2015年12月07日 (月)
こんばんは。
そろそろインフルエンザが流行する季節となってきました。
京都は、今のところまだ大丈夫です。
国立感染症研究所のインフルエンザ流行レベルマップによれば、幸い、日本全国、2015/12/2の時点では、警報も注意報もでていません。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/flu-map.html
さて、インフルエンザワクチンを接種した人も接種してない人もいると思います。
是非、知っておいて欲しいことは、インフルエンザワクチンは万能ではないということです。
感染防御力は基本的になくて、重症化を防ぐことが期待されるていどの効能です。
ワクチンを打っている人も打っていない人も、手洗い、うがい、マスクがインフルエンザ予防の基本ですね。
特に、手洗いが思った以上に有効です。
ドアノブや電車のつり革など様々なものに触れることにより、 自分の手にもウイルスが付着している可能性があります。
外出先から帰宅時や調理の前後、食事前などこまめに手を洗いましょう。
咳やくしゃみで飛んだ飛沫が服についても、数時間で感染力を失うとされています。
外出から帰宅したら着替えすることも予防に役立ちます。
以下の青字は、厚生労働省サイトの記載です。
インフルエンザの予防にはみんなの「かからない」、「うつさない」という気持ちが大切です。
手洗いでインフルエンザを予防して、かかったら、マスク等せきエチケットも忘れないでください。
インフルエンザにかかった人は、必ずマスクをして他人にうつさないように配慮が必要です。
<インフルエンザワクチンの有効性>
インフルエンザワクチンは、季節性にも新型にも対応しています。
しかし、実は現行のインフルエンザワクチンには、水際で感染をシャットアウトするような効果はありません。
感染した後、重症化を防ぐ効果が期待されるという程度なので、過信するのは禁物です。
理論的に考えても、ワクチンを接種することによりIgG抗体が血液・体液中に産生されますが、粘膜面を防御しているIgA抗体は全くできません。
従って、インフルエンザウィルスが、咽や鼻の粘膜を突破して細胞内に侵入した後(感染が成立した後)、はじめてIgG抗体がかけつけて戦うことになります。
下記は国立感染研究所のホームページからの抜粋です。
【7.インフルエンザワクチンの問題点
(2)「現行ワクチンの感染防御効果や発症阻止効果は完全ではありませんので、ワクチン接種を受けてもインフルエンザに罹患する場合があり、この場合には患者はウイルスを外部に排泄し、感染源となります。従って、集団接種を行っても社会全体のインフルエンザ流行を完全に阻止することは難しいと考えられます。」
(6)「現行のインフルエンザワクチンは皮下接種されています。しかし、不活化ワクチンの皮下接種では、インフルエンザウイルスの感染防御に中心的役割を果たすと考えられる気道の粘膜免疫や、回復過程に重要であると考えられる細胞性免疫がほとんど誘導されません。これは、インフルエンザウイルスの感染そのものを防御すると言う面では大きな短所であると考えられています。
しかし、この様な欠点を持ちながらも、先に述べたように、ハイリスク群に対する現行インフルエンザワクチンの効果は明らかに認められています。また、ワクチンの皮下接種でも血中の抗体産生は十分に刺激できるので、インフルエンザに続発する肺炎などの合併症や最近問題となっているインフルエンザ脳炎・脳症の発生を抑えることには期待出来ると考えられています。」】
<院内感染>
例年と同様に2014年、2015年も全国各地の病院や施設で、職員や患者さんにインフルエンザの集団感染が起こっています。
高齢の患者さんの死亡者も出ています。
これらの集団感染において、ほとんどの人はインフルエンザワクチンを接種していました。
このように、感染防御にはワクチンは、実際にまったく無力だったことが明らかとなりました。
そもそもインフルエンザワクチンは「感染防御はできないが、重症化を防ぐ」ということが効能です。
感染を防ぐためには、「手洗い、うがい、マスク」が必須です。
<誤解>
ところが、相変わらず多くの患者さんや医師が、ワクチンを接種していれば、水際で感染防御できると誤解しておられるのです。
私は、過去10年間以上、友人の医師などに、感染防御はできないと口を酸っぱくして言い続けてきたのですが、皆なかなか信じてもらえませんでした。どこかで誤った情報が流され続けていたのでしょうね。
ここ数年、新聞などでもやっと、「感染防御はできないが、重症化を防ぐ」という真実が報道されるようになりました。
逆に言えば、過去10年以上、あたかも感染防御できるような内容の報道に終始していたわけで、そのことに関して自己批判も反省もないのは如何なものでしょう。
インフルエンザワクチン注射を希望する患者さんがこられたら、私はこのことを説明して、
