2014年01月18日 (土)
おはようございます。
2014年1月21日(火)13:00-14:30
「糖質制限食による糖尿病の解決」
と題して、朝日カルチャーセンター京都教室において、講座の講師を務めます。
問い合わせ先は、075-231-9693
朝日カルチャーセンター京都教室です。
今回は、糖尿病に絞ってお話します。
2013年10月の米国糖尿病学会の栄養療法の声明、2013年日本腎臓病学会の糖尿病腎症のガイドラインなど、最新の情報を取り上げて解説します。
例えば、米国糖尿病学会は、糖質制限食を公式に容認しました。
そして糖尿病患者さんの血液検査データも豊富に紹介します。
同一摂取カロリーで揃えた「従来の糖尿病食 VS スーパー糖質制限食」の血糖値の日内変動データ比較は圧巻です。
食後高血糖と平均血糖変動幅に関しては、糖質制限食の圧勝で、その差は「月とスッポン」です。
糖尿病合併症を防ぐには、「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」を生じないことが必要不可欠です。
しかしながら糖質を摂取すれば、必ず「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」を生じます。
「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」を生じない、唯一の食事療法が糖質制限食なのです。
すなわち、従来の糖尿病食(高糖質食)では、糖尿病合併症を防ぐことは理論的に不可能なのです。
年間
16000人が糖尿病腎症から透析、
3000人が糖尿病網膜症から失明、
3000人が糖尿病足病変から足切断、
というのが厳しい現実なのです。
糖尿病合併症を生じさせないために、糖尿人は自衛するしかありません。
京都の糖尿人の方々、そして関西の糖尿人の方々、ご参加をお待ちしてます。
江部康二
☆☆☆
以下は、朝日カルチャーセンター京都教室のサイトの案内文です。
糖質制限食による糖尿病の解決
講師名 高雄病院理事長 江部 康二
講座内容
糖質、脂質、タンパク質のうち血糖値を上昇させるのは糖質だけ。糖質を制限すれば、即座に食後高血糖は改善します。その糖質制限食による糖尿病治療の理論と実践法を、症例も交えてわかりやすく解説します。高雄病院における糖質制限食による入院・外来治療は、画期的な成果をあげています。米国・英国の糖尿病学会もその有効性を認めています。スウェーデン社会保険庁も公的に認めています。糖質制限食は面倒なカロリー計算もなく、美味しく楽しく続けることができるのも大切なポイント。糖尿病治療や合併症予防に絶大な効果があります。『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』(東洋経済新報社)は、ロングベストセラーに。ブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」は毎日10000件のアクセスがある人気ブログです。http://koujiebe.blog95.fc2.com/
日時 2014年 1月21日 火曜 13:00-14:30
受講料 会員 2,940円 一般 3,465円
講師紹介
江部 康二(エベ コウジ)
1950年生まれ。 1974年京都大学医学部卒業。
1974年から京都大学胸部疾患研究所第一内科(現在京大呼吸器内科)にて呼吸器科を学ぶ。
1978年から高雄病院に医局長として勤務。1996年副院長就任。
2000年理事長就任。
2001年から糖質制限食に取り組む。
内科医/漢方医/(財)高雄病院理事長
2002年に自ら糖尿病であると気づいて以来、さらに糖尿病治療の研究に力を注ぎ、「糖質制限食」の体系を確立。これにより自身の糖尿病を克服。
著書
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』2005年(東洋経済新報社)
作家宮本輝氏との対談、『我ら糖尿人、元気なのにはわけがある』2009年(東洋経済新報社)
『主食をやめると健康になる』2011年(ダイヤモンド社)
『高雄病院の「糖質制限」給食』2012年(講談社)など多数。
ブログ『ドクター江部の糖尿病徒然日記http://koujiebe.blog95.fc2.com/ は、日に15000件のアクセスがあり、糖尿病のかたやそのご家族から寄せられた質問への回答や、糖尿病・糖質制限食に関する情報の発信に、日々尽力している。
2014年1月21日(火)13:00-14:30
「糖質制限食による糖尿病の解決」
と題して、朝日カルチャーセンター京都教室において、講座の講師を務めます。
問い合わせ先は、075-231-9693
朝日カルチャーセンター京都教室です。
今回は、糖尿病に絞ってお話します。
2013年10月の米国糖尿病学会の栄養療法の声明、2013年日本腎臓病学会の糖尿病腎症のガイドラインなど、最新の情報を取り上げて解説します。
例えば、米国糖尿病学会は、糖質制限食を公式に容認しました。
そして糖尿病患者さんの血液検査データも豊富に紹介します。
同一摂取カロリーで揃えた「従来の糖尿病食 VS スーパー糖質制限食」の血糖値の日内変動データ比較は圧巻です。
食後高血糖と平均血糖変動幅に関しては、糖質制限食の圧勝で、その差は「月とスッポン」です。
糖尿病合併症を防ぐには、「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」を生じないことが必要不可欠です。
