2013年03月27日 (水)
こんばんは。
久しぶりにコレステロールについて考察してみます。
人体はタンパク質、脂質、無機質、水分等の主要成分により構成されています。
その中で、脳は脂質に富み、ヒト脳の乾燥重量の65%が脂質です。
脳脂質の半分がリン脂質、コレステロールが1/4、糖脂質が1/4です。
コレステロールは、生体のあらゆる細胞膜の構築に必須の物質であり、肝臓で合成し腸肝循環によって制御・調節されています。
このように、コレステロールは、人体にとって必要不可欠な、重要な構成成分の一つです。
ヒトだけではなく、約2億2500万年前に哺乳類が誕生して以来、生命現象の根幹をなす細胞膜などの原料として一貫して利用されてきたのです。
そのため血清コレステロール値は、摂取された食物のコレステロールが少ない場合は肝臓での合成が高まり、一方、摂取コレステロールが多い場合は、肝臓での合成が徐々に減少して、一定量を必ず確保するよう調整しています。
食事中のコレステロール摂取量に対する血清コレステロールの上昇には、個人差が結構あります。
例えば玄米菜食の実践により「コレステロールを食事からあまりとらない食生活」だったとすれば、肝臓でのコレステロール合成能力はかなり高まっています。
この時、糖質制限食で食事からコレステロールがたくさん入ってきたら、「肝臓のコレステロール合成増強+食事からのコレステロールの増加」となりますので、普通の食事だった人よりは、血清コレステロールが高値となりやすいです。
この場合、基準値だったコレステロール値が、総コレステロールで300mg超え、LDLコレステロールで200mg超えに
一旦上昇します。
しかし一旦上昇したコレステロールも、肝臓が徐々にコレステロール産生を調整するので、1年、2年単位で基準値に落ち着いてきます。
もともと卵とかコレステロールを多く含むものをよく食べていた人は、糖質制限食を実践しても血清コレステロール値はあまり変化ないと思います。
このように糖質制限食開始前の食生活において、コレステロールをどの程度摂取していたかで、開始後のコレステロール値が、かなり影響を受ける可能性があります。
なお、「総コレステロール高値と心筋梗塞は無関係」というエビデンスが蓄積したので、2007年4月の日本動脈硬化学会のガイドライン以降は、総コレステロール値は「脂質異常症」の診断基準から外れました。
従いまして、コレステロールに関して、動脈硬化のリスク要因として問題となるのは、HDLコレステロールが低値の人とLDLコレステロールが高値の人です。
2010年後半、日本脂質栄養学会と日本動脈硬化学会の間で、コレステロール論争が持ち上がったのは記憶に新しいところです。
日本動脈硬化学会が2007年に作成したガイドラインは、基本的に「コレステロールは低ければ低いほど良い」という立場です。
これに対して、日本脂質栄養学会は「コレステロールは高い方が長生き」というガイドラインを2010年に作成し、論争を挑みました。
2013年現在、論争に決着がついたとは言えませんが、私は脂質栄養学会の主張のほうに、一貫性と整合性があると思います。
長い進化の過程を経て、哺乳類・人類の生命活動の根幹をなすコレステロールが少々増えたからといって、人体に悪いと言うことは、基本的には考えにくいことでした。
しかし過去、疫学的研究で「LDL-コレステロール高値→心筋梗塞」というエビデンスが蓄積されたかに見えていました。
ところが、製薬会社との癒着研究の問題もあり、特に2004年以降、再検討が必要と考えられるようになってきました。
欧米で「利益相反」や「製薬企業によるエビデンスの不正」が問題となって、2004年以降、治験や医学論文に対して科学的厳密さがより強く要求されるようになりました。