「手洗いやうがい、人混みを避けるなど、基本的なことが感染防御には大事なので、ワクチンを接種したからといって油断しないでくださいね。」
と付け加えます。
<必要性>
別に私は、ワクチンが無意味といっているのではありません。
65歳以上の高齢者、呼吸器系や循環器系に慢性疾患を持つ患者、糖尿病、腎臓病などの慢性疾患の患者、免疫低下状態の患者などでは、インフルエンザに罹患し重症化すれば、肺炎などの重篤な合併症になり、生命に危険が及ぶこともありますから必要だと思います。若い人でも、受験生などは重症化したら困りますから、接種する意味はありますね。
<感染防御>
①医療関係者は、インフルエンザ患者を診察するときはマスクをする。
診察が終わったら必ず手洗いをし、使い捨て紙タオルでふく。
マスクをはずしたときはうがいをする。
②急性の咳や熱がでている当事者はエチケットとして、マスクをする。
③満員電車の中など避けようがない密閉された場所にいくときはマスクを
して乗る。
④人混みにでたあとは、手洗い・うがいを励行する。
⑤家族が一人インフルエンザに罹患したら、家の中でも当事者はマスクを
する。その一人は、違う部屋で寝る。
⑥咳で飛沫が飛ぶのは約1mであるので当事者から距離を取る。
⑦鼻水や痰を封じ込めるためにティッシュを使用し、使用後のティッシュは、
できればノンタッチごみ箱に廃棄すること
ブログ読者の皆さん、インフルエンザワクチンを接種している人も、感染防御効果はないことをしっかり認識して、上記①~⑦を励行してくださいね。
これが実行されていれば、上述のような院内感染が猛威をふるうことはなかったでしょう。
<終わりに>
インフルエンザワクチン接種に、賛成の人も反対の人もあると思います。
ブログ読者の皆さんには、インフルエンザワクチンの真実を知ってもらいたくて今回記事にしました。
江部康二
そろそろインフルエンザが流行する季節となってきました。
京都は、今のところまだ大丈夫です。
国立感染症研究所のインフルエンザ流行レベルマップによれば、幸い、日本全国、2015/12/2の時点では、警報も注意報もでていません。
http://www.nih.go.jp/niid/ja/flu-map.html
さて、インフルエンザワクチンを接種した人も接種してない人もいると思います。
是非、知っておいて欲しいことは、インフルエンザワクチンは万能ではないということです。
感染防御力は基本的になくて、重症化を防ぐことが期待されるていどの効能です。
ワクチンを打っている人も打っていない人も、手洗い、うがい、マスクがインフルエンザ予防の基本ですね。
特に、手洗いが思った以上に有効です。
ドアノブや電車のつり革など様々なものに触れることにより、 自分の手にもウイルスが付着している可能性があります。
外出先から帰宅時や調理の前後、食事前などこまめに手を洗いましょう。
咳やくしゃみで飛んだ飛沫が服についても、数時間で感染力を失うとされています。
外出から帰宅したら着替えすることも予防に役立ちます。
以下の青字は、厚生労働省サイトの記載です。
インフルエンザの予防にはみんなの「かからない」、「うつさない」という気持ちが大切です。
手洗いでインフルエンザを予防して、かかったら、マスク等せきエチケットも忘れないでください。
インフルエンザにかかった人は、必ずマスクをして他人にうつさないように配慮が必要です。
<インフルエンザワクチンの有効性>
インフルエンザワクチンは、季節性にも新型にも対応しています。
しかし、実は現行のインフルエンザワクチンには、水際で感染をシャットアウトするような効果はありません。
感染した後、重症化を防ぐ効果が期待されるという程度なので、過信するのは禁物です。
理論的に考えても、ワクチンを接種することによりIgG抗体が血液・体液中に産生されますが、粘膜面を防御しているIgA抗体は全くできません。
従って、インフルエンザウィルスが、咽や鼻の粘膜を突破して細胞内に侵入した後(感染が成立した後)、はじめてIgG抗体がかけつけて戦うことになります。
下記は国立感染研究所のホームページからの抜粋です。
【7.インフルエンザワクチンの問題点
(2)「現行ワクチンの感染防御効果や発症阻止効果は完全ではありませんので、ワクチン接種を受けてもインフルエンザに罹患する場合があり、この場合には患者はウイルスを外部に排泄し、感染源となります。従って、集団接種を行っても社会全体のインフルエンザ流行を完全に阻止することは難しいと考えられます。」
(6)「現行のインフルエンザワクチンは皮下接種されています。しかし、不活化ワクチンの皮下接種では、インフルエンザウイルスの感染防御に中心的役割を果たすと考えられる気道の粘膜免疫や、回復過程に重要であると考えられる細胞性免疫がほとんど誘導されません。これは、インフルエンザウイルスの感染そのものを防御すると言う面では大きな短所であると考えられています。
