2014年08月31日 (日)
こんにちは。
糖尿病は、血糖を下げるインスリンというホルモンの作用不足によって引き起こされる病気です。
インスリンは、膵臓のβ細胞でつくられ、常時少量分泌されている基礎分泌と、食事のときに分泌される追加分泌があります。
インスリン分泌能が正常な場合は、糖質を一人前摂取時は、追加分泌は基礎分泌の数倍~30倍でます。
タンパク質摂取時は少量の追加分泌インスリンがでますが、グルカゴンもでるので血糖値への影響は相殺されます。
脂質はいくら食べても、インスリン追加分泌は生じません。
<糖尿病の分類>
1型糖尿病と2型糖尿病、皆さん言葉は聞いたことはあるでしょうが、その実態はというと、案外誤解されていることも多いので、整理整頓してみます。
実は、私も恥ずかしながら、調べてみるまで知らなかったことが結構ありました。σ(=_=;)ヾ
糖尿病の分類ですが、最近は、従来の
インスリン依存型糖尿病(IDDM)、
インスリン非依存型糖尿病(NIDDM)
という言い方は、あまりしなくなりました。
糖尿病を病因による分類と、現在の病態を表す分類に整理した方が、すっきりするからです。
■病因による分類
A)1型糖尿病(従来のIDDMとほぼ一致)
1型糖尿病は、「膵β細胞の破壊的病変で、インスリンの欠乏が生じることによって起こる糖尿病」と定義されています。
1)自己免疫性1型糖尿病
近年、1型糖尿病の多くは、自己免疫機序(免疫の誤作動)により数ヶ月~数年にわたってβ細胞が破壊され、発症することが明らかになってきました。このタイプ自己免疫性1型糖尿病といいます。1型糖尿病のほとんどをしめる自己免疫性の場合、抗GAD抗体が陽性です。小児期に発症することが多いです。
従って、このタイプの1型糖尿病は、生活習慣病でも先天性の病気でもありません。過去の何らかのウイルス感染などが、免疫の誤作動のきっかけになっている場合が多いのですが、ウイルス感染は、とっくに治った後の出来事ですから、1型糖尿病が感染することはありません。
2型糖尿病ほど色濃い遺伝は関与しませんが、何らかのウィルスに感染しやすい、あるいは、感染後に免疫の誤作動を起こしやすい遺伝的体質はあるようです。欧米のデータでは、1型糖尿病と診断された小児の10~12%のみに、1型糖尿病の一親等の血縁者がいるとされており、一卵性双生児の1型糖尿病同時発生率は、50%以下です。
1型糖尿病の頻度は、日本人では、欧米の白人に比べて明らかに低く、 10~20分の1と言われています。例えば日本の小児の1型糖尿病は、ノルウェーの20分の1、米国の約15分の1です。
2)緩徐進行自己免疫性1型糖尿病
自己免疫性1型糖尿病のなかで、緩徐進行1型糖尿病というタイプがあります。
通常の自己免疫性1型糖尿病は比較的急激な経過をとり、膵β細胞機能廃絶のために、発症早期からインスリン治療が必要なことがほとんどです。
しかし、抗GAD抗体が陽性なのに、一見2型糖尿病のようにみえるタイプがあります。
自己免疫機序による膵β細胞の破壊はゆっくり進行して、数年後に内因性インスリンがとうとう枯渇してきて、インスリン注射が必要となります。
このタイプなら、スーパー糖質制限食で血糖コントロール良好を保てば、インスリンフリーの期間がかなりのばせるのではないかと期待しています。
というのが、このタイプは自己免疫的機序でβ細胞が破壊されるよりも、高血糖によるβ細胞障害のほうが、大きな要因と考えられるからです。
3)特発性1型糖尿病
なお、膵β細胞破壊において、自己免疫異常の明らかでない1型糖尿病も存在します。このタイプを特発性1型糖尿病といいます。この特発性1型糖尿病のなかで、劇症1型糖尿病というタイプが報告されています。糖尿病症状出現後約1週間以内に、ケトーシスあるいはケトアシドーシスを生じるという重篤なタイプです。劇症1型糖尿病は急性発症1型糖尿病の10~20%と報告されています。
