2013年12月11日 (水)
こんにちは。
あらてつさんの糖質制限ドットコムから発売されている、世界初の糖質制限ワイン専門ブランドSarmentum(サーメンタム)にCava(カバ)と Rosé (ロゼ)が加わりました。
ロゼは日本でもよく知られていますが、Cavaはあまり馴染みがありません。
糖質制限ドットコムのサイトによりますと、
Cavaは、スペインカタルーニャ州で生産されるスパークリングワインで、フランスのシャンパンと同じ製法で作られている、いわばスペイン版シャンペンです。
瓶詰めした後に瓶の中で二次発酵させるのが特徴です。最低でも9ヶ月の熟成が法律で定められています。この熟成を、ボデガ(ワイン醸造所)地下のくらいワインセラーで行うため、Cava(洞窟)の名前が付きました。
とのことです。
この二つは、10月にあらてつさんがスペインまで行って検査してきたものです。
その時の様子をあらてつさんのブログから抜粋します。
コビデス社です
カタルーニャの伝統的なタイル絵
昔のワイン造りの様子です
今は近代的な設備になっています(笑)
瓶詰めしてます
地下の倉庫で熟成させます
昔ながらのなんとも言えない雰囲気でした
コビデス社の試飲室
今回の新商品 糖質制限カバと糖質制限ロゼ
神妙な面持ちのクリストフ(笑)
検査前でやや緊張(笑)
いいカバは泡が細く立つそう
尿糖試験紙、ほとんど色が変わりませんでした
合格なので試飲です
発泡ワインは、製造の最後の段階で澱を抜き取るのですが、その際に減った分、リキュールと砂糖を足して味の調整をします。
この作業をドサージュと言うそうですが、この糖質制限カバはドサージュでリキュールや砂糖を入れておりません。
なので、味の調整が非常に難しかったそうですが、砂糖ゼロとは思えないくらい美味しく仕上がっております。
次は、糖質制限ロゼです
このロゼ、昨年コビデス社に行った際も提案してくれたのですが、尿糖試験紙が見事に緑に。
クリストフの自信作だったらしく、不合格になったことがショックだったみたいで、3月に日本に来た時も「自信があったのにテツヤがあかんゆうた」と愚痴ってました(笑)
今回はどうでしょう。
緊張の一瞬
見事に合格
全く変色しませんでした
皆で試飲
🔷CAVA (スパークリングワイン)
Sarmentum Cava Brut Nature
「スパークリングワインが飲みたいけど、糖質が多いので諦めていた」
そんな常識を覆す本格糖質制限Cavaが、Sarmentum Cava Brut Nature
スペイン、カタルーニャ州伝統のスパークリングワインCAVAが、糖質制限で
登場です。
Xarel.lo(チャレロ)、Macabeo(マカベオ)、Parellada(パレリャーダ)の三種のブドウを用い、発泡ワイン特有の爽やかな甘さとフルーティーな味わいを実現しながら、徹底して糖度を抑えました。
その結果、江部康二先生の測定検査を見事にクリア。
糖質制限食実践中でも安心して飲んでいただける、本格CAVAです。
●クリストフ氏より解説
通常のCavaは、ドサージュといって、砂糖や甘いリキュールを添加し、味わいの最終調整を行いますが、このSarmentum Cava Brut Natureは、それらを一切加えずに仕上げています。
ブドウ品種は、ペネデス原産のXarel.lo(チャレロ)、Macabeo(マカベオ)、Parellada(パレリャーダ)の三種です。
穏やかな黄金色の反射のある、青白みかかった黄色。グラスに注ぐと数珠状の輪を形成しながら上昇する泡が、程よい感じで長時間放出されます。
ボトルの中で、わずかに熟した果実や花のニュアンスを帯びた、はちみつのようなクリアンサ独特の非常に心地よい香りがします。
飲んで頂くと爽やかな後味で、口の中で大変な心地よさを演出すします。ドライな感じで始まりますが、まろやかで温かみをもった感じで終わります。
香り高く、素直に後に残るまろやかな後味がたいへん心地良いCavaです。
🔷Rosé (ロゼ)
Sarmentum Rosé
ピンク色とさわやかな味わいで女性に人気のロゼワイン。
赤ワインの渋みと深み、白ワインのフルティーな爽やかさの両方の特徴を合わせ持つワインです。
日本では甘口のイメージがありますが、ワインの本場ヨーロッパでは、赤ワインほど重くなく、白ワインよりもボリュームがあるロゼは、様々な料理に合わせられるので大人気です。
そのロゼワインを糖質制限で醸造したのが、Sarmentum Rosé