しかし、この様な欠点を持ちながらも、先に述べたように、ハイリスク群に対する現行インフルエンザワクチンの効果は明らかに認められています。また、ワクチンの皮下接種でも血中の抗体産生は十分に刺激できるので、インフルエンザに続発する肺炎などの合併症や最近問題となっているインフルエンザ脳炎・脳症の発生を抑えることには期待出来ると考えられています。」】
<院内感染>
例年と同様に2014年、2015年も全国各地の病院や施設で、職員や患者さんにインフルエンザの集団感染が起こっています。
高齢の患者さんの死亡者も出ています。
これらの集団感染において、ほとんどの人はインフルエンザワクチンを接種していました。
このように、感染防御にはワクチンは、実際にまったく無力だったことが明らかとなりました。
そもそもインフルエンザワクチンは「感染防御はできないが、重症化を防ぐ」ということが効能です。
感染を防ぐためには、「手洗い、うがい、マスク」が必須です。
<誤解>
ところが、相変わらず多くの患者さんや医師が、ワクチンを接種していれば、水際で感染防御できると誤解しておられるのです。
私は、過去10年間以上、友人の医師などに、感染防御はできないと口を酸っぱくして言い続けてきたのですが、皆なかなか信じてもらえませんでした。どこかで誤った情報が流され続けていたのでしょうね。
ここ数年、新聞などでもやっと、「感染防御はできないが、重症化を防ぐ」という真実が報道されるようになりました。
逆に言えば、過去10年以上、あたかも感染防御できるような内容の報道に終始していたわけで、そのことに関して自己批判も反省もないのは如何なものでしょう。
インフルエンザワクチン注射を希望する患者さんがこられたら、私はこのことを説明して、
「手洗いやうがい、人混みを避けるなど、基本的なことが感染防御には大事なので、ワクチンを接種したからといって油断しないでくださいね。」
と付け加えます。
<必要性>
別に私は、ワクチンが無意味といっているのではありません。
65歳以上の高齢者、呼吸器系や循環器系に慢性疾患を持つ患者、糖尿病、腎臓病などの慢性疾患の患者、免疫低下状態の患者などでは、インフルエンザに罹患し重症化すれば、肺炎などの重篤な合併症になり、生命に危険が及ぶこともありますから必要だと思います。若い人でも、受験生などは重症化したら困りますから、接種する意味はありますね。
<感染防御>
①医療関係者は、インフルエンザ患者を診察するときはマスクをする。
診察が終わったら必ず手洗いをし、使い捨て紙タオルでふく。
マスクをはずしたときはうがいをする。
②急性の咳や熱がでている当事者はエチケットとして、マスクをする。
③満員電車の中など避けようがない密閉された場所にいくときはマスクを
して乗る。
④人混みにでたあとは、手洗い・うがいを励行する。
⑤家族が一人インフルエンザに罹患したら、家の中でも当事者はマスクを
する。その一人は、違う部屋で寝る。
⑥咳で飛沫が飛ぶのは約1mであるので当事者から距離を取る。
⑦鼻水や痰を封じ込めるためにティッシュを使用し、使用後のティッシュは、
できればノンタッチごみ箱に廃棄すること
ブログ読者の皆さん、インフルエンザワクチンを接種している人も、感染防御効果はないことをしっかり認識して、上記①~⑦を励行してくださいね。
これが実行されていれば、上述のような院内感染が猛威をふるうことはなかったでしょう。
<終わりに>
インフルエンザワクチン接種に、賛成の人も反対の人もあると思います。
ブログ読者の皆さんには、インフルエンザワクチンの真実を知ってもらいたくて今回記事にしました。
江部康二
いつも参考にさせて頂いています。
精神科Aさんが貼り付けられた糖質制限で糖尿病が増えるのサイトを見ました。
妊娠糖尿だった人達を追跡調査したようですが、低炭水化物をとっていた人達の2型糖尿病の発症率が高かったというサイトでした。事実でしょうか。
精神科Aさんが貼り付けられた糖質制限で糖尿病が増えるのサイトを見ました。
妊娠糖尿だった人達を追跡調査したようですが、低炭水化物をとっていた人達の2型糖尿病の発症率が高かったというサイトでした。事実でしょうか。
2015/12/07(Mon) 18:43 | URL | EM | 【編集】
はじめまして。
糖質制限を続けている50代男性です。いつもブログを楽しく拝見しております。
インフルエンザワクチンが完全ではないことはもちろん知っておりましたが、「有効率はおよそ60%」と聞いて毎年接種しております。(また、接種した後も、手洗い・うがいや加湿、手洗い直後以外なるべく顔を触らないなどに気をつけています。)
ワクチンの有効率というのは、罹患者数をどれだけ減らせたかということだということで、それだけインフルエンザにかかる可能性が減るのかと思っていたのですが、江部先生の「感染予防効果はない」という記事を読んで少し混乱しております。
「インフルエンザワクチンを接種すると罹患率が下がる」というのは、どう解釈すればよろしいのでしょうか。感染はしても(ウィルスが体内に侵入はしても)発症はしない可能性が高まると考えればよいのでしょうか?
