2014年04月11日 (金)
こんにちは。
ブログ読者の皆さんには、交流会、講演会などいつも多数ご参加いただきありがとうございます。
今回の記事は、一般社団法人日本糖質制限医療推進協会主催の一般向け岡山講演会のご案内です。
糖質過多な現代の食生活。
それによって引き起こされる糖尿病など生活習慣病の数々。
「糖質摂取が何故良くないか」そのメカニズムわかりやすく説明し、対して人類本来の食事といえる糖質制限食の有効性と可能性について具体的にお話しします。
そして糖尿病患者さんの血液検査データも豊富に紹介します。
同一摂取カロリーで揃えた「従来の糖尿病食 VS スーパー糖質制限食」の血糖値の日内変動データ比較は圧巻です。
食後高血糖と平均血糖変動幅に関しては、糖質制限食の圧勝で、その差は「月とスッポン」です。
米国糖尿病学会が2008年以来5年ぶりに、成人糖尿病患者の食事療法に関する声明(Position Statement on Nutrition Therapy)を改訂しました。(Diabetes Care 2013年10月9日オンライン版)
2013年10月の米国糖尿病学会の栄養療法の声明は画期的なものであり、
全ての糖尿病患者に適した“one-size-fits-all(唯一無二の)”食事パターンは存在しない
との見解を表明しました。
このことは、食品交換表1969年の第2版以降、唯一無二の食事療法(カロリー制限食)を推奨し続けている日本糖尿病学会に対する痛烈な批判となっています。
そして、患者ごとにさまざまな食事パターン〔地中海食,ベジタリアン食,糖質制限食,低脂質食,DASH(Dietary Approaches to Stop Hypertension)食〕が受容可能であるとしています。
糖質制限食もちゃんと認められていて、日本における糖質制限食の普及においてこの上ない追い風です。
極めて重要なことですが、糖尿病合併症を防ぐには、「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」を生じないことが必要不可欠です。
しかしながら糖質を摂取すれば、必ず「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」を生じます。
すなわち、従来の糖尿病食(高糖質食)では、糖尿病合併症を防ぐことは理論的に不可能なのです。
「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」を生じない唯一の食事療法が、糖質制限食なのです。
年間
16000人が糖尿病腎症から透析 → 医療費800億円、
3000人が糖尿病網膜症から失明
3000人が糖尿病足病変から足切断
というのが厳しい現実です。
このように合併症に苦しむ多数の糖尿病患者さんの存在そのものが、「日本糖尿病学会主導の従来の糖尿病治療が決して上手くいっていない」ことの動かぬ証拠と言えます。
糖尿病合併症を生じさせないためには、糖尿人の皆さんは自分自身の頭で考えて身を守ることが必要です。
本講演では、糖尿病を中心に糖質制限食の有効性・安全性をわかりやすく説明します。
また生活習慣病やがんへの糖質制限食の有効性・可能性にも少し言及します。
わかりやすいお話しを目指しますので、お近くの方々は是非ご参加くださいね。
岡山では、提携医療機関がまだないので、糖質制限食に興味ある医師のご参加も歓迎です。
医師の方は、前もって事務局にご連絡いただけば助かります。
よろしくお願い申し上げます。
江部康二
以下、事務局からのご案内です。
ブログ読者の皆様、講演会へいつも多数ご参加いただきまして
ありがとうございます。
5月11日(日)に、岡山で一般向けの講演会を開催いたします。
中国地方の皆様をはじめ、多数のご参加を心よりお待ち申し上げております。
//////////////////ご案内////////////////////
一般社団法人 日本糖質制限医療推進協会主催 講演会(岡山)
「糖質制限食の有効性・可能性 ―糖尿病・メタボ・生活習慣病・がん・・・―」
◆日時: 2014年5月11日(日) 14:00~16:30頃 ※入場受付(開場)は、13:40~
◆会場: 岡山市民会館 4階大会議室
岡山県岡山市北区丸の内2丁目1番1号
http://www.okayama-shiminkaikan.jp/access.html
☆アクセス:路面電車の岡山駅前(停留所)で「東山行き」に乗車。
城下(停留所)で下車して下さい。下車後徒歩3分です。
