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朝日カルチャーセンター立川教室・糖質制限食講座のご案内。5/30(土)。
こんばんは。

朝日カルチャーセンター立川教室にて

『炭水化物の食べすぎで早死にしてはいけません』
 -生活習慣病を予防&改善する糖質制限食-

と題して、講座の講師をつとめます。

2015年5月30日(土)
講演:15:00~16:30 90分間
質疑応答:16:30~17:00  30分間

糖尿病を始め、日本の4大死因、5大疾病と糖質制限食のお話をします。

がん、心疾患、脳血管疾患、肺炎、これらは現代日本の4大死因です。

厚生労働省が2011年に日本人の5大疾病を発表していますが、以前から多 かった、がん、脳卒中、心筋梗塞、糖尿病に、新しく精神疾患を加えた5つの疾病を指します。

これらの病気の増加は、重大な社会問題であり早急な対 策が必要です。

実はこれら全ての疾病の予防と治療に関して有効と考えられるのが糖質制限食です。

米国糖尿病学会によれば、食べ物が消化・吸収されたあと、血糖に直接影響を与えるのは、糖質だけであり、タンパク質・脂質は直接血糖に影響を与えることはありません。

この生理学的事実をもとに糖尿病の治療に画期的な効果をあげて来た糖質制限食ですが、今回は他の様々な生活習慣病にも有効であることも、お話ししたいと思います。

質疑応答も30分間とたっぷり時間をとりました。

2014年6月の日経メディカルオンラインのアンケートで、日本全国の2263人の医師から有効回答があり、実に過半数の医師が「糖質制限」を支持ということでした。良い意味で衝撃的で、びっくりしました。

過半数(58.3%)の医師が「糖質制限」を支持していて、医師の3人に1人は自ら実行していました。

医師の4人に1人が「患者に勧めることがある」との回答でした。

また、「今日の治療指針2015」にも、糖尿病治療食として初めて糖質制限食が取り上げられる時代となりました。

「今日の治療指針」は日本のほとんどの病院においてある臨床の教科書のような医学書で、毎年改訂されていますが、糖尿病治療食として、「糖質制限食」が正式に掲載されたのは初めてです。


このように、糖質制限食は、医学界においても、着実に認められつつあります。

立川、東京方面の、糖尿人、メタボ人の方々、そして生活習慣病に興味のある人は奮ってご参加下さいね。

江部康二

以下はアサヒカルチャー立川教室のサイトからの抜粋です

朝日カルチャーセンター立川教室

講座


『炭水化物の食べすぎで早死にしてはいけません』

講師名 高雄病院理事長 江部 康二

講座内容
血糖値を良好に保ち、糖尿病病合併症を予防できる唯一の食事療法が「糖質制限食」です。
日本人の四大死因(がん、心疾患、肺炎、脳血管疾患)にも炭水化物の過剰摂取が関与しており、糖質制限食で予防可能です。

■日時:5/30(土)15:00-17:00
■受講料:会員は、3,024円。一般は 3,672円。
■お申し込み・問い合わせ先042-527-6511


講師紹介 江部 康二 (エベ コウジ)
1950年生まれ。 1974年京都大学医学部卒業。1974年から京都大学胸部疾患研究所第一内科(現在京大呼吸器内科) にて呼吸器科を学ぶ。
1978年から高雄病院に医局長として勤務。1996年副院長就任。2000年理事長就任。2001年から糖質制限食に取り組む。
2002年に自ら糖尿病であると気づいて以来、さらに糖尿病治療の研究に力を注ぎ、「糖質制限食」の体系を確立。これにより自身の糖尿病を克服。
内科医/漢方医/一般財団法人高雄病院理事長/一般社団法人日本糖質制限医療推進協会理事長

著書
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』(東洋経済新報社)2005年
作家宮本輝氏との対談、『我ら糖尿人、元気なのには理由がある』(東洋経済新報社)2009年
『糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食』 (ナツメ社)2010年
『主食をやめると健康になる』(ダイヤモンド社)2011年
『高雄病院の「糖質制限」給食』(講談社)2012年
『高雄病院 Dr.江部が食べている「糖質制限」ダイエット1ヵ月献立レシピ109』(講談社)2013年
『糖尿病治療のための! 糖質制限食パーフェクトガイド』 (東洋経済新報社)2013年
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!新版』(東洋経済新報社)2014年
『炭水化物の食べすぎで早死にしてはいけません: 生活習慣病を予防&改善する糖質制限食31のポイント』 (東洋経済新報社)2014年
『江部先生、「糖質制限は危ない」って本当ですか?』(洋泉社)2015年
など多数。

ブログ『ドクター江部の糖尿病徒然日記(http://koujiebe.blog95.fc2.com/)は、日に10000件のアクセスがあり、糖尿病のかたやそのご家族から寄せられた質問への回答や、糖尿病・糖質制限食に関する情報の発信に、日々尽力している。


テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
質問
こんにちは。

先生の記事を参考に低糖質制限を行っている者です。

こちらへの書き込みで合っているのかわからないのですが、質問させて下さい。

肉、魚などの多量摂取により、リンも多量摂取することとなると思いますが、どう対処すればよいでしょうか?