糖質制限を続けている50代男性です。いつもブログを楽しく拝見しております。
インフルエンザワクチンが完全ではないことはもちろん知っておりましたが、「有効率はおよそ60%」と聞いて毎年接種しております。(また、接種した後も、手洗い・うがいや加湿、手洗い直後以外なるべく顔を触らないなどに気をつけています。)
ワクチンの有効率というのは、罹患者数をどれだけ減らせたかということだということで、それだけインフルエンザにかかる可能性が減るのかと思っていたのですが、江部先生の「感染予防効果はない」という記事を読んで少し混乱しております。
「インフルエンザワクチンを接種すると罹患率が下がる」というのは、どう解釈すればよろしいのでしょうか。感染はしても(ウィルスが体内に侵入はしても)発症はしない可能性が高まると考えればよいのでしょうか?
2015/12/07(Mon) 19:21 | URL | M生 | 【編集】
昔、医療研究所?で働いている友達が「まあ、あまり意味は無いけど、やっておけば?」と言われて、意味が無いのに勧めるのが謎だったのを思い出しました。
言葉足らずにもほどがありますね。
勉強になりました。
ありがとうございます^^
言葉足らずにもほどがありますね。
勉強になりました。
ありがとうございます^^
2015/12/07(Mon) 19:38 | URL | | 【編集】
EM さん
論文を取り寄せて貰い、確認しようと思っています。
論文を取り寄せて貰い、確認しようと思っています。
2015/12/07(Mon) 20:25 | URL | ドクター江部 | 【編集】
M生 さん
「ワクチンの有効率というのは、ワクチン接種していない場合に比し罹患者数をどれだけ減らせたかということ」
で、よいと思います。
「インフルエンザワクチンを接種すると罹患率が下がる」
こちらはそのような結論の研究もありますし、
そうでないとうい結論の研究もあるので、はっきりわかりません。
ただ、理論的には、インフルエンザワクチンでIgA抗体はできないので感染防御は、困難です。
気道粘膜細胞内に感染されたあとに、IgG抗体が働きますので重症化が防げるという理屈です。
なおワクチン摂取の有無に関わらず、不顕性感染はあります。
その場合も一定の感染力はあるので、ますます流行予防が困難なわけです。
「ワクチンの有効率というのは、ワクチン接種していない場合に比し罹患者数をどれだけ減らせたかということ」
で、よいと思います。
「インフルエンザワクチンを接種すると罹患率が下がる」
こちらはそのような結論の研究もありますし、
そうでないとうい結論の研究もあるので、はっきりわかりません。
ただ、理論的には、インフルエンザワクチンでIgA抗体はできないので感染防御は、困難です。
気道粘膜細胞内に感染されたあとに、IgG抗体が働きますので重症化が防げるという理屈です。
なおワクチン摂取の有無に関わらず、不顕性感染はあります。
その場合も一定の感染力はあるので、ますます流行予防が困難なわけです。
2015/12/07(Mon) 20:50 | URL | ドクター江部 | 【編集】
インフルエンザ感染予防におけるマスクの使用について、こちらの記事も参考になると思います。
「マスクの外側はさわらないで」
http://www.asahi.com/articles/SDI201512054366.html?iref=com_api_hea_sakaitop
「マスクの外側はさわらないで」
http://www.asahi.com/articles/SDI201512054366.html?iref=com_api_hea_sakaitop
2015/12/08(Tue) 09:57 | URL | e10go | 【編集】
糖質制限食で快眠快食快便生活がおくれております。ありがとうございます。
糖質制限でほとんど風邪をひかなくなったので、今年初めて、インフルエンザ予防接種を受けない事にしました!