(岡山駅前→城下の所要時間は5分です。)
◆講演① 『糖質制限のすすめ』 講師:瀬尾 一史 瀬尾クリニック院長
糖尿病は予備軍まで含めると約2100万人の患者がいるといわれています。
糖尿病の成因は食後の高血糖といわれていますが、食後の高血糖を
生じない糖質制限食は糖尿病に有効な食事療法であると考えられます。
当クリニックでは平成24年より糖尿病患者に糖質制限食を勧めています。
基本的には夕食のみ主食を抜くプチ糖質制限食から始めています。
治療効果は糖尿病の無治療群では比較的良好で、薬物治療群では
薬の減量ないし中止に至った症例が半数以上認められました。
今回、これらの症例について、さらに家庭や外食での糖質制限食のコツ
などについてお話しします。
(講師略歴)
昭和29年、11月17日福山市生まれ。
昭和56年、奈良県立医科大学卒業。
同年4月、広島大学医学部泌尿器科学教室入局。
国立福山病院、広島大学付属病院、国立呉病院に勤務。
平成4年、学位取得
平成5年11月、福山市今津町に瀬尾クリニックを開業。
平成18年4月より、日本臨床泌尿器科医会 理事に就任。
平成18年2月より、傷、火傷に対して湿潤療法を開始。
平成24年2月より、糖尿病に対して糖質制限食を開始。
◆講演② 『糖質制限食の有効性・可能性 ―食のパラダイムシフト―
~糖尿病・メタボ・生活習慣病・がん・・・~』
講師:江部康二 (一財)高雄病院理事長/(一社)日本糖質制限医療推進協会理事長
糖質制限食は、米飯・めん類・パンや芋類などの糖質が多い食品を
食べないで、肉や魚貝や豆腐や葉野菜などをしっかり摂取する食事療法です。
糖質制限食は、実は人類本来の食事、いわば人類の健康食ですので、
糖尿病をはじめとして様々な生活習慣病が改善します。
今回は、糖尿病を中心に糖質制限食の有効性・安全性を分かりやすく説明します。
また、生活習慣病やがんへの有効性・可能性にも言及します。
◆受講費: 賛助会員 2,500円 / 一般(非会員) 2,900円
◆お支払い方法:クレジットカード/銀行振込/郵便振替 ※事前決済のみとなります。
◆お申し込み方法:
・賛助会員の方
事務局までメールにてお申し込み下さい。
・賛助会員入会をご希望の方
1.入会案内および会員規約をお読み下さい。
http://toushitsuseigen.or.jp/member.html
2.お申し込みはこちらのフォームからお願いします。
http://toushitsuseigen.or.jp/contact.php
「お問い合せ内容」欄に「5/11岡山講演会、受講希望」とご記入下さい。
・一般(非会員)で、講演会の受講のみご希望の方
こちらのフォームよりお申し込み下さい。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/9cbd1ef7287071
◆お申し込みの流れ:
1.会員の方はメールにて、会員以外の方は各種フォームにてご連絡下さい。
2.事務局よりお支払い方法についてメールでご連絡します。
3.入金確認後、予約確定のメールをお送りします。
4.当日、直接会場までお越し下さい。
◆その他:
・予約制です。当日参加はできません。
・キャンセルは5月8日(木)までにご連絡願います。
それ以降の返金には対応致しかねますので予めご了承ください。
ブログ読者の皆さんには、交流会、講演会などいつも多数ご参加いただきありがとうございます。
今回の記事は、一般社団法人日本糖質制限医療推進協会主催の一般向け岡山講演会のご案内です。
糖質過多な現代の食生活。
それによって引き起こされる糖尿病など生活習慣病の数々。
「糖質摂取が何故良くないか」そのメカニズムわかりやすく説明し、対して人類本来の食事といえる糖質制限食の有効性と可能性について具体的にお話しします。
そして糖尿病患者さんの血液検査データも豊富に紹介します。
同一摂取カロリーで揃えた「従来の糖尿病食 VS スーパー糖質制限食」の血糖値の日内変動データ比較は圧巻です。
食後高血糖と平均血糖変動幅に関しては、糖質制限食の圧勝で、その差は「月とスッポン」です。
米国糖尿病学会が2008年以来5年ぶりに、成人糖尿病患者の食事療法に関する声明(Position Statement on Nutrition Therapy)を改訂しました。(Diabetes Care 2013年10月9日オンライン版)
2013年10月の米国糖尿病学会の栄養療法の声明は画期的なものであり、
全ての糖尿病患者に適した“one-size-fits-all(唯一無二の)”食事パターンは存在しない