ペネデス産のTempranillo(テンプラニージョ)100%で醸造し、ほんのりと甘い口当たりながらも、糖質制限食実践中でも安心してお飲み頂ける本格ロゼに仕上がっています。
●クリストフ氏より解説
100%ペネデスのブドウ畑原産テンプラニージョを使い醸造した、透明感のある桜色がかった赤のロゼワイン。
コルクを抜けば、フルーティーな特徴を持った上質で心地よい香りが拡がります。
口に含むと、ほどよい酸味のあるフレッシュさがありながら、口当たりがまろやかで飲みやすく、エレガントかつフルーティーな後味が残ります。
テンプラニージョの果実を思わせる香りと、重厚かつ繊細な味わい、酸味と渋みがバランスよく感じられるロゼは、どのような料理にも合わせて頂けるでしょう。
さて、尿糖紙だけでは安心できませんので、私、江部康二が人体実験しました。
血糖測定結果です。
まずは、カバ。
午後7:20・・・血糖値:88mg
カバ 300ml 摂取
午後7:50・・・30分後血糖値:91mg
午後8:20・・・60分後血糖値:92mg
絶好調です(^O^)
次にロゼ
午後7:20 血糖値:96mg
スペインロゼ 200ml 摂取
午後8:20 血糖値:91mg
大成功です\(^o^)/
あらてつさん、クリスマスに合わせてローストビーフも販売しています。
よくいろいろと考えるなと感心しますね(^_^;)
ともあれ、これまでスパークリングワインやロゼは、糖質が多くて諦めていた糖尿人も多かったと思います。
このサーメンタム・カバとサーメンタム・ロゼなら、安心して飲むことができますので、ブログ読者の糖質セイゲニストの皆さん、今年のクリスマスに是非おすすめします(^O^)
サーメンタム ロゼ&カバ
http://www.toushitsuseigen.com/products/detail81.html
糖質制限 ローストビーフ
http://www.toushitsuseigen.com/products/detail78.html
江部康二
あらてつさんの糖質制限ドットコムから発売されている、世界初の糖質制限ワイン専門ブランドSarmentum(サーメンタム)にCava(カバ)と Rosé (ロゼ)が加わりました。
ロゼは日本でもよく知られていますが、Cavaはあまり馴染みがありません。
糖質制限ドットコムのサイトによりますと、
Cavaは、スペインカタルーニャ州で生産されるスパークリングワインで、フランスのシャンパンと同じ製法で作られている、いわばスペイン版シャンペンです。
瓶詰めした後に瓶の中で二次発酵させるのが特徴です。最低でも9ヶ月の熟成が法律で定められています。この熟成を、ボデガ(ワイン醸造所)地下のくらいワインセラーで行うため、Cava(洞窟)の名前が付きました。
とのことです。
この二つは、10月にあらてつさんがスペインまで行って検査してきたものです。
その時の様子をあらてつさんのブログから抜粋します。
コビデス社です
カタルーニャの伝統的なタイル絵
昔のワイン造りの様子です
今は近代的な設備になっています(笑)
瓶詰めしてます
地下の倉庫で熟成させます
昔ながらのなんとも言えない雰囲気でした
コビデス社の試飲室
今回の新商品 糖質制限カバと糖質制限ロゼ
神妙な面持ちのクリストフ(笑)
検査前でやや緊張(笑)
いいカバは泡が細く立つそう
尿糖試験紙、ほとんど色が変わりませんでした
合格なので試飲です
発泡ワインは、製造の最後の段階で澱を抜き取るのですが、その際に減った分、リキュールと砂糖を足して味の調整をします。
この作業をドサージュと言うそうですが、この糖質制限カバはドサージュでリキュールや砂糖を入れておりません。
なので、味の調整が非常に難しかったそうですが、砂糖ゼロとは思えないくらい美味しく仕上がっております。
次は、糖質制限ロゼです
このロゼ、昨年コビデス社に行った際も提案してくれたのですが、尿糖試験紙が見事に緑に。
クリストフの自信作だったらしく、不合格になったことがショックだったみたいで、3月に日本に来た時も「自信があったのにテツヤがあかんゆうた」と愚痴ってました(笑)
今回はどうでしょう。
緊張の一瞬
見事に合格
全く変色しませんでした
皆で試飲
🔷CAVA (スパークリングワイン)
Sarmentum Cava Brut Nature
「スパークリングワインが飲みたいけど、糖質が多いので諦めていた」
そんな常識を覆す本格糖質制限Cavaが、Sarmentum Cava Brut Nature
