2007年12月23日 (日)
こんばんは。
昨夜の「憧夢」初ライブはおかげさまで40数人のお客さんで満員御礼となりました。
糖尿人のお仲間も来ていただき、スタイルフリーと赤ワインと焼酎で盛り上がりましたよ。
声帯ポリープ手術後初めて歌ったのですが、高音もファルセット(裏声)も元通りに出るようになって、イマジンやマイ・ガールなどファルセット入りの曲も二年ぶりに復活しました。 (^_^)
さて、今回も広島市の検診のデータの引用です。
経口血糖負荷試験(OGTT)を経年観察中に糖尿病を発症した群と、3~28年間にわたり糖尿病発症がみられなかった同数の症例を、対照として比較したデータです。
空腹時血糖値とOGTT2時間血糖値の平均値の推移を比較・検討です。
まず空腹時血糖値は、12年前から対照群に比しごく軽度高値でしたが、両群の差は小さく、糖尿病発症1年前までは正常値の範囲内でした。
1年前に110mg/dlを超えてIFGになってからは一気に上昇し、Xdayには131mg/dlとなって、糖尿病発症です。
一方OGTT2時間値は、11年前から対照群と比し明らかに高値でした。
特に9年前からは50%以上が、140mg/dlのIGTの範疇に突入し、その後次第にIGTの比率が増加、IGT1→IGT2、を経て1年前(IGT)から一気に上昇し、Xdayには255mg/dlを超えて糖尿病発症のパターンです。
結局、糖尿病発症に向けての血糖値の推移をみると、11~12年ゆっくりと血糖値が上昇し最後の1年で一気に急上昇して糖尿病となることがわかります。
即ち、IGTの時期は結構長いので、この時期に診断して予防手段を講じれば、将来糖尿病にならずにすむ可能性が高いのです。
しかしながら「従来の糖質たっぷりのカロリー制限重視の糖尿病食」と「運動療法」では将来の糖尿病発症が予防できないのは、久山町の研究で明らかです。
もしIGTということがわかっている人は、さっそく糖質制限食で糖尿病予防に努めるのが唯一のリーゾナブルな道です。
**
≪IFG≫
空腹時血糖値が110mg/dl~125mg/dlの間の人。
109mg/dl以下は正常、126mg/dl以上は糖尿病
≪IGT≫
OGTT2時間値が140mg/dl~199mg/dlの間の人。
139mg/dl以下は正常、200mg/dl以上は糖尿病。
続く
江部康二
本ブログは
糖尿病の一次予防(診断と治療社)2001年
伊藤千賀子(財団法人 広島原爆障害対策協議会健康管理・増進センター)著
を参照し、一部引用しました。謝謝。
昨夜の「憧夢」初ライブはおかげさまで40数人のお客さんで満員御礼となりました。
糖尿人のお仲間も来ていただき、スタイルフリーと赤ワインと焼酎で盛り上がりましたよ。
声帯ポリープ手術後初めて歌ったのですが、高音もファルセット(裏声)も元通りに出るようになって、イマジンやマイ・ガールなどファルセット入りの曲も二年ぶりに復活しました。 (^_^)
さて、今回も広島市の検診のデータの引用です。
経口血糖負荷試験(OGTT)を経年観察中に糖尿病を発症した群と、3~28年間にわたり糖尿病発症がみられなかった同数の症例を、対照として比較したデータです。
空腹時血糖値とOGTT2時間血糖値の平均値の推移を比較・検討です。
まず空腹時血糖値は、12年前から対照群に比しごく軽度高値でしたが、両群の差は小さく、糖尿病発症1年前までは正常値の範囲内でした。
1年前に110mg/dlを超えてIFGになってからは一気に上昇し、Xdayには131mg/dlとなって、糖尿病発症です。
一方OGTT2時間値は、11年前から対照群と比し明らかに高値でした。
特に9年前からは50%以上が、140mg/dlのIGTの範疇に突入し、その後次第にIGTの比率が増加、IGT1→IGT2、を経て1年前(IGT)から一気に上昇し、Xdayには255mg/dlを超えて糖尿病発症のパターンです。
結局、糖尿病発症に向けての血糖値の推移をみると、11~12年ゆっくりと血糖値が上昇し最後の1年で一気に急上昇して糖尿病となることがわかります。