B)2型糖尿病(従来のNIDDMとほぼ一致)
インスリン分泌低下とインスリン抵抗性の二つの要因により、結果としてインスリン作用不足となり、発症する糖尿病です。
インスリン抵抗性とは、肥満などの要因によりインスリンの効きが悪くなることです。例えば、今までは5μU/ml ていどの量のインスリンで筋肉細胞が血糖値を取り込めていたのが、抵抗性があると、10とか20μU/mlの量がないと取り込めなくなるのです。
欧米では、インスリン抵抗性が高い状態の方が主たる原因として多いのですが、日本では、膵臓のインスリン分泌能低下の方が重要な原因となります。これは、インスリン分泌能力が、日本人やアジア人は、欧米白人より弱いことによります。
2型糖尿病は遺伝的因子と生活習慣が、からみあって発症する生活習慣病です。日本の糖尿病の95%以上は、2型糖尿病です。
欧米人に比べ、日本人は肥満者も少ないのに 2型糖尿病が多いのは、日本人が、民族的に2型糖尿病になりやすい体質(遺伝的素因)を 持っているためと考えられます。
遺伝的素因が日本人と同じ日系2世米国人で、 日本人よりも2~3倍、米国の白人と比べても2~3倍で、糖尿病が多いといわれています。
親や肉親が糖尿病だと、糖尿病の家族歴がない人に比べて 糖尿病になりやすいことは間違いありません。しかし、遺伝するのは糖尿病そのものではなく、「糖尿病になりやすい体質」です。 この体質を持った人に、食べ過ぎ、運動不足、肥満、加齢、ストレス、など様々な環境因子が加わってはじめて2型糖尿病が発症すると考えられています。
私、江部康二のように、、両親が2型糖尿病だったら40~50%の確率で2型糖尿病を発症します。
上記は医学界の共通認識ですが、食べ過ぎに関しては、私は糖質、特に精製された糖質の過剰摂取が一番大きな問題と考えています。
江部康二は糖質制限食を実践する限りは正常人で、糖質を普通に摂取すれば糖尿人です。
C)二次性糖尿病
膵切除、薬物、内分泌疾患など。
D)遺伝子異常による糖尿病
β細胞機能およびインスリン作用に関わる遺伝子異常。
E)妊娠糖尿病
■糖尿病の病態の分類
①インスリン依存状態
②インスリン非依存状態
普通は、1型糖尿病はインスリン依存状態で、2型糖尿病はインスリン非依存状態かなと、誰でも思いますよね。
でも、事はそれほどシンプルではありません。
例えば1型糖尿病でも、数年かけてゆっくり膵臓のβ細胞が破壊されるタイプ(緩徐進行自己免疫性1型糖尿病)であれば、発症後数年は、インスリン非依存状態でコントロールできることもあるわけです。
まあ、さすがに10年以上、非依存状態というのはやや困難とは思いますが・・・。
一方、2型糖尿病でも、糖毒状態で悪循環していれば、徐々に膵臓のβ細胞が壊れていくわけですから、10年・20年・30年レベルの年期の入った糖尿病だったら、自前のインスリン分泌がほとんどない患者さんもでてきます。
こうなると2型糖尿病でも、インスリン依存状態となるわけです。
また、2型糖尿病の人が感染症、外科的処置などによりインスリン需要が増大する場合も、インスリン注射を必要としますので、一時的なインスリン依存状態といえます。
■糖質制限食と糖尿病
糖質制限食は、1型糖尿病、2型糖尿病ともにリアルタイムに効果があります。
1型糖尿病ではインスリンの量を減らすことが可能になります。
2型糖尿病ではインスリン・経口薬の減量や離脱が可能です。
江部康二
糖尿病は、血糖を下げるインスリンというホルモンの作用不足によって引き起こされる病気です。
インスリンは、膵臓のβ細胞でつくられ、常時少量分泌されている基礎分泌と、食事のときに分泌される追加分泌があります。
インスリン分泌能が正常な場合は、糖質を一人前摂取時は、追加分泌は基礎分泌の数倍~30倍でます。