その結果、2006年以降に発表されたコレステロール低下薬に関する無作為化対照試験(RCT)である、ASPEN(16)、ENHANCE(17)、SEAS(18)、GISS-HF(19)、 CORONA(20)、AURORA(21)などでは、スタチンによりLDL-Cは下がりましたが、心血管系イベントや総死亡には効果が無いと報告されるようになりました。
日本動脈硬化学会の「コレステロールは低ければ低いほど良い」という立場が、大きく揺らいでいるのが欧米の現状です。
糖質制限食実践後の検査データ
1 血糖値はリアルタイムに改善します。
2 スーパー糖質制限食なら、HbA1cは月に、1~2%改善します。
3 中性脂肪も速やかに改善します。
4 HDL-コレステロールは増加します。増加しますが、増加の程度と速度に個人差があります。
5 LDL-コレステロールは低下・不変・上昇と個人差があります。
上昇した人も、半年~1年くらいで落ち着くことが多いですが、個人差があります。
6 総コレステロールは、低下・不変・上昇と個人差があります。
上昇した人も半年~1年くらいで落ち着くことが多いですが個人差があります。
7 尿酸も低下・不変・上昇と個人差があります。
上昇した人も、半年~1年くらいで落ち着くことが多いですが、個人差があります。
8 尿素窒素はやや増加傾向になる人が多いですが、そのうち落ちつくことが多いです。
9 クレアチニンは不変です。
10 カリウムも不変のことが多いです。
11 血中ケトン体は現行の基準値より高値となりますが、生理的なものです。
12 尿中ケトン体は当初3ヶ月~半年は陽性になりますが、その後陰性化することが多いです。
しかし、ケトン食レベルの厳格な糖質制限食だと、尿中ケトン体は常に陽性です。
13 脂肪肝に付随する、GPTやγGTP高値も改善します。
☆☆☆
<コレステロールの真実>
コレステロールは、とかく悪者にされがちですが、実は、細胞膜や男性ホルモン、女性ホルモンなどの原料として人体に必要不可欠な大切な物質です。
一般にLDLコレステロールは悪玉でHDLコレステロールは善玉という言い方をしますが、これも正確ではありません。
正常サイズのLDLは、中に約40%のコレステロールを含んでおり、それを末梢組織に運ぶ真っ当な役割を果たしています。
HDLは末梢組織の細胞で余ったコレステロールを回収して肝臓に運んでいます。
即ち、LDLもHDLも人体に必要なものであり、日々良い仕事をしており逆に少なすぎたら困るわけです。(*)
実際、2005年に日本動脈硬化学会で報告された、青森県立保健大の嵯峨井勝教授の調査や日本循環器学会で報告された北海道大学の佐久間一郎氏の分析では、「総コレステロール高値と心筋梗塞は無関係」という結果がでています。
これらの成果により、2007年4月の日本動脈硬化学会のガイドラインで、総コレステロールは遂に「脂質異常症」の診断基準から外れました。
コレステロールに関して、動脈硬化のリスク要因として問題となるのは、HDLコレステロールが低値の人とLDLコレステロールが高値の人です。
そしてLDLコレステロールの中で、本当に問題となるのは小粒子LDLコレステロール(小さくて高密度のLDL)と酸化LDLコレステロールです。
小粒子LDLは、真の悪玉である酸化LDLに変化しやすく危険な存在です。
酸化LDLは血液中で異物と見なされて大食細胞という免疫系の細胞に取り込まれていき、血管内皮細胞内でコレステロールを蓄積させ動脈硬化を起こし心筋梗塞のリスクとなります。
酸化していない普通のLDLは、異物ではないので血管内皮に障害を起こしません。
中性脂肪が多くて、HDLコレステロールが少ない人は小粒子LDLがたくさんある可能性が高いので要注意です。 (*_*)
HDLコレステロールが多くて、中性脂肪が少ない人は小粒子LDLコレステロールと酸化LDLコレステロールは少ないので安全です。
糖質制限食実践中の人は、HDLコレステロールが多くて、中性脂肪が少ないですね。 (^_^)