即ち、IGTの時期は結構長いので、この時期に診断して予防手段を講じれば、将来糖尿病にならずにすむ可能性が高いのです。
しかしながら「従来の糖質たっぷりのカロリー制限重視の糖尿病食」と「運動療法」では将来の糖尿病発症が予防できないのは、久山町の研究で明らかです。
もしIGTということがわかっている人は、さっそく糖質制限食で糖尿病予防に努めるのが唯一のリーゾナブルな道です。
**
≪IFG≫
空腹時血糖値が110mg/dl~125mg/dlの間の人。
109mg/dl以下は正常、126mg/dl以上は糖尿病
≪IGT≫
OGTT2時間値が140mg/dl~199mg/dlの間の人。
139mg/dl以下は正常、200mg/dl以上は糖尿病。
続く
江部康二
本ブログは
糖尿病の一次予防(診断と治療社)2001年
伊藤千賀子(財団法人 広島原爆障害対策協議会健康管理・増進センター)著
を参照し、一部引用しました。謝謝。
21日のライブ、感動しました。
初めて伺いましたが、江部先生の歌があれほど素晴らしいとは思っていませんでした。(失礼ですね。)
姉と2人で、ライブの始まるまでにスタイルフリーをまず1本づつ。
ライブの前半で、赤ワインを1本。
ライブの後半で、さらにもう1本。
ダンスタイムでは、姉が踊りだす始末。
本当に楽しかったです。
糖質制限食だからこそ、こんなに飲んでもいいのですね。(飲みすぎですね。)
有難うございました。
また、是非とも伺いたいと思います。
初めて伺いましたが、江部先生の歌があれほど素晴らしいとは思っていませんでした。(失礼ですね。)
姉と2人で、ライブの始まるまでにスタイルフリーをまず1本づつ。
ライブの前半で、赤ワインを1本。
ライブの後半で、さらにもう1本。
ダンスタイムでは、姉が踊りだす始末。
本当に楽しかったです。
糖質制限食だからこそ、こんなに飲んでもいいのですね。(飲みすぎですね。)
有難うございました。
また、是非とも伺いたいと思います。
xiangdaoさん。
ライブご来場、そして私の歌お誉めいただいてありがとうございます。
そうそう赤ワインもご馳走になりました。謝謝。\(^_^ )( ^_^)/
94年から、懲りずに毎月第三金曜ライブ続けてきた甲斐がありました。
またお暇な時は是非どーぞ。
お姉様にもよろしくお伝え下さい。
ライブご来場、そして私の歌お誉めいただいてありがとうございます。
そうそう赤ワインもご馳走になりました。謝謝。\(^_^ )( ^_^)/
94年から、懲りずに毎月第三金曜ライブ続けてきた甲斐がありました。
またお暇な時は是非どーぞ。
お姉様にもよろしくお伝え下さい。
2007/12/23(Sun) 20:08 | URL | 江部康二 | 【編集】
Dashです。
興味深い広島市の検診のデータを見させて頂きました。
OGTTではありませんが、私の健康診断時の空腹血糖値が糖尿病の心配のある方の参考になるかと思い書き込んでみます。
35歳から51歳までのDataです。
03年(110mg/dl)/02年(103mg/dl)/01年(99mg/dl)/00年(91mg/dl)/99年(89mg/dl)/98年(84mg/dl)
/97年(88mg/dl)/96年(92mg/dl)/95年(81mg/dl)/94年(84mg/dl)/93年(78mg/dl)/92年(93mg/dl)/91年(98mg/dl)
1991年35歳からの空腹時血糖値です。
また45歳からは、HbA1c の値も検査していました。03年(5.5)/02年(4.7)/01年(4.9 )
03年から07年春までは、健康診断を受けていなくDataはありませんが、07年夏に2型の糖尿病と診断されました。
2003年にHbA1cが5.5とまだ糖尿病にはなっていないですが、健康診断を受けていない5年の間に悪くなったと思われます。
糖尿だとの診断時の血糖値は、270mg/dlで食パン一枚の朝食後2時間後の採血でした。