タンパク質摂取時は少量の追加分泌インスリンがでますが、グルカゴンもでるので血糖値への影響は相殺されます。
脂質はいくら食べても、インスリン追加分泌は生じません。
<糖尿病の分類>
1型糖尿病と2型糖尿病、皆さん言葉は聞いたことはあるでしょうが、その実態はというと、案外誤解されていることも多いので、整理整頓してみます。
実は、私も恥ずかしながら、調べてみるまで知らなかったことが結構ありました。σ(=_=;)ヾ
糖尿病の分類ですが、最近は、従来の
インスリン依存型糖尿病(IDDM)、
インスリン非依存型糖尿病(NIDDM)
という言い方は、あまりしなくなりました。
糖尿病を病因による分類と、現在の病態を表す分類に整理した方が、すっきりするからです。
■病因による分類
A)1型糖尿病(従来のIDDMとほぼ一致)
1型糖尿病は、「膵β細胞の破壊的病変で、インスリンの欠乏が生じることによって起こる糖尿病」と定義されています。
1)自己免疫性1型糖尿病
近年、1型糖尿病の多くは、自己免疫機序(免疫の誤作動)により数ヶ月~数年にわたってβ細胞が破壊され、発症することが明らかになってきました。このタイプ自己免疫性1型糖尿病といいます。1型糖尿病のほとんどをしめる自己免疫性の場合、抗GAD抗体が陽性です。小児期に発症することが多いです。
従って、このタイプの1型糖尿病は、生活習慣病でも先天性の病気でもありません。過去の何らかのウイルス感染などが、免疫の誤作動のきっかけになっている場合が多いのですが、ウイルス感染は、とっくに治った後の出来事ですから、1型糖尿病が感染することはありません。
2型糖尿病ほど色濃い遺伝は関与しませんが、何らかのウィルスに感染しやすい、あるいは、感染後に免疫の誤作動を起こしやすい遺伝的体質はあるようです。欧米のデータでは、1型糖尿病と診断された小児の10~12%のみに、1型糖尿病の一親等の血縁者がいるとされており、一卵性双生児の1型糖尿病同時発生率は、50%以下です。
1型糖尿病の頻度は、日本人では、欧米の白人に比べて明らかに低く、 10~20分の1と言われています。例えば日本の小児の1型糖尿病は、ノルウェーの20分の1、米国の約15分の1です。
2)緩徐進行自己免疫性1型糖尿病
自己免疫性1型糖尿病のなかで、緩徐進行1型糖尿病というタイプがあります。
通常の自己免疫性1型糖尿病は比較的急激な経過をとり、膵β細胞機能廃絶のために、発症早期からインスリン治療が必要なことがほとんどです。
しかし、抗GAD抗体が陽性なのに、一見2型糖尿病のようにみえるタイプがあります。
自己免疫機序による膵β細胞の破壊はゆっくり進行して、数年後に内因性インスリンがとうとう枯渇してきて、インスリン注射が必要となります。
このタイプなら、スーパー糖質制限食で血糖コントロール良好を保てば、インスリンフリーの期間がかなりのばせるのではないかと期待しています。
というのが、このタイプは自己免疫的機序でβ細胞が破壊されるよりも、高血糖によるβ細胞障害のほうが、大きな要因と考えられるからです。
3)特発性1型糖尿病
なお、膵β細胞破壊において、自己免疫異常の明らかでない1型糖尿病も存在します。このタイプを特発性1型糖尿病といいます。この特発性1型糖尿病のなかで、劇症1型糖尿病というタイプが報告されています。糖尿病症状出現後約1週間以内に、ケトーシスあるいはケトアシドーシスを生じるという重篤なタイプです。劇症1型糖尿病は急性発症1型糖尿病の10~20%と報告されています。
B)2型糖尿病(従来のNIDDMとほぼ一致)
インスリン分泌低下とインスリン抵抗性の二つの要因により、結果としてインスリン作用不足となり、発症する糖尿病です。