スペイン、カタルーニャ州伝統のスパークリングワインCAVAが、糖質制限で
登場です。
Xarel.lo(チャレロ)、Macabeo(マカベオ)、Parellada(パレリャーダ)の三種のブドウを用い、発泡ワイン特有の爽やかな甘さとフルーティーな味わいを実現しながら、徹底して糖度を抑えました。
その結果、江部康二先生の測定検査を見事にクリア。
糖質制限食実践中でも安心して飲んでいただける、本格CAVAです。
●クリストフ氏より解説
通常のCavaは、ドサージュといって、砂糖や甘いリキュールを添加し、味わいの最終調整を行いますが、このSarmentum Cava Brut Natureは、それらを一切加えずに仕上げています。
ブドウ品種は、ペネデス原産のXarel.lo(チャレロ)、Macabeo(マカベオ)、Parellada(パレリャーダ)の三種です。
穏やかな黄金色の反射のある、青白みかかった黄色。グラスに注ぐと数珠状の輪を形成しながら上昇する泡が、程よい感じで長時間放出されます。
ボトルの中で、わずかに熟した果実や花のニュアンスを帯びた、はちみつのようなクリアンサ独特の非常に心地よい香りがします。
飲んで頂くと爽やかな後味で、口の中で大変な心地よさを演出すします。ドライな感じで始まりますが、まろやかで温かみをもった感じで終わります。
香り高く、素直に後に残るまろやかな後味がたいへん心地良いCavaです。
🔷Rosé (ロゼ)
Sarmentum Rosé
ピンク色とさわやかな味わいで女性に人気のロゼワイン。
赤ワインの渋みと深み、白ワインのフルティーな爽やかさの両方の特徴を合わせ持つワインです。
日本では甘口のイメージがありますが、ワインの本場ヨーロッパでは、赤ワインほど重くなく、白ワインよりもボリュームがあるロゼは、様々な料理に合わせられるので大人気です。
そのロゼワインを糖質制限で醸造したのが、Sarmentum Rosé
ペネデス産のTempranillo(テンプラニージョ)100%で醸造し、ほんのりと甘い口当たりながらも、糖質制限食実践中でも安心してお飲み頂ける本格ロゼに仕上がっています。
●クリストフ氏より解説
100%ペネデスのブドウ畑原産テンプラニージョを使い醸造した、透明感のある桜色がかった赤のロゼワイン。
コルクを抜けば、フルーティーな特徴を持った上質で心地よい香りが拡がります。
口に含むと、ほどよい酸味のあるフレッシュさがありながら、口当たりがまろやかで飲みやすく、エレガントかつフルーティーな後味が残ります。
テンプラニージョの果実を思わせる香りと、重厚かつ繊細な味わい、酸味と渋みがバランスよく感じられるロゼは、どのような料理にも合わせて頂けるでしょう。
さて、尿糖紙だけでは安心できませんので、私、江部康二が人体実験しました。
血糖測定結果です。
まずは、カバ。
午後7:20・・・血糖値:88mg
カバ 300ml 摂取
午後7:50・・・30分後血糖値:91mg
午後8:20・・・60分後血糖値:92mg
絶好調です(^O^)
次にロゼ
午後7:20 血糖値:96mg
スペインロゼ 200ml 摂取
午後8:20 血糖値:91mg
大成功です\(^o^)/
あらてつさん、クリスマスに合わせてローストビーフも販売しています。
よくいろいろと考えるなと感心しますね(^_^;)
ともあれ、これまでスパークリングワインやロゼは、糖質が多くて諦めていた糖尿人も多かったと思います。
このサーメンタム・カバとサーメンタム・ロゼなら、安心して飲むことができますので、ブログ読者の糖質セイゲニストの皆さん、今年のクリスマスに是非おすすめします(^O^)
サーメンタム ロゼ&カバ
http://www.toushitsuseigen.com/products/detail81.html
糖質制限 ローストビーフ
http://www.toushitsuseigen.com/products/detail78.html
江部康二
こんにちは。
忙しい中申し訳ありません。
昨夜激しい膵臓の痛みで悪寒がし救急車でとうとう運ばれてしまいました
糖尿病1型のゆみです
今月のHbA1cが6.1になってしまい…この4年間で初めてのワースト更新。
母が今年始めに脳卒中で倒れ介護と仕事の毎日でずっとストレスや疲れから血糖値が乱高下していたせいと思います
昨夜運ばれた病院で
嫌なのに点滴を打たれてしまいました(泣)
案の定。
空腹時の血糖値が150を越えてしまいました。
何か対策はないですか?