しかしながら糖質を摂取すれば、必ず「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」を生じます。
「食後高血糖」と「平均血糖変動幅増大」を生じない、唯一の食事療法が糖質制限食なのです。
すなわち、従来の糖尿病食(高糖質食)では、糖尿病合併症を防ぐことは理論的に不可能なのです。
年間
16000人が糖尿病腎症から透析、
3000人が糖尿病網膜症から失明、
3000人が糖尿病足病変から足切断、
というのが厳しい現実なのです。
糖尿病合併症を生じさせないために、糖尿人は自衛するしかありません。
京都の糖尿人の方々、そして関西の糖尿人の方々、ご参加をお待ちしてます。
江部康二
☆☆☆
以下は、朝日カルチャーセンター京都教室のサイトの案内文です。
糖質制限食による糖尿病の解決
講師名 高雄病院理事長 江部 康二
講座内容
糖質、脂質、タンパク質のうち血糖値を上昇させるのは糖質だけ。糖質を制限すれば、即座に食後高血糖は改善します。その糖質制限食による糖尿病治療の理論と実践法を、症例も交えてわかりやすく解説します。高雄病院における糖質制限食による入院・外来治療は、画期的な成果をあげています。米国・英国の糖尿病学会もその有効性を認めています。スウェーデン社会保険庁も公的に認めています。糖質制限食は面倒なカロリー計算もなく、美味しく楽しく続けることができるのも大切なポイント。糖尿病治療や合併症予防に絶大な効果があります。『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』(東洋経済新報社)は、ロングベストセラーに。ブログ「ドクター江部の糖尿病徒然日記」は毎日10000件のアクセスがある人気ブログです。http://koujiebe.blog95.fc2.com/
日時 2014年 1月21日 火曜 13:00-14:30
受講料 会員 2,940円 一般 3,465円
講師紹介
江部 康二(エベ コウジ)
1950年生まれ。 1974年京都大学医学部卒業。
1974年から京都大学胸部疾患研究所第一内科(現在京大呼吸器内科)にて呼吸器科を学ぶ。
1978年から高雄病院に医局長として勤務。1996年副院長就任。
2000年理事長就任。
2001年から糖質制限食に取り組む。
内科医/漢方医/(財)高雄病院理事長
2002年に自ら糖尿病であると気づいて以来、さらに糖尿病治療の研究に力を注ぎ、「糖質制限食」の体系を確立。これにより自身の糖尿病を克服。
著書
『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』2005年(東洋経済新報社)
作家宮本輝氏との対談、『我ら糖尿人、元気なのにはわけがある』2009年(東洋経済新報社)
『主食をやめると健康になる』2011年(ダイヤモンド社)
『高雄病院の「糖質制限」給食』2012年(講談社)など多数。
ブログ『ドクター江部の糖尿病徒然日記http://koujiebe.blog95.fc2.com/ は、日に15000件のアクセスがあり、糖尿病のかたやそのご家族から寄せられた質問への回答や、糖尿病・糖質制限食に関する情報の発信に、日々尽力している。
1) 「CKD診療ガイド2012」では、改定委員に日本糖尿病学会から代表として羽田勝計氏が参加している
2) 「エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2013」では、日本糖尿病学会が査読に協力している
3) 糖尿病学会のメンバーは、蛋白質摂取量が増えるとリン摂取量が増えると言う事が多いようだ。CKD2013訂正版ではやみくもに蛋白質を制限すべきではないとしている
http://www.jsn.or.jp/guideline/pdf/CKD_evidence2013/03honbun_teisei.pdf
2) 「エビデンスに基づくCKD診療ガイドライン2013」では、日本糖尿病学会が査読に協力している
3) 糖尿病学会のメンバーは、蛋白質摂取量が増えるとリン摂取量が増えると言う事が多いようだ。CKD2013訂正版ではやみくもに蛋白質を制限すべきではないとしている
http://www.jsn.or.jp/guideline/pdf/CKD_evidence2013/03honbun_teisei.pdf
2014/01/18(Sat) 12:33 | URL | 精神科医師A | 【編集】
はじめまして。
最近、先生のブログを拝見して、興味深く読まさせていただいております。
最近、体調がすぐれずに糖尿ではないかと思い、病院でOGTT検査をしてもらったところ、糖尿病ではない(2時間後血糖値72)と言われました。
しかしながら、空腹時血糖値が正常高値なので、気をつけなければいけないと思い、糖質制限をここ3週間試しています。
そこで、質問なのですが、私は30歳頃までは太りやすい体質だったのですが(現在44歳女です)、それ以降は、164cmで、54kgくらいを保っていました。
その体重を維持するのに、間食をなるべく控え、3食をきちんと取っていました。しかし、ここ1年くらい、どうしてだか分からないのですが、この体重を維持するのに、3食と間食をしなければ、維持できなくなってきてしまっていました。
こんな状態から、糖質制限をしたので体重が急に減ってきてしまい、今現在も減り続けています。
痩せないように、糖質制限をするにはどうしたら良いでしょうか?
また、痩せている場合には糖質制限はむいていないのでしょうか?