インスリン抵抗性とは、肥満などの要因によりインスリンの効きが悪くなることです。例えば、今までは5μU/ml ていどの量のインスリンで筋肉細胞が血糖値を取り込めていたのが、抵抗性があると、10とか20μU/mlの量がないと取り込めなくなるのです。
欧米では、インスリン抵抗性が高い状態の方が主たる原因として多いのですが、日本では、膵臓のインスリン分泌能低下の方が重要な原因となります。これは、インスリン分泌能力が、日本人やアジア人は、欧米白人より弱いことによります。
2型糖尿病は遺伝的因子と生活習慣が、からみあって発症する生活習慣病です。日本の糖尿病の95%以上は、2型糖尿病です。
欧米人に比べ、日本人は肥満者も少ないのに 2型糖尿病が多いのは、日本人が、民族的に2型糖尿病になりやすい体質(遺伝的素因)を 持っているためと考えられます。
遺伝的素因が日本人と同じ日系2世米国人で、 日本人よりも2~3倍、米国の白人と比べても2~3倍で、糖尿病が多いといわれています。
親や肉親が糖尿病だと、糖尿病の家族歴がない人に比べて 糖尿病になりやすいことは間違いありません。しかし、遺伝するのは糖尿病そのものではなく、「糖尿病になりやすい体質」です。 この体質を持った人に、食べ過ぎ、運動不足、肥満、加齢、ストレス、など様々な環境因子が加わってはじめて2型糖尿病が発症すると考えられています。
私、江部康二のように、、両親が2型糖尿病だったら40~50%の確率で2型糖尿病を発症します。
上記は医学界の共通認識ですが、食べ過ぎに関しては、私は糖質、特に精製された糖質の過剰摂取が一番大きな問題と考えています。
江部康二は糖質制限食を実践する限りは正常人で、糖質を普通に摂取すれば糖尿人です。
C)二次性糖尿病
膵切除、薬物、内分泌疾患など。
D)遺伝子異常による糖尿病
β細胞機能およびインスリン作用に関わる遺伝子異常。
E)妊娠糖尿病
■糖尿病の病態の分類
①インスリン依存状態
②インスリン非依存状態
普通は、1型糖尿病はインスリン依存状態で、2型糖尿病はインスリン非依存状態かなと、誰でも思いますよね。
でも、事はそれほどシンプルではありません。
例えば1型糖尿病でも、数年かけてゆっくり膵臓のβ細胞が破壊されるタイプ(緩徐進行自己免疫性1型糖尿病)であれば、発症後数年は、インスリン非依存状態でコントロールできることもあるわけです。
まあ、さすがに10年以上、非依存状態というのはやや困難とは思いますが・・・。
一方、2型糖尿病でも、糖毒状態で悪循環していれば、徐々に膵臓のβ細胞が壊れていくわけですから、10年・20年・30年レベルの年期の入った糖尿病だったら、自前のインスリン分泌がほとんどない患者さんもでてきます。
こうなると2型糖尿病でも、インスリン依存状態となるわけです。
また、2型糖尿病の人が感染症、外科的処置などによりインスリン需要が増大する場合も、インスリン注射を必要としますので、一時的なインスリン依存状態といえます。
■糖質制限食と糖尿病
糖質制限食は、1型糖尿病、2型糖尿病ともにリアルタイムに効果があります。
1型糖尿病ではインスリンの量を減らすことが可能になります。
2型糖尿病ではインスリン・経口薬の減量や離脱が可能です。
江部康二
9月1日(月)午後7時より放送、テレビ朝日系。双子芸人ザ・たっちが、一人は1日1Kgのカルビを、もう一人はハラミだけを、1週間食べ続けたらどうなるか? と番組の宣伝をしていました。
2014/08/31(Sun) 20:49 | URL | デュピュイ取る | 【編集】
小耳ニュースで、今年の食欲の秋は、『ブランパン』ブーム到来だそうです。
各社、糖質制限という名目で健康をテーマにしてるのだとか・・。
どんどん広がってますね。
各社、糖質制限という名目で健康をテーマにしてるのだとか・・。
どんどん広がってますね。
2014/09/01(Mon) 10:07 | URL | クワトロ | 【編集】
江部先生こんにちは!