との見解を表明しました。
このことは、食品交換表1969年の第2版以降、唯一無二の食事療法(カロリー制限食)を推奨し続けている日本糖尿病学会に対する痛烈な批判となっています。
そして、患者ごとにさまざまな食事パターン〔地中海食,ベジタリアン食,糖質制限食,低脂質食,DASH(Dietary Approaches to Stop Hypertension)食〕が受容可能であるとしています。
糖質制限食もちゃんと認められていて、日本における糖質制限食の普及においてこの上ない追い風です。
極めて重要なことですが、糖尿病合併症を防ぐには、「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」を生じないことが必要不可欠です。
しかしながら糖質を摂取すれば、必ず「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」を生じます。
すなわち、従来の糖尿病食(高糖質食)では、糖尿病合併症を防ぐことは理論的に不可能なのです。
「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」を生じない唯一の食事療法が、糖質制限食なのです。
年間
16000人が糖尿病腎症から透析 → 医療費800億円、
3000人が糖尿病網膜症から失明
3000人が糖尿病足病変から足切断
というのが厳しい現実です。
このように合併症に苦しむ多数の糖尿病患者さんの存在そのものが、「日本糖尿病学会主導の従来の糖尿病治療が決して上手くいっていない」ことの動かぬ証拠と言えます。
糖尿病合併症を生じさせないためには、糖尿人の皆さんは自分自身の頭で考えて身を守ることが必要です。
本講演では、糖尿病を中心に糖質制限食の有効性・安全性をわかりやすく説明します。
また生活習慣病やがんへの糖質制限食の有効性・可能性にも少し言及します。
わかりやすいお話しを目指しますので、お近くの方々は是非ご参加くださいね。
岡山では、提携医療機関がまだないので、糖質制限食に興味ある医師のご参加も歓迎です。
医師の方は、前もって事務局にご連絡いただけば助かります。
よろしくお願い申し上げます。
江部康二
以下、事務局からのご案内です。
ブログ読者の皆様、講演会へいつも多数ご参加いただきまして
ありがとうございます。
5月11日(日)に、岡山で一般向けの講演会を開催いたします。
中国地方の皆様をはじめ、多数のご参加を心よりお待ち申し上げております。
//////////////////ご案内////////////////////
一般社団法人 日本糖質制限医療推進協会主催 講演会(岡山)
「糖質制限食の有効性・可能性 ―糖尿病・メタボ・生活習慣病・がん・・・―」
◆日時: 2014年5月11日(日) 14:00~16:30頃 ※入場受付(開場)は、13:40~
◆会場: 岡山市民会館 4階大会議室
岡山県岡山市北区丸の内2丁目1番1号
http://www.okayama-shiminkaikan.jp/access.html
☆アクセス:路面電車の岡山駅前(停留所)で「東山行き」に乗車。
城下(停留所)で下車して下さい。下車後徒歩3分です。
(岡山駅前→城下の所要時間は5分です。)
◆講演① 『糖質制限のすすめ』 講師:瀬尾 一史 瀬尾クリニック院長
糖尿病は予備軍まで含めると約2100万人の患者がいるといわれています。
糖尿病の成因は食後の高血糖といわれていますが、食後の高血糖を
生じない糖質制限食は糖尿病に有効な食事療法であると考えられます。
当クリニックでは平成24年より糖尿病患者に糖質制限食を勧めています。
基本的には夕食のみ主食を抜くプチ糖質制限食から始めています。
治療効果は糖尿病の無治療群では比較的良好で、薬物治療群では
薬の減量ないし中止に至った症例が半数以上認められました。
今回、これらの症例について、さらに家庭や外食での糖質制限食のコツ
などについてお話しします。
(講師略歴)
昭和29年、11月17日福山市生まれ。
昭和56年、奈良県立医科大学卒業。
同年4月、広島大学医学部泌尿器科学教室入局。
国立福山病院、広島大学付属病院、国立呉病院に勤務。
平成4年、学位取得
平成5年11月、福山市今津町に瀬尾クリニックを開業。
平成18年4月より、日本臨床泌尿器科医会 理事に就任。
平成18年2月より、傷、火傷に対して湿潤療法を開始。
平成24年2月より、糖尿病に対して糖質制限食を開始。