江部康二
(*)
LDLやHDLは、リポタンパク質と呼ばれています。
コレステロールや中性脂肪は、脂質で水に溶けません。
それで、脂質の周りをタンパク質で覆って、血液中に溶け込みやすいようにします。
このタンパク質のことをアポタンパクといいます。
アポタンパクで覆われた脂質がリポタンパク質です。
リポタンパク質は、脂質を載せて血液中を移動する乗り物といえます。
久しぶりにコレステロールについて考察してみます。
人体はタンパク質、脂質、無機質、水分等の主要成分により構成されています。
その中で、脳は脂質に富み、ヒト脳の乾燥重量の65%が脂質です。
脳脂質の半分がリン脂質、コレステロールが1/4、糖脂質が1/4です。
コレステロールは、生体のあらゆる細胞膜の構築に必須の物質であり、肝臓で合成し腸肝循環によって制御・調節されています。
このように、コレステロールは、人体にとって必要不可欠な、重要な構成成分の一つです。
ヒトだけではなく、約2億2500万年前に哺乳類が誕生して以来、生命現象の根幹をなす細胞膜などの原料として一貫して利用されてきたのです。
そのため血清コレステロール値は、摂取された食物のコレステロールが少ない場合は肝臓での合成が高まり、一方、摂取コレステロールが多い場合は、肝臓での合成が徐々に減少して、一定量を必ず確保するよう調整しています。
食事中のコレステロール摂取量に対する血清コレステロールの上昇には、個人差が結構あります。
例えば玄米菜食の実践により「コレステロールを食事からあまりとらない食生活」だったとすれば、肝臓でのコレステロール合成能力はかなり高まっています。
この時、糖質制限食で食事からコレステロールがたくさん入ってきたら、「肝臓のコレステロール合成増強+食事からのコレステロールの増加」となりますので、普通の食事だった人よりは、血清コレステロールが高値となりやすいです。
この場合、基準値だったコレステロール値が、総コレステロールで300mg超え、LDLコレステロールで200mg超えに
一旦上昇します。
しかし一旦上昇したコレステロールも、肝臓が徐々にコレステロール産生を調整するので、1年、2年単位で基準値に落ち着いてきます。
もともと卵とかコレステロールを多く含むものをよく食べていた人は、糖質制限食を実践しても血清コレステロール値はあまり変化ないと思います。
このように糖質制限食開始前の食生活において、コレステロールをどの程度摂取していたかで、開始後のコレステロール値が、かなり影響を受ける可能性があります。
なお、「総コレステロール高値と心筋梗塞は無関係」というエビデンスが蓄積したので、2007年4月の日本動脈硬化学会のガイドライン以降は、総コレステロール値は「脂質異常症」の診断基準から外れました。
従いまして、コレステロールに関して、動脈硬化のリスク要因として問題となるのは、HDLコレステロールが低値の人とLDLコレステロールが高値の人です。
2010年後半、日本脂質栄養学会と日本動脈硬化学会の間で、コレステロール論争が持ち上がったのは記憶に新しいところです。
日本動脈硬化学会が2007年に作成したガイドラインは、基本的に「コレステロールは低ければ低いほど良い」という立場です。
これに対して、日本脂質栄養学会は「コレステロールは高い方が長生き」というガイドラインを2010年に作成し、論争を挑みました。
2013年現在、論争に決着がついたとは言えませんが、私は脂質栄養学会の主張のほうに、一貫性と整合性があると思います。
長い進化の過程を経て、哺乳類・人類の生命活動の根幹をなすコレステロールが少々増えたからといって、人体に悪いと言うことは、基本的には考えにくいことでした。
しかし過去、疫学的研究で「LDL-コレステロール高値→心筋梗塞」というエビデンスが蓄積されたかに見えていました。