毎日先生のブログや御著書を楽しみに拝見させていただいております。
今回のブログの内容は特に興味深かったです。
私も先日一型糖尿病と判明したのですが、ベースのインスリンを打ってないし、糖質を食べなければ食後高血糖も起こらないので、おそらく緩徐進行型だと思います。
でも自分の担当の先生は何も教えてくれません。
先月、インスリンの量を決めるために入院して、一応ヒューマログ朝4昼4夜4単位と決まったのですが、
当然毎日食べる炭水化物の量は違うし、食後血糖はめちゃくちゃです。
たまに血糖値300近くとかになりながらも、そのまま予定の二週間で退院となりました。
退院後は自己責任で、インスリンを打たず糖質制限をしています。
一日5、6回自己測定してますが、食後も血糖値120を超えることはありません。
今回のブログによると、緩徐進行型だと高血糖にならなければ、インスリン非依存の状態がしばらく保つということなので、できるだけそうなればいいなぁと希望を持つことができました。
先生に出会わなければ、何もわからないままカロリー制限食を食べて、
病院から提示された血糖目標値とにらめっこして、インスリン0に近づいていたと思います。
恐ろしい(>.<)
一型だと糖質制限をさせてくれる病院がなかなかないみたいなので、
今はせめてカーボカウントでも理解してくれそうな病院を探しています。
長くなってしまいましたが、私は今回大学病院に入院して、まわりの患者さんを見てると、
糖質制限をご存知の方は見当たらず、病院に言われるままカロリー制限食をたたき込まれていて、
すごくヤキモキした気持ちになりました。
先生の糖質制限食がもっともっと世間に広がればいいなぁと思います。
新著の評判もすごくいいみたいで、先生これからも頑張ってくださいね!
陰ながら応援しています(*^^*)
毎日先生のブログや御著書を楽しみに拝見させていただいております。
今回のブログの内容は特に興味深かったです。
私も先日一型糖尿病と判明したのですが、ベースのインスリンを打ってないし、糖質を食べなければ食後高血糖も起こらないので、おそらく緩徐進行型だと思います。
でも自分の担当の先生は何も教えてくれません。
先月、インスリンの量を決めるために入院して、一応ヒューマログ朝4昼4夜4単位と決まったのですが、
当然毎日食べる炭水化物の量は違うし、食後血糖はめちゃくちゃです。
たまに血糖値300近くとかになりながらも、そのまま予定の二週間で退院となりました。
退院後は自己責任で、インスリンを打たず糖質制限をしています。
一日5、6回自己測定してますが、食後も血糖値120を超えることはありません。
今回のブログによると、緩徐進行型だと高血糖にならなければ、インスリン非依存の状態がしばらく保つということなので、できるだけそうなればいいなぁと希望を持つことができました。
先生に出会わなければ、何もわからないままカロリー制限食を食べて、
病院から提示された血糖目標値とにらめっこして、インスリン0に近づいていたと思います。
恐ろしい(>.<)
一型だと糖質制限をさせてくれる病院がなかなかないみたいなので、
今はせめてカーボカウントでも理解してくれそうな病院を探しています。
長くなってしまいましたが、私は今回大学病院に入院して、まわりの患者さんを見てると、
糖質制限をご存知の方は見当たらず、病院に言われるままカロリー制限食をたたき込まれていて、
すごくヤキモキした気持ちになりました。
先生の糖質制限食がもっともっと世間に広がればいいなぁと思います。
新著の評判もすごくいいみたいで、先生これからも頑張ってくださいね!