主治医に言うと目を丸くされ、鼻で笑われましたが(汗)
鼻で笑え返せるようにインフルエンザや風邪をひかないように手洗い等に気をつけ快眠で身体の抵抗力を万全にしていきたいと思います!
来年4月23日(土)豚皮揚げの会in京都を開催します。
懲りずにまた幹事(名ばかりですが)を務めさせて頂きます。
ご都合よろしければ是非お越し下さいませ。
江部先生の参加は参加者のモチベーションを増大させますから!(笑)
糖質制限でほとんど風邪をひかなくなったので、今年初めて、インフルエンザ予防接種を受けない事にしました!
主治医に言うと目を丸くされ、鼻で笑われましたが(汗)
鼻で笑え返せるようにインフルエンザや風邪をひかないように手洗い等に気をつけ快眠で身体の抵抗力を万全にしていきたいと思います!
来年4月23日(土)豚皮揚げの会in京都を開催します。
懲りずにまた幹事(名ばかりですが)を務めさせて頂きます。
ご都合よろしければ是非お越し下さいませ。
江部先生の参加は参加者のモチベーションを増大させますから!(笑)
2015/12/08(Tue) 10:18 | URL | 岸和田のセイゲニスト | 【編集】
岸和田のセイゲニスト さん
了解です。
了解です。
2015/12/08(Tue) 10:54 | URL | ドクター江部 | 【編集】
e10go さん
情報をりがとうございます。
情報をりがとうございます。
2015/12/08(Tue) 10:54 | URL | ドクター江部 | 【編集】
記事に関係ないコメントで申し訳ありません
実は精神科医Aさんの貼り付けのEMさんと関連しているのですが同じページの下に関連記事として「糖尿病には炭水化物は少ない方がよいか?多い方がよいか?
2型糖尿病を対象としてランダム化比較試験により検証 」
という記事もありました。
http://medley.life/news/item/56583782e10ef3050230980a
ここでは糖質20%グループでHDLとTGが改善したとあります。
しかし肝心のHbA1Cは両グループとも改善としか記述ありません。他のGは糖質53%ですからどう考えても20%GのA1C値が有意に下がっていると思うのですが・・・どうも糖質制限をよく言いたくない作為を感じます。
江部先生はどう思われますか?
精神科医さん添付の論文を検討される際にでも見ていただけるとありがたいです。
実は精神科医Aさんの貼り付けのEMさんと関連しているのですが同じページの下に関連記事として「糖尿病には炭水化物は少ない方がよいか?多い方がよいか?
2型糖尿病を対象としてランダム化比較試験により検証 」
という記事もありました。
http://medley.life/news/item/56583782e10ef3050230980a
ここでは糖質20%グループでHDLとTGが改善したとあります。
しかし肝心のHbA1Cは両グループとも改善としか記述ありません。他のGは糖質53%ですからどう考えても20%GのA1C値が有意に下がっていると思うのですが・・・どうも糖質制限をよく言いたくない作為を感じます。
江部先生はどう思われますか?
精神科医さん添付の論文を検討される際にでも見ていただけるとありがたいです。
2015/12/08(Tue) 15:47 | URL | 風太郎 | 【編集】
風太郎 さん
この研究は、「低カロリーの糖質制限食」と「同一低カロリーの高糖質食」を比べています。
糖質摂取比率14%の群と糖質摂取比率53%の群の比較です。
「糖質制限食群で、HDLとTGが改善し、血糖の安定も得て、糖尿病薬も減った」
とありますので、糖質制限食にいい評価です。
HbA1cは両方改善で、低カロリーで、優位差がたまたまでなかったのでしょう。
この研究は、「低カロリーの糖質制限食」と「同一低カロリーの高糖質食」を比べています。
糖質摂取比率14%の群と糖質摂取比率53%の群の比較です。
「糖質制限食群で、HDLとTGが改善し、血糖の安定も得て、糖尿病薬も減った」
とありますので、糖質制限食にいい評価です。
HbA1cは両方改善で、低カロリーで、優位差がたまたまでなかったのでしょう。
2015/12/08(Tue) 16:12 | URL | ドクター江部 | 【編集】
そうですか!
特に作為はないのですね。
どうも主治医との意見の相違が大きくて被害者意識が強くなってます^^
特に作為はないのですね。
どうも主治医との意見の相違が大きくて被害者意識が強くなってます^^
2015/12/08(Tue) 16:24 | URL | 風太郎 | 【編集】
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