ところが、製薬会社との癒着研究の問題もあり、特に2004年以降、再検討が必要と考えられるようになってきました。
欧米で「利益相反」や「製薬企業によるエビデンスの不正」が問題となって、2004年以降、治験や医学論文に対して科学的厳密さがより強く要求されるようになりました。
その結果、2006年以降に発表されたコレステロール低下薬に関する無作為化対照試験(RCT)である、ASPEN(16)、ENHANCE(17)、SEAS(18)、GISS-HF(19)、 CORONA(20)、AURORA(21)などでは、スタチンによりLDL-Cは下がりましたが、心血管系イベントや総死亡には効果が無いと報告されるようになりました。
日本動脈硬化学会の「コレステロールは低ければ低いほど良い」という立場が、大きく揺らいでいるのが欧米の現状です。
糖質制限食実践後の検査データ
1 血糖値はリアルタイムに改善します。
2 スーパー糖質制限食なら、HbA1cは月に、1~2%改善します。
3 中性脂肪も速やかに改善します。
4 HDL-コレステロールは増加します。増加しますが、増加の程度と速度に個人差があります。
5 LDL-コレステロールは低下・不変・上昇と個人差があります。
上昇した人も、半年~1年くらいで落ち着くことが多いですが、個人差があります。
6 総コレステロールは、低下・不変・上昇と個人差があります。
上昇した人も半年~1年くらいで落ち着くことが多いですが個人差があります。
7 尿酸も低下・不変・上昇と個人差があります。
上昇した人も、半年~1年くらいで落ち着くことが多いですが、個人差があります。
8 尿素窒素はやや増加傾向になる人が多いですが、そのうち落ちつくことが多いです。
9 クレアチニンは不変です。
10 カリウムも不変のことが多いです。
11 血中ケトン体は現行の基準値より高値となりますが、生理的なものです。
12 尿中ケトン体は当初3ヶ月~半年は陽性になりますが、その後陰性化することが多いです。
しかし、ケトン食レベルの厳格な糖質制限食だと、尿中ケトン体は常に陽性です。
13 脂肪肝に付随する、GPTやγGTP高値も改善します。
☆☆☆
<コレステロールの真実>
コレステロールは、とかく悪者にされがちですが、実は、細胞膜や男性ホルモン、女性ホルモンなどの原料として人体に必要不可欠な大切な物質です。
一般にLDLコレステロールは悪玉でHDLコレステロールは善玉という言い方をしますが、これも正確ではありません。
正常サイズのLDLは、中に約40%のコレステロールを含んでおり、それを末梢組織に運ぶ真っ当な役割を果たしています。
HDLは末梢組織の細胞で余ったコレステロールを回収して肝臓に運んでいます。
即ち、LDLもHDLも人体に必要なものであり、日々良い仕事をしており逆に少なすぎたら困るわけです。(*)
実際、2005年に日本動脈硬化学会で報告された、青森県立保健大の嵯峨井勝教授の調査や日本循環器学会で報告された北海道大学の佐久間一郎氏の分析では、「総コレステロール高値と心筋梗塞は無関係」という結果がでています。
これらの成果により、2007年4月の日本動脈硬化学会のガイドラインで、総コレステロールは遂に「脂質異常症」の診断基準から外れました。
コレステロールに関して、動脈硬化のリスク要因として問題となるのは、HDLコレステロールが低値の人とLDLコレステロールが高値の人です。
そしてLDLコレステロールの中で、本当に問題となるのは小粒子LDLコレステロール(小さくて高密度のLDL)と酸化LDLコレステロールです。
小粒子LDLは、真の悪玉である酸化LDLに変化しやすく危険な存在です。
酸化LDLは血液中で異物と見なされて大食細胞という免疫系の細胞に取り込まれていき、血管内皮細胞内でコレステロールを蓄積させ動脈硬化を起こし心筋梗塞のリスクとなります。