別の日の検査で空腹時血糖値が133mg/dl HbA1cが9.2 _| ̄|○
自覚症状はまったくなかったのですが、歯茎からの出血(糖尿からくる歯周病と後でわかりました)が06年あたりから出血を確認していたので、03年の空腹時が110mg/dl辺りから、糖尿病になる前兆だったのかも知れません。
この、空白の5年間の生活は、仕事の環境が変化しただけで食生活はそれほど変化がありません。
通勤して出社する形から自宅の仕事になったので、運動量が減った程度です。
自宅の仕事の自営業の方がストレスは多かったかもですが・・・(笑)
結果、OGTTではありませんが広島市の検診のデータと同じだったと思われます。
やはり、若くてもHbA1cの検査は必須にすべきと思いますね。
PS
先日書店で「わかさ」(2008年2月号)健康の雑誌があり表紙に糖尿病高血糖を薬に頼らず克服する今一番の新極意のタイトルに目が止まり、江部先生の糖質制限食よりいい方法なんてないよと思いつつパラパラめくると・・・
なんと江部先生が投稿されていたんですね・・・(笑)
思わず買っちゃいましたよ~
糖質制限食における食品の選び方早見表や冬の精選1週間メニューはとても参考になりました。
私のお勧めは、主な食品の糖質量ページで3Pにわたり、具体的な食材と糖質量が書かれていてとても参考になりました。
興味深い広島市の検診のデータを見させて頂きました。
OGTTではありませんが、私の健康診断時の空腹血糖値が糖尿病の心配のある方の参考になるかと思い書き込んでみます。
35歳から51歳までのDataです。
03年(110mg/dl)/02年(103mg/dl)/01年(99mg/dl)/00年(91mg/dl)/99年(89mg/dl)/98年(84mg/dl)
/97年(88mg/dl)/96年(92mg/dl)/95年(81mg/dl)/94年(84mg/dl)/93年(78mg/dl)/92年(93mg/dl)/91年(98mg/dl)
1991年35歳からの空腹時血糖値です。
また45歳からは、HbA1c の値も検査していました。03年(5.5)/02年(4.7)/01年(4.9 )
03年から07年春までは、健康診断を受けていなくDataはありませんが、07年夏に2型の糖尿病と診断されました。
2003年にHbA1cが5.5とまだ糖尿病にはなっていないですが、健康診断を受けていない5年の間に悪くなったと思われます。
糖尿だとの診断時の血糖値は、270mg/dlで食パン一枚の朝食後2時間後の採血でした。
別の日の検査で空腹時血糖値が133mg/dl HbA1cが9.2 _| ̄|○
自覚症状はまったくなかったのですが、歯茎からの出血(糖尿からくる歯周病と後でわかりました)が06年あたりから出血を確認していたので、03年の空腹時が110mg/dl辺りから、糖尿病になる前兆だったのかも知れません。
この、空白の5年間の生活は、仕事の環境が変化しただけで食生活はそれほど変化がありません。
通勤して出社する形から自宅の仕事になったので、運動量が減った程度です。
自宅の仕事の自営業の方がストレスは多かったかもですが・・・(笑)
結果、OGTTではありませんが広島市の検診のデータと同じだったと思われます。
やはり、若くてもHbA1cの検査は必須にすべきと思いますね。
PS
先日書店で「わかさ」(2008年2月号)健康の雑誌があり表紙に糖尿病高血糖を薬に頼らず克服する今一番の新極意のタイトルに目が止まり、江部先生の糖質制限食よりいい方法なんてないよと思いつつパラパラめくると・・・
なんと江部先生が投稿されていたんですね・・・(笑)
思わず買っちゃいましたよ~
糖質制限食における食品の選び方早見表や冬の精選1週間メニューはとても参考になりました。
私のお勧めは、主な食品の糖質量ページで3Pにわたり、具体的な食材と糖質量が書かれていてとても参考になりました。
2007/12/24(Mon) 00:25 | URL | Dash | 【編集】
この記事へのトラックバック
| ホーム |