何日かすれば下がってくるでしょうか?
忙しい中申し訳ありません。
昨夜激しい膵臓の痛みで悪寒がし救急車でとうとう運ばれてしまいました
糖尿病1型のゆみです
今月のHbA1cが6.1になってしまい…この4年間で初めてのワースト更新。
母が今年始めに脳卒中で倒れ介護と仕事の毎日でずっとストレスや疲れから血糖値が乱高下していたせいと思います
昨夜運ばれた病院で
嫌なのに点滴を打たれてしまいました(泣)
案の定。
空腹時の血糖値が150を越えてしまいました。
何か対策はないですか?
何日かすれば下がってくるでしょうか?
2013/12/11(Wed) 12:22 | URL | ゆみ | 【編集】
ゆみ さん
ブドウ糖の含まれていない点滴は、
生理的食塩水、ラクテックなどです。
主治医とご相談ください。
ブドウ糖の含まれていない点滴は、
生理的食塩水、ラクテックなどです。
主治医とご相談ください。
2013/12/11(Wed) 14:53 | URL | ドクター江部 | 【編集】
こちらのブログを見て私も糖質オフシリーズのソースや調味料、ラーメンやうどんそばなど色々買いました!
一番のお気に入りは焼き肉のタレとぽん酢です!
前回の質問で分からなかったのですが、私は現在IgA腎症という病気の治療でステロイドを服用していますが、副作用で食後高血糖になっています。
eGFR54、Cre0.94です。
朝は糖質の1.2~1.5倍くらいの上昇です。(パン食)
昼と夜が野菜や肉、魚、卵、豆腐などの糖質の少ない物で、20gまでの制限で2~3倍くらいの上昇です。
私の目標指数は1時間後、1時間半後、2時間後、2時間半後、3時間後と、どんな感じなら良いのでしょう?
1時間後で190とかで2時間後110くらいに下がるよりも、徐々に下がり3~4時間後に110くらいに下がる方が良いのでしょうか?
ガリガリに痩せてしまい困ってるので運動やウォーキングなどしないで、じっとしてた方が良いのでしょうか?
一番のお気に入りは焼き肉のタレとぽん酢です!
前回の質問で分からなかったのですが、私は現在IgA腎症という病気の治療でステロイドを服用していますが、副作用で食後高血糖になっています。
eGFR54、Cre0.94です。
朝は糖質の1.2~1.5倍くらいの上昇です。(パン食)
昼と夜が野菜や肉、魚、卵、豆腐などの糖質の少ない物で、20gまでの制限で2~3倍くらいの上昇です。
私の目標指数は1時間後、1時間半後、2時間後、2時間半後、3時間後と、どんな感じなら良いのでしょう?
1時間後で190とかで2時間後110くらいに下がるよりも、徐々に下がり3~4時間後に110くらいに下がる方が良いのでしょうか?
ガリガリに痩せてしまい困ってるので運動やウォーキングなどしないで、じっとしてた方が良いのでしょうか?