酸化していない普通のLDLは、異物ではないので血管内皮に障害を起こしません。
中性脂肪が多くて、HDLコレステロールが少ない人は小粒子LDLがたくさんある可能性が高いので要注意です。 (*_*)
HDLコレステロールが多くて、中性脂肪が少ない人は小粒子LDLコレステロールと酸化LDLコレステロールは少ないので安全です。
糖質制限食実践中の人は、HDLコレステロールが多くて、中性脂肪が少ないですね。 (^_^)
江部康二
(*)
LDLやHDLは、リポタンパク質と呼ばれています。
コレステロールや中性脂肪は、脂質で水に溶けません。
それで、脂質の周りをタンパク質で覆って、血液中に溶け込みやすいようにします。
このタンパク質のことをアポタンパクといいます。
アポタンパクで覆われた脂質がリポタンパク質です。
リポタンパク質は、脂質を載せて血液中を移動する乗り物といえます。
たまたま公休で、ミヤネ屋をみていました。
もっと世間が糖質制限に興味を持ってくれたらと思うばかりです。
もっと世間が糖質制限に興味を持ってくれたらと思うばかりです。
2013/03/27(Wed) 23:58 | URL | ましろ | 【編集】
非常に悩み、ネットで調べていたら、先生のページにたどりついたので、お忙しいと思いますが、よろしくお願いします。
私は30歳女です。祖母が糖尿病です。ついこの間なにげなく受けた血液検査で食後1時間くらいで血糖値が201でした。驚いて、総合病院に行き、ブドウ糖負荷検査をしたら、血糖値が空腹時92で30分後が178で60分後が173で120分後が139でした。
SRLという、インスリンの値は空腹時3.74で、30分後が34.0で、120分後が50.0でした。
糖尿病ですか?もしくは境界型ですか?
その時の医師には大丈夫だけど食事には気をつけてね。としか言われなくて、その時は大丈夫なんだ!と思ったのですが、後から色々と考えて不安になりました。
私は大丈夫でしょうか。
どうかよろしくお願いします。
私は30歳女です。祖母が糖尿病です。ついこの間なにげなく受けた血液検査で食後1時間くらいで血糖値が201でした。驚いて、総合病院に行き、ブドウ糖負荷検査をしたら、血糖値が空腹時92で30分後が178で60分後が173で120分後が139でした。
SRLという、インスリンの値は空腹時3.74で、30分後が34.0で、120分後が50.0でした。
糖尿病ですか?もしくは境界型ですか?
その時の医師には大丈夫だけど食事には気をつけてね。としか言われなくて、その時は大丈夫なんだ!と思ったのですが、後から色々と考えて不安になりました。
私は大丈夫でしょうか。
どうかよろしくお願いします。
2013/03/27(Wed) 23:59 | URL | 真理 | 【編集】
真理 さん。
ブドウ糖負荷試験のデータは、正常型です。
しかし120分が139mgなのでギリギリの正常型ですね。
140mgなら境界型です。
ゆるめでもいいので、糖質を減らして将来の糖尿病発症を予防するのが無難ですね。
ブドウ糖負荷試験のデータは、正常型です。
しかし120分が139mgなのでギリギリの正常型ですね。
140mgなら境界型です。
ゆるめでもいいので、糖質を減らして将来の糖尿病発症を予防するのが無難ですね。
2013/03/28(Thu) 08:10 | URL | ドクター江部 | 【編集】
スーパー糖質制限食継続中です。
HDLコレステロール 115(← 高過ぎのコメント><
LDLコレステロール 79
中性脂肪 52
HbA1c(JDS) 5.0
血糖値 103(食後2.5時間。ヨーグルト500g)
BMI 22
血圧 120/76
卵は 2個/日 食べてますし、バター、チーズ、豚肉は何も気にせず食べています。
脂質関係は、糖質制限食前とは打って変わって健康そのものになりました。
江部先生、ありがとうございます!