◆講演② 『糖質制限食の有効性・可能性 ―食のパラダイムシフト―
~糖尿病・メタボ・生活習慣病・がん・・・~』
講師:江部康二 (一財)高雄病院理事長/(一社)日本糖質制限医療推進協会理事長
糖質制限食は、米飯・めん類・パンや芋類などの糖質が多い食品を
食べないで、肉や魚貝や豆腐や葉野菜などをしっかり摂取する食事療法です。
糖質制限食は、実は人類本来の食事、いわば人類の健康食ですので、
糖尿病をはじめとして様々な生活習慣病が改善します。
今回は、糖尿病を中心に糖質制限食の有効性・安全性を分かりやすく説明します。
また、生活習慣病やがんへの有効性・可能性にも言及します。
◆受講費: 賛助会員 2,500円 / 一般(非会員) 2,900円
◆お支払い方法:クレジットカード/銀行振込/郵便振替 ※事前決済のみとなります。
◆お申し込み方法:
・賛助会員の方
事務局までメールにてお申し込み下さい。
・賛助会員入会をご希望の方
1.入会案内および会員規約をお読み下さい。
http://toushitsuseigen.or.jp/member.html
2.お申し込みはこちらのフォームからお願いします。
http://toushitsuseigen.or.jp/contact.php
「お問い合せ内容」欄に「5/11岡山講演会、受講希望」とご記入下さい。
・一般(非会員)で、講演会の受講のみご希望の方
こちらのフォームよりお申し込み下さい。
https://ssl.form-mailer.jp/fms/9cbd1ef7287071
◆お申し込みの流れ:
1.会員の方はメールにて、会員以外の方は各種フォームにてご連絡下さい。
2.事務局よりお支払い方法についてメールでご連絡します。
3.入金確認後、予約確定のメールをお送りします。
4.当日、直接会場までお越し下さい。
◆その他:
・予約制です。当日参加はできません。
・キャンセルは5月8日(木)までにご連絡願います。
それ以降の返金には対応致しかねますので予めご了承ください。
ヤフーニュースの記事です。
糖質制限をご存知なら、今も元気でいられたのでしょうか。。。
11日亡くなった佐野実さんは、闘病生活中もラーメンにこだわり続けた。
妻のしおりさんによると、実さんはこの数年間、糖尿病と闘っていた。40度を超す発熱で2月に入院し、治療を続けていた。
「ラーメンが食べたいなあ」。2カ月に及ぶ入院中も「ラーメン」のことを考え続けた。「店を開きたい」と、考えたメニューを震える字で書き留め、しおりさんに清書を頼んだ。
63歳の誕生日を迎えた今月4日。佐野さんの強い希望で、病室に「支那そばや」の�碵油(しょうゆ)ラーメンを内緒で持ち込んだ。しおりさんは体調を気遣い、スープを薄めていた。実さんは「まずいよ、うすいよ」と言いながら、麺を10本ほどすすった。それが「鬼」と呼ばれた職人が口にした最後のラーメンになった。
しおりさんは「ラーメンしか趣味のない人。最後までこだわっていた」と話した。
糖質制限をご存知なら、今も元気でいられたのでしょうか。。。
11日亡くなった佐野実さんは、闘病生活中もラーメンにこだわり続けた。
妻のしおりさんによると、実さんはこの数年間、糖尿病と闘っていた。40度を超す発熱で2月に入院し、治療を続けていた。
「ラーメンが食べたいなあ」。2カ月に及ぶ入院中も「ラーメン」のことを考え続けた。「店を開きたい」と、考えたメニューを震える字で書き留め、しおりさんに清書を頼んだ。
63歳の誕生日を迎えた今月4日。佐野さんの強い希望で、病室に「支那そばや」の�碵油(しょうゆ)ラーメンを内緒で持ち込んだ。しおりさんは体調を気遣い、スープを薄めていた。実さんは「まずいよ、うすいよ」と言いながら、麺を10本ほどすすった。それが「鬼」と呼ばれた職人が口にした最後のラーメンになった。
しおりさんは「ラーメンしか趣味のない人。最後までこだわっていた」と話した。
2014/04/11(Fri) 21:23 | URL | bonita | 【編集】
いつも拝見させていただいています。
牛乳については、賛否両論ですが、下記のような記事を見つけました。
ご存知でしたら、申し訳ありません。
近年、「牛乳は体に悪い」説が取り沙汰されている。牛乳に含まれる脂質は、中性脂肪やコレステロールを増やす飽和脂肪酸で、現代人は飽和脂肪酸のとり過ぎといわれるからだ。また、乳糖(ラクトース)が多く含まれているのも「悪い説」を後押しする。
牛乳は体にいいという従来の意見と真っ向から衝突しているのが現状だ。果たして牛乳は体にいいか? 悪いか?