質問ばかりで、申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。
最近、先生のブログを拝見して、興味深く読まさせていただいております。
最近、体調がすぐれずに糖尿ではないかと思い、病院でOGTT検査をしてもらったところ、糖尿病ではない(2時間後血糖値72)と言われました。
しかしながら、空腹時血糖値が正常高値なので、気をつけなければいけないと思い、糖質制限をここ3週間試しています。
そこで、質問なのですが、私は30歳頃までは太りやすい体質だったのですが(現在44歳女です)、それ以降は、164cmで、54kgくらいを保っていました。
その体重を維持するのに、間食をなるべく控え、3食をきちんと取っていました。しかし、ここ1年くらい、どうしてだか分からないのですが、この体重を維持するのに、3食と間食をしなければ、維持できなくなってきてしまっていました。
こんな状態から、糖質制限をしたので体重が急に減ってきてしまい、今現在も減り続けています。
痩せないように、糖質制限をするにはどうしたら良いでしょうか?
また、痩せている場合には糖質制限はむいていないのでしょうか?
質問ばかりで、申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。
糖質制限生活を始めて4か月が経ちました。私は人間ドッグで高血糖だったことがきっかけでスタンダードを開始。月に2、3回、食の誘惑に勝てずに食べてしまいますが、普段は先生のハンドブッグを参考に食事をしています。血糖測定器がないのでどう変化しているかは分かりませんが、例年よりも冷え性に悩まされることがないな・・・・。肌の調子がいいな・・・。と感じております。主人は肥満といういこともあり、私よりはだいぶゆるく、プチを行っていますが、81キロの体重が4か月で6キロ減りました。このまま夫婦で続けていきたいと思っています。以前からお礼のコメントやしつもんなどのコメントを送らせてもらおうと試みているのですが、なぜか送信されず、以前回答していただいたことにもお礼のコメントを送れず申し訳ありませんでした。今後も先生のブログで勉強させていただきたいと思っています。
2014/01/18(Sat) 20:32 | URL | ともっち | 【編集】
2014/01/18(Sat) 21:56 | URL | 精神科医師A | 【編集】
神奈川 よね さん
糖質制限して、脂質・蛋白質は充分量摂取しましょう。
少なくとも従来と同じカロリーは摂取しましょう。
間食として、ナッツやチーズ、糖尿病ではないので果物もいいでしょう。
痩せやすいとすれば、甲状腺機能亢進症の可能性があるので
念のために調べましょう。
糖質制限して、脂質・蛋白質は充分量摂取しましょう。
少なくとも従来と同じカロリーは摂取しましょう。
間食として、ナッツやチーズ、糖尿病ではないので果物もいいでしょう。
痩せやすいとすれば、甲状腺機能亢進症の可能性があるので
念のために調べましょう。
2014/01/19(Sun) 10:37 | URL | ドクター江部 | 【編集】
ともっち さん
拙著の御購入、ありがとうございます。
血糖自己測定器が約1/3の値段になりました。
購入もありですね。
ニプロトゥルーピコ 自己検査用グルコース測定器 ¥3500ー
ニプロトゥルーピコセンサー 自己検査用グルコースキット 1箱30枚で、¥2940ー
拙著の御購入、ありがとうございます。
血糖自己測定器が約1/3の値段になりました。
購入もありですね。
ニプロトゥルーピコ 自己検査用グルコース測定器 ¥3500ー
ニプロトゥルーピコセンサー 自己検査用グルコースキット 1箱30枚で、¥2940ー
2014/01/19(Sun) 10:45 | URL | ドクター江部 | 【編集】
精神科医師A さん
カロリー制限食(脂質制限食) VS 糖質制限食
ダイエット効果に関しては、RCT研究論文で、糖質制限食の圧勝で
すでに決着はついています。
相変わらず、旧来の常識から抜け出せない医師もいるようですね。
カロリー制限食(脂質制限食) VS 糖質制限食
ダイエット効果に関しては、RCT研究論文で、糖質制限食の圧勝で
すでに決着はついています。
相変わらず、旧来の常識から抜け出せない医師もいるようですね。
2014/01/19(Sun) 11:21 | URL | ドクター江部 | 【編集】
カロリーをしっかり取りながら、糖質制限を続けて行きたいと思います。
甲状腺機能亢進症の件も、病院で検査してみたいと思います。
ありがとうございました。
甲状腺機能亢進症の件も、病院で検査してみたいと思います。
ありがとうございました。
2014/01/19(Sun) 21:08 | URL | 神奈川 よね | 【編集】
糖質制限食に取り組み、1年半。3ヶ月に1回の血液検査では空腹時血糖値、コレステロール値も正常値となり、安心していました。しかし、一週間ほど前、右網膜動脈閉塞症を発症し、ブドウ糖負荷試験の結果から、食後高血糖の疑いが指摘されました。
ダイエットにも成功し、運動不足だったのは否定できませんが。
もう一度、精密検査に取り組むべきでしょうか?よろしくお願いいたします。
ダイエットにも成功し、運動不足だったのは否定できませんが。
もう一度、精密検査に取り組むべきでしょうか?よろしくお願いいたします。
2014/01/20(Mon) 17:10 | URL | 一人糖質制限 | 【編集】
| ホーム |