HDLコレステロール 115(← 高過ぎのコメント><
LDLコレステロール 79
中性脂肪 52
HbA1c(JDS) 5.0
血糖値 103(食後2.5時間。ヨーグルト500g)
BMI 22
血圧 120/76
卵は 2個/日 食べてますし、バター、チーズ、豚肉は何も気にせず食べています。
脂質関係は、糖質制限食前とは打って変わって健康そのものになりました。
江部先生、ありがとうございます!
2013/03/28(Thu) 08:30 | URL | らこ | 【編集】
らこ さん
HDLコレステロールが高いと発ガンリスクと心筋梗塞のリスクが減ります。
大変素晴らしいデータですよ。
HDLコレステロールが高いと発ガンリスクと心筋梗塞のリスクが減ります。
大変素晴らしいデータですよ。
2013/03/28(Thu) 16:45 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生こんばんわ。
3月28日日経夕刊、らいふプラスの日経実力病院調査で糖尿病治療の実力病院が報告されています。
残念ながら高雄病院ははいっていません。大学、国立や公立などの有名病院、57病院が名を連ねています。
正確には数えていませんが、2万件ほどの診療実績が調査されています。
本文の記載されている内容は、食事のとり方の指導(内容は明記されていないが、糖質過多のカロリ-制限食と推定)、運動方法、薬物治療のことばかり。
「糖尿病はいったん発症すると治すことが難しく一生つきあう病気だ」と洗脳され苦しくて無益な、いやむしろ有害なカロリ-制限食、過度な運動を強いられ、それでもやがて人工透析など合併症へと進んでいく多くの患者の実態がうかがい見えます。
これは悲劇としかいいようがありません。
血糖値を上げるのは糖質だけ、糖質制限食の効果の話はどこにもでてきません。
しかし、これが日本の糖尿病治療の現実です。
江部先生の尽力にもかかわらず、その恩恵に浴することができているのは、本ブログ読者や先生の著書読者、ほんの一部の患者に過ぎないということがよくわかります。
天動説が地動説にかわるには膨大な時間と労力がかかりました。
先生の粘り強い活動で一人でも多くの患者が救われることを願う次第です。
名古屋・h
3月28日日経夕刊、らいふプラスの日経実力病院調査で糖尿病治療の実力病院が報告されています。
残念ながら高雄病院ははいっていません。大学、国立や公立などの有名病院、57病院が名を連ねています。
正確には数えていませんが、2万件ほどの診療実績が調査されています。
本文の記載されている内容は、食事のとり方の指導(内容は明記されていないが、糖質過多のカロリ-制限食と推定)、運動方法、薬物治療のことばかり。
「糖尿病はいったん発症すると治すことが難しく一生つきあう病気だ」と洗脳され苦しくて無益な、いやむしろ有害なカロリ-制限食、過度な運動を強いられ、それでもやがて人工透析など合併症へと進んでいく多くの患者の実態がうかがい見えます。
これは悲劇としかいいようがありません。
血糖値を上げるのは糖質だけ、糖質制限食の効果の話はどこにもでてきません。
しかし、これが日本の糖尿病治療の現実です。
江部先生の尽力にもかかわらず、その恩恵に浴することができているのは、本ブログ読者や先生の著書読者、ほんの一部の患者に過ぎないということがよくわかります。
天動説が地動説にかわるには膨大な時間と労力がかかりました。
先生の粘り強い活動で一人でも多くの患者が救われることを願う次第です。
名古屋・h
強力スタチン療法”でCKD非合併例の急性腎障害入院が増加 2013.3/26
200万人以上の新規使用者対象のコホート内症例対照研究
カナダ・ブリティッシュコロンビア大学のColin R. Dormuth氏らは,スタチンの新規使用者200万人以上を含む公的データベースの後ろ向き観察研究(コホート内症例対照研究)を行ったところ,慢性腎臓病(CKD)がない場合,強力スタチン療法は通常のスタチン療法と比べ,開始後少なくとも2年間にわたって急性腎障害による入院を有意に増加させていたことを明らかにした(BMJ 2012年3月20日オンライン版)。特に開始から120日以内の強力スタチン療法でリスク上昇が顕著だった。
http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/1303/1303066.html
*********************
私も、脂質栄養学会の見解を支持します。
200万人以上の新規使用者対象のコホート内症例対照研究
カナダ・ブリティッシュコロンビア大学のColin R. Dormuth氏らは,スタチンの新規使用者200万人以上を含む公的データベースの後ろ向き観察研究(コホート内症例対照研究)を行ったところ,慢性腎臓病(CKD)がない場合,強力スタチン療法は通常のスタチン療法と比べ,開始後少なくとも2年間にわたって急性腎障害による入院を有意に増加させていたことを明らかにした(BMJ 2012年3月20日オンライン版)。特に開始から120日以内の強力スタチン療法でリスク上昇が顕著だった。
http://mtpro.medical-tribune.co.jp/mtpronews/1303/1303066.html
*********************
私も、脂質栄養学会の見解を支持します。
こんばんは!