『アンチエイジング・バトル最終決着』(朝日新書)という話題書を上梓した坪田一男・慶應義塾大学医学部教授(日本抗加齢医学会の理事長)は、こう結論づける。
「血糖値やコレステロールを考えれば、飲み過ぎはよくない。しかし、全国10万世帯を対象に食品の摂取状況とその地域の死亡率の関連を調べた研究結果によれば、現実に牛乳を飲む人のほうが寿命が長い。
また、すべての病気の死亡率をもっとも下げてくれるのが牛乳であるとの結果が出ているので、乳糖不耐症(乳糖がうまく分解できず、消化不良や下痢などを引き起こす症状)でなければ飲んだほうがいいとはいえます。
しかも牛乳を飲むと、乳糖が腸内細菌で発酵されて水素ができ、老化やがんの原因である活性酸素を中和してくれる。流行りの水素水を飲むよりも、牛乳のほうが体内で多くの水素を生成するので、お得です」
※週刊ポスト2014年4月18日号
牛乳については、賛否両論ですが、下記のような記事を見つけました。
ご存知でしたら、申し訳ありません。
近年、「牛乳は体に悪い」説が取り沙汰されている。牛乳に含まれる脂質は、中性脂肪やコレステロールを増やす飽和脂肪酸で、現代人は飽和脂肪酸のとり過ぎといわれるからだ。また、乳糖(ラクトース)が多く含まれているのも「悪い説」を後押しする。
牛乳は体にいいという従来の意見と真っ向から衝突しているのが現状だ。果たして牛乳は体にいいか? 悪いか?
『アンチエイジング・バトル最終決着』(朝日新書)という話題書を上梓した坪田一男・慶應義塾大学医学部教授(日本抗加齢医学会の理事長)は、こう結論づける。
「血糖値やコレステロールを考えれば、飲み過ぎはよくない。しかし、全国10万世帯を対象に食品の摂取状況とその地域の死亡率の関連を調べた研究結果によれば、現実に牛乳を飲む人のほうが寿命が長い。
また、すべての病気の死亡率をもっとも下げてくれるのが牛乳であるとの結果が出ているので、乳糖不耐症(乳糖がうまく分解できず、消化不良や下痢などを引き起こす症状)でなければ飲んだほうがいいとはいえます。
しかも牛乳を飲むと、乳糖が腸内細菌で発酵されて水素ができ、老化やがんの原因である活性酸素を中和してくれる。流行りの水素水を飲むよりも、牛乳のほうが体内で多くの水素を生成するので、お得です」
※週刊ポスト2014年4月18日号
2014/04/11(Fri) 22:46 | URL | 48歳 | 【編集】
「糖質制限食でがん、認知症、うつが予防できる2鶏肉、魚、大豆、、、食べて良い物、悪い物」
全体的には糖質制限に賛成なものの、相も変わらず江部先生に比べれば科学的根拠のないスーパー糖質制限への恐怖心をあおるような評価が多かったですね。
その中で気になったのがハーバード大学の研究で牛豚などの赤肉やハム、ソーセージなどの加工肉をたくさん食べる人ほど、がん死のリスクが高いことを報告しているという一節です。昔から四つ足動物を食べると病気になりやすいという説を言うかたが多いので科学的根拠が知りたいものです。
牛乳は佐藤章夫先生のHPに乳がんとの原因であると決めつけてありますが一理はあると思います。もちろん佐藤先生の糖質制限批判などはまったく感情論でしかないと思いますが。
全体的には糖質制限に賛成なものの、相も変わらず江部先生に比べれば科学的根拠のないスーパー糖質制限への恐怖心をあおるような評価が多かったですね。
その中で気になったのがハーバード大学の研究で牛豚などの赤肉やハム、ソーセージなどの加工肉をたくさん食べる人ほど、がん死のリスクが高いことを報告しているという一節です。昔から四つ足動物を食べると病気になりやすいという説を言うかたが多いので科学的根拠が知りたいものです。
牛乳は佐藤章夫先生のHPに乳がんとの原因であると決めつけてありますが一理はあると思います。もちろん佐藤先生の糖質制限批判などはまったく感情論でしかないと思いますが。
2014/04/12(Sat) 10:11 | URL | 消火器内科医 | 【編集】
48歳 さん
牛乳、乳糖、水素・・・
水素の抗酸化作用・・・
興味深いですね。
牛乳、乳糖、水素・・・
水素の抗酸化作用・・・
興味深いですね。
2014/04/12(Sat) 16:22 | URL | ドクター江部 | 【編集】
2014/04/12(Sat) 18:03 | URL | tomo | 【編集】
tomo さん
この会社(だいずデイズ )とは、正式に契約を交わして、
江部康二が監修をしています。
良心的な会社と思います。
私も、よく食べていますよ。
高雄病院売店や江部診療所でも販売しています。
この会社(だいずデイズ )とは、正式に契約を交わして、
江部康二が監修をしています。
良心的な会社と思います。
私も、よく食べていますよ。
高雄病院売店や江部診療所でも販売しています。
2014/04/12(Sat) 18:31 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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