あと、私は少食なので肉や魚などが思うように食べられず、どうしてもPFCバランスで脂質が大半(時には80近くなってしまうことも…)になってしまうのですが、これは危険でしょうか?

何かアドバイス頂きたいです。

お返事お待ちしております。
よろしくお願いします。

2015/05/06(Wed) 23:07 | URL | はりー | 【編集
睡眠障害について
江部先生こんにちは はじめまして。

48歳男性です。35歳から境界型になり42歳で糖尿病になりました。44歳頃から糖質制限に理解のある東京の病院で治療を行っています。3ケ月に1回程度通院していたのですが今年1月にHba1cが7.8になり主治医に眼底検査をすすめられ眼科を受診したところ単純網膜症になっていました。以降投薬と糖質制限で3月にHba1cは6.8に改善したものの、失明の不安と日常のストレスで不眠症になってしまいました。2月から3ヶ月以上毎日寝つきが悪く全く眠れない日が週に2-3日あります。ネットでデパス、マイスリーといった薬を取り寄せて飲んでみたのですがあまり効果はなく、飲んでも眠れないことがあります。糖尿病の主治医に相談すると「薬を出しますよ」と言われるのですが知人で抗うつ剤や入眠剤を服用して会社を休職している人を見ているので怖くて断ってしまいました。最近では不眠に慣れてきたのか眠れなくてもあまり辛くないのですがやはり不安です。糖尿病患者はうつ病や不眠症になる確率が高くなる傾向があるということも分かりました。自分で不眠症や自律神経に関する本を読んで対処しようとしたのですが限界を感じています。仕事は普通にこなしているのですがいつか大きなミスをしてしまうのではないかとビクビクしています。やはり心療内科や精神科に通ったほうがいいのでしょうか?誠に恐縮ではありますがアドバイスをいただければ幸いです。なにとぞよろしくお願いします。
追伸、不眠になり自律神経を整える呼吸、体操を始めたところ90-150程度だった血圧がこの1月で薬無しで80-130程度に下がりました。少し良いこともあったようです。


2015/05/07(Thu) 08:04 | URL | UGA | 【編集
第39回 月例会の告知
塾生の中間考査対策で、朝5時~深夜の生活が今月いっぱい続きますが、糖質制限のおかげで、短時間睡眠(4.5時間)でも疲れ知らず。自分の仕事もはかどっています。
さて、今月の勉強会、あと2~3人なら詰め込めそうです。汗;

2015.5.3
糖質セイゲニストの皆様
糖質セイゲニストin北九州
世話人 三島 学

第39回月例会 開催のお知らせ

○日 時:2015.5.10 12~16時 *11時半開場
○場 所:804-0082 三島塾2F *有料P 飛幡神宮境内
○テーマ:糖質制限に関わるさまざまな情報
・書籍 
 「環境と健康 VOL.28 NO.1 特集/糖質制限食と糖尿病/生活習慣病」(共和書院)
「女子栄養大学の低カロリー満腹ごはん」(主婦と生活社)
「お米は生きている」(富山和子・講談社青い鳥文庫)
 …
・メディア
 週刊ポスト(2015年4月17日号・4月17日号・5月1日号)
 …
・メンバーの体験報告
○お楽しみ、低糖質ランチ 総計糖質20g以内
・変わりそば 3種(よもぎ、梅、ゆず切り)
 低糖質おあげ、鶏そぼろ、錦糸卵、ワカメ、貝割れ
・IDDMランナー木村清ご夫妻提供のスィーツ
 
準備の都合があります。必ずお申し込みください。PC受信:misimyk@yahoo.co.jp
2015/05/07(Thu) 09:01 | URL | 北九州・三島 | 【編集
Re: 質問
はりー さん

清涼飲料水(コーラ、ペプシ、ファンタ)やハム・ソーセージなどの加工品に
無機リンが多く含まれています。

無機リンは有機リンに比べて吸収されやすく害が大きいです。
通常の食生活なら、上記さえ注意すれば、肉や魚やアーモンドなどを食べても問題ないと思います。

脂質が80%になることがあってもOKと思います。
一方、必須脂肪酸、必須アミノ酸、ビタミン、ミネラル、微量元素、食物繊維は必要です。
タンパク質も摂取してください。
制限するのは糖質だけです。
2015/05/07(Thu) 18:10 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 睡眠障害について
UGA さん

スーパー糖質制限食を続けていれば、全身の血流・代謝が良くなります。
そして血糖値の上下動もなくなり、心理的にも安定しますので睡眠にもよい効果が期待できます。

「自律神経を整える呼吸、体操」もとてもいいと思います。

デパス、マイスリーが効果ないなら、他の薬を飲んでもそれほど期待できないと思います。

「自律神経を整える呼吸、体操」に加えて、散歩などの運動などもできるだけして
自然な眠りを目指す方がよいように思います。

2015/05/08(Fri) 07:55 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 第39回 月例会の告知
北九州・三島 さん

毎月、ご苦労様です。
第39回とは素晴らしいです。
まさに、「継続は力なり」ですね。
2015/05/08(Fri) 08:08 | URL | ドクター江部 | 【編集
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