昨日、厚労大臣と官邸に要望の手紙を出しました。
読んでくださるといいのですが。
私も以前からモン吉様と同じく政治機関などにメールやFAXを送ってましたが、最近は手紙も書きます。何となく効果的(印象に残る)かな、と思いまして。
なお、手紙には、江部先生のお名前と、2012.12.11の江部先生ブログ、スウェーデン在住の雪ん子様のコメントからスウェーデンのLCHFについて引用させていただきました。
激増する糖尿病と、日本糖尿病学会の推奨するカロリー制限食では、長期には糖尿病の進行を防ぐことが出来ずに合併症を招き、結果、社会保障費が増加する(と、強調)。
江部先生がよく仰る、糖質制限食が医療機関で治療の選択肢のひとつとして提示されないのはおかしい。
日本糖尿病学会が初の公式コメントとして、今の時点で糖質制限食を推奨出来ない、とする根拠が明らかでなく、参考にした海外の論文もエビデンスレベルの低いものであり、きちんと国内調査もしない、おおよそ科学的ではないこと。
しかしこれを受けて糖質制限実行する患者さんに反対する医師が出たり、ますます相談することがためらわれたりするかもしれない。
これについて厚労省は何もコメントがないということは、国として日本糖尿病学会と同意見ということなのか。
一日も早く、厚労省の呼びかけで大規模な調査と研究を行って欲しい。
(日本は米を主食とする食文化なので、問題も多いと思うけど、とも)
書きたいことがもっとたくさんありましたが、抑えて(笑)、また今後も続けます。
まだあちこちに出しますねー。
(私を診てくれるお医者さんは、糖尿病専門医でありながら「カーボカウント」も知りません;;)
昨日、厚労大臣と官邸に要望の手紙を出しました。
読んでくださるといいのですが。
私も以前からモン吉様と同じく政治機関などにメールやFAXを送ってましたが、最近は手紙も書きます。何となく効果的(印象に残る)かな、と思いまして。
なお、手紙には、江部先生のお名前と、2012.12.11の江部先生ブログ、スウェーデン在住の雪ん子様のコメントからスウェーデンのLCHFについて引用させていただきました。
激増する糖尿病と、日本糖尿病学会の推奨するカロリー制限食では、長期には糖尿病の進行を防ぐことが出来ずに合併症を招き、結果、社会保障費が増加する(と、強調)。
江部先生がよく仰る、糖質制限食が医療機関で治療の選択肢のひとつとして提示されないのはおかしい。
日本糖尿病学会が初の公式コメントとして、今の時点で糖質制限食を推奨出来ない、とする根拠が明らかでなく、参考にした海外の論文もエビデンスレベルの低いものであり、きちんと国内調査もしない、おおよそ科学的ではないこと。
しかしこれを受けて糖質制限実行する患者さんに反対する医師が出たり、ますます相談することがためらわれたりするかもしれない。
これについて厚労省は何もコメントがないということは、国として日本糖尿病学会と同意見ということなのか。
一日も早く、厚労省の呼びかけで大規模な調査と研究を行って欲しい。
(日本は米を主食とする食文化なので、問題も多いと思うけど、とも)
書きたいことがもっとたくさんありましたが、抑えて(笑)、また今後も続けます。
まだあちこちに出しますねー。
(私を診てくれるお医者さんは、糖尿病専門医でありながら「カーボカウント」も知りません;;)
2013/03/28(Thu) 21:09 | URL | もんたろ | 【編集】