2013/12/12(Thu) 15:37 | URL | セロリ | 【編集】
セロリさん
空腹時血糖値:110mg未満
食後1時間血糖値:180mg未満
食後2時間血糖値:140mg未満
が目標です。
脂質、蛋白質はしっかり摂取して、摂取カロリーを増やして、体重を標準にしましょう。
激しい運動は必要ないですが、体は普通に動かすのがいいと思います。
空腹時血糖値:110mg未満
食後1時間血糖値:180mg未満
食後2時間血糖値:140mg未満
が目標です。
脂質、蛋白質はしっかり摂取して、摂取カロリーを増やして、体重を標準にしましょう。
激しい運動は必要ないですが、体は普通に動かすのがいいと思います。
2013/12/12(Thu) 20:33 | URL | ドクター江部 | 【編集】
1日グラス2杯以上のワインを飲んだ女性は2型DMリスクが37%減少
2013/12/11
三和 護=日経メディカル別冊
フランスNutrition Hormones and Women's HealthのA. Vilier氏
1日グラス2杯以上のワインを飲んだ女性は、飲まなかった女性に比べて2型糖尿病(DM)発症リスクが37%減少したことが示された。ワイン摂取量と2型糖尿病リスクとの関係を追ったコホート試験、French E3N cohortの結果、明らかになった。フランスNutrition Hormones and Women's HealthのA. Vilier氏らが、12月2~6日にメルボルンで開催された世界糖尿病会議2013(IDF-WDC2013)で報告した。
対象は、French E3N cohortの計6万6485人の女性。14年間に渡り糖尿病発症について追跡し、ベースラインでのワイン摂取と2型糖尿病リスク間のハザード比を、多変数Cox回帰モデルを用いて求めた。
その結果、追跡期間中に1372人が2型DMを発症した。ワイン摂取量と2型糖尿病リスクとの間には、負の関係が観察された(P<0.0001)。より詳細にみていくと、1日に2杯以上のワインを飲んでいた女性はまったく飲まない女性に比べて、発症リスクが37%減少していた。ワインの生涯摂取量を考えると、10-15歳で定期的にワインを飲み始めた女性は、生涯飲まなかった女性に比べて、成人になってからの2型糖尿病のリスクが低いという結果だった。他の種類のアルコール消費で補正しても、結果は同様のままだった。
この結果から演者らは、長年に渡って定期的にワインを飲んでいることが、2型糖尿病発症リスクの抑制に関与している可能性があるとまとめた。
2013/12/11
三和 護=日経メディカル別冊
フランスNutrition Hormones and Women's HealthのA. Vilier氏
1日グラス2杯以上のワインを飲んだ女性は、飲まなかった女性に比べて2型糖尿病(DM)発症リスクが37%減少したことが示された。ワイン摂取量と2型糖尿病リスクとの関係を追ったコホート試験、French E3N cohortの結果、明らかになった。フランスNutrition Hormones and Women's HealthのA. Vilier氏らが、12月2~6日にメルボルンで開催された世界糖尿病会議2013(IDF-WDC2013)で報告した。
対象は、French E3N cohortの計6万6485人の女性。14年間に渡り糖尿病発症について追跡し、ベースラインでのワイン摂取と2型糖尿病リスク間のハザード比を、多変数Cox回帰モデルを用いて求めた。
その結果、追跡期間中に1372人が2型DMを発症した。ワイン摂取量と2型糖尿病リスクとの間には、負の関係が観察された(P<0.0001)。より詳細にみていくと、1日に2杯以上のワインを飲んでいた女性はまったく飲まない女性に比べて、発症リスクが37%減少していた。ワインの生涯摂取量を考えると、10-15歳で定期的にワインを飲み始めた女性は、生涯飲まなかった女性に比べて、成人になってからの2型糖尿病のリスクが低いという結果だった。他の種類のアルコール消費で補正しても、結果は同様のままだった。
この結果から演者らは、長年に渡って定期的にワインを飲んでいることが、2型糖尿病発症リスクの抑制に関与している可能性があるとまとめた。
長谷川 さん
情報をありがとうございます。
私にも
『日経メディカル Online』
から記事が届いていて、記事にしようかと思っています。
情報をありがとうございます。
私にも
『日経メディカル Online』
から記事が届いていて、記事にしようかと思っています。
2013/12/13(Fri) 17:56 | URL | ドクター江部 | 【編集】
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