
残念です
ぼくも桐山さんの本を読んで、糖質制限を実行した一人です。いつかお会いして、お礼を言いたかった。ご冥福お祈り申し上げます。
2016/02/16(Tue) 15:08 | URL | 岸田コーイチ | 【編集
ご冥福をお祈り申し上げます
ワイドショーを見ました。
ちょっと残念な報じ方かなと思いました。

人は病気や事故で死ぬのではありません。
寿命で死ぬのです。

寿命が尽きるその瞬間までやりたいこといっぱいでいらっしゃったなら、うらやましいくらいです。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
2016/02/16(Tue) 19:23 | URL | ゆっこ | 【編集
Re: 決意を新たに!
tsune さん

定期健診で安心を担保ですね。

あと、心臓や眼底や脳の画像検査もしておきましょう。
2016/02/16(Tue) 21:13 | URL | ドクター江部 | 【編集
ご冥福をお祈りします
新聞やテレビで桐山さんの訃報に際し、直接は存じ上げませんでしたが糖質制限の第一人者ということでとても残念に感じました。

当方も同じく狭心症もちであり、そのような方が心臓がもとで亡くなられたのはショックでもあります。
数十年前に胃切除をしてから食後高血糖とダンピングに悩み、炭水化物の消化がいいからと病院の栄養士さんの指導で効率的に栄養を摂るために炭水化物を食事の合間に食べる生活を続けていたため、Ha1cが徐々に高くなり、ブドウ糖検査でインスリンの出が少なく、遅くもなっていることがわかり、投薬前提になりかけたところで江部先生のご本のおかげで、糖質制限食を(できていない日もありますが)続けて、現在は5%台にて落ち着いております。

ただ気になる点があり、数年前より肝数値と尿素窒素が少しずつ上がっており、AST50、ALT45、LDH250、ALP195、γGT25、血小板18、尿素窒素20に。(手術の後から太れずかなり瘦せていて、アルコールも一切飲まないです。アラカン女性です。貧血あり)

かかりつけの病院の医師は、糖質制限の理解を得られず(それでも実行して結果的にHa1cが下がったのですが)、今度は運動とたんぱく質を摂るようにと言われております。

当方は糖質制限が奏功しての成果とはっきり理解をしておりますので、糖質制限をやめるつもりはないのですが、この血液検査の肝数値及び、尿素窒素の数値で続けることに問題はないでしょうか。


お忙しいところすみません。よろしくお願い致します。
2016/02/17(Wed) 14:19 | URL | 先生のご本を読んで糖質制限を続けます! | 【編集
関連事項
2016/02/17(Wed) 21:42 | URL |  | 【編集
Re: ご冥福をお祈りします
先生のご本を読んで糖質制限を続けます!  様

胃切除後のダンピング症候群は「機能性低血糖」による症状ですので
糖質制限食で改善すると思います。
勿論食後高血糖も改善するので、HbA1cも良くなります。

尿素窒素は、全く心配いりません。糖質制限食は相対的に高たんぱく食となるので、生理的に尿素窒素が上昇することがありますが
血清クレアチニンが正常なら腎機能に問題はありません。

肝機能に関しては、糖質制限食とは無関係と思いますが、糖質制限食を続けられても大丈夫と思います。

2015年02月15日 (日)の本ブログ記事
「スーパー糖質制限食実践時の検査データの推移」
をご参照いただけば幸いです。
2016/02/18(Thu) 07:04 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 関連事項

夏井睦先生は、ご自身のブログ記事で

私の「高血糖の記憶」のことも取り上げて、リンクを貼っていだだいてますね。

やはり、動脈硬化が一定以上進んだ糖尿病足病変は、血糖値とHbA1cが正常値になっても
改善困難ということです。
2016/02/18(Thu) 07:10 | URL | ドクター江部 | 【編集
本日発売の週刊新潮を立ち読みしました。
糖質制限批判派、糖尿病学会の守旧派としてはうまい論理構成ですね。
糖質を取らずに、油をたくさん取り、悪玉コレステロールが増えたから、だそうです。
糖質制限推進の立場の側からのコメントも一切ありませんね。
2016/02/18(Thu) 12:06 | URL | リーフ21 | 【編集
一人の死をもって、全てを批判する論法はあまりにも大人げないというか、卑怯ですね。私は糖質制限で血糖だけでなく、コレステロール値も改善しました。普通の治療をやってる同僚は今も改善していません。

百歩譲って、糖質制限に問題があるとしたら、従来の糖尿治療も問題にし、よりよい治療法を見つけていくことでしょう。週刊新潮の記事は読むに値しません。
2016/02/18(Thu) 14:24 | URL | 通りすがり | 【編集
お忙しいところありがとうございました。
肝機能の数値だけがあまりに連続してはみ出るようになっており、気がかりではあったのですが、腎臓に関してはクレアチニン0.57で正常値内でしたので、問題なさそうですね。

ところで販売されている低糖質パンは非常に助かる品ですね。
将来的にはホームベーカリーを買って自分でも焼きたてを食べたいと思っております。
脂肪肝で肝機能数値が上がっているのではと若干心配な面もありますので、バターはつけ過ぎない程度に美味しく頂きたいと思います。
これからもブログやご本を楽しみにしております。
2016/02/19(Fri) 16:03 | URL | ありがとうございます。 | 【編集
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