陰ながら応援しています(*^^*)
2014/09/01(Mon) 12:50 | URL | やしゃやしゃ | 【編集】
はじめまして。salasaと申します。
糖尿病治療の一環に携わっております。
私も現在の一般的な治療食は栄養素の配分はおかしいと考えており、糖質制限はよいと思います。
検査で朝食抜き後の延食がおにぎりのみなんて。。。内心絶句です。
糖質制限する際の糖質の量ですが、スーパー糖質制限の場合、やはりケトーシスが気になりました。
ケトン体が各臓器(赤血球を除いて)エネルギーになることの理解は問題ありません。
先生に質問があるのですが、
①スーパー糖質制限で慢性のケトーシスの状態である場合、アシデミアを生じない理由は、肺や腎での代償によるもですよね。その際、血液ガス分析では、代謝性アルカローシスで代償されている結果となっているのでしょうか。
②また、インスリン欠乏によるケトアシドーシスは、急性におきたため、代償が追いつかず、ケトン体によるアシドーシスになる、という理解でいいのでしょうか。
③慢性ケトーシスの状態で、何らかの原因で急性腎不全などを合併した場合、急性腎障害による代謝能力障害により、ケトーシスが一気にケトアシドーシスを引き起こす可能性はありますか。
愚問で申し訳ありませんが、ご教示いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
糖尿病治療の一環に携わっております。
私も現在の一般的な治療食は栄養素の配分はおかしいと考えており、糖質制限はよいと思います。
検査で朝食抜き後の延食がおにぎりのみなんて。。。内心絶句です。
糖質制限する際の糖質の量ですが、スーパー糖質制限の場合、やはりケトーシスが気になりました。
ケトン体が各臓器(赤血球を除いて)エネルギーになることの理解は問題ありません。
先生に質問があるのですが、
①スーパー糖質制限で慢性のケトーシスの状態である場合、アシデミアを生じない理由は、肺や腎での代償によるもですよね。その際、血液ガス分析では、代謝性アルカローシスで代償されている結果となっているのでしょうか。
②また、インスリン欠乏によるケトアシドーシスは、急性におきたため、代償が追いつかず、ケトン体によるアシドーシスになる、という理解でいいのでしょうか。
③慢性ケトーシスの状態で、何らかの原因で急性腎不全などを合併した場合、急性腎障害による代謝能力障害により、ケトーシスが一気にケトアシドーシスを引き起こす可能性はありますか。
愚問で申し訳ありませんが、ご教示いただければ幸いです。
よろしくお願いいたします。
2014/09/01(Mon) 14:12 | URL | salasa | 【編集】
デュピュイ取る さん
カルビとハラミなら、両方とも肉ですので、あまり変わらないのではないでしょうか?
カルビとハラミなら、両方とも肉ですので、あまり変わらないのではないでしょうか?
2014/09/01(Mon) 16:48 | URL | ドクター江部 | 【編集】
クワトロ さん
『ブランパン』ブーム到来
各社、糖質制限という名目で健康をテーマにしてる
とても良い傾向ですね。
『ブランパン』ブーム到来
各社、糖質制限という名目で健康をテーマにしてる
とても良い傾向ですね。
2014/09/01(Mon) 16:49 | URL | ドクター江部 | 【編集】
頭でっかちさんへ
ご自身は糖質制限食をしているのでしょうか?
質問前に、本や過去の質問をみましたか?
ご自身は糖質制限食をしているのでしょうか?
質問前に、本や過去の質問をみましたか?
2014/09/01(Mon) 19:55 | URL | ph | 【編集】
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