桐山氏の著書から江部先生が提唱されるこのダイエットを知り、10キロ以上のダイエットに成功いたしました。心身両面で好調でして、まずはお礼を申しあげます。このダイエットの効果、良さについては、桐山氏の著作のレビューに記させていただきました。恐縮ながら、リンクを貼付させていただきますのでご参照いただければ幸いです。http://www.amazon.co.jp/review/R2J2WGK30B7Q9L/ref=cm_cr_rdp_perm
現在、さらに、かつ緩やかに体重は減少をし続けております。健康への意識付けの契機を頂いたことについて本当に感謝しております。拙いお礼で申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。また、経過については(さらに良くなることを想定しておりますが)、ご報告させて頂けたらと考えております。
現在、さらに、かつ緩やかに体重は減少をし続けております。健康への意識付けの契機を頂いたことについて本当に感謝しております。拙いお礼で申し訳ございませんが、よろしくお願いいたします。また、経過については(さらに良くなることを想定しておりますが)、ご報告させて頂けたらと考えております。
2013/03/28(Thu) 21:56 | URL | meiwajr | 【編集】
お忙しい中、返答ありがとうございました!
先生のブログを読みながら、色々勉強してみます。
将来糖尿病にならない為にも、先生のおっしゃる通りにゆるめに糖質制限をしてみたいです。
本当にありがとうございました。
今後もブログなど拝見し、ご活躍を応援しております。
先生のブログを読みながら、色々勉強してみます。
将来糖尿病にならない為にも、先生のおっしゃる通りにゆるめに糖質制限をしてみたいです。
本当にありがとうございました。
今後もブログなど拝見し、ご活躍を応援しております。
2013/03/28(Thu) 22:29 | URL | 真理 | 【編集】
>HDLコレステロールが高いと発ガンリスクと心筋梗塞のリスクが減ります。
母親が糖尿病から、狭心症(今考えると心筋梗塞?)から癌発症で死に至っているので、本当に心強い励ましです。
今も焼酎呑みながら、スーパー糖質制限食続けております。これからもご指導ご鞭撻下さいますようよろしくお願い申し上げます(ペコッ
母親が糖尿病から、狭心症(今考えると心筋梗塞?)から癌発症で死に至っているので、本当に心強い励ましです。
今も焼酎呑みながら、スーパー糖質制限食続けております。これからもご指導ご鞭撻下さいますようよろしくお願い申し上げます(ペコッ
2013/03/28(Thu) 23:04 | URL | らこ | 【編集】
去年12月のアメリカのCBNニュース ケトン食によるがん治療の和訳を見つけました。治療法なしの余命3ヶ月と宣告されて、失うものは何も無いからとケトンダイエットにトライして生還された人が紹介されています。
http://merx.me/archives/31221
<無料で副作用がなく、他の一般的ガン治療と併行できる新たなガン治療法>
この中でコレステロールについても
<心臓専門医スティーブン・シナトラ博士に尋ねると
答えは、
“絶対になりません。”
シナトラ博士は本当の原因として、
“心臓病はあまりにも多くの炭水化物を食べることから来ている。”
と話す>
http://merx.me/archives/31221
<無料で副作用がなく、他の一般的ガン治療と併行できる新たなガン治療法>
この中でコレステロールについても
<心臓専門医スティーブン・シナトラ博士に尋ねると
答えは、
“絶対になりません。”
シナトラ博士は本当の原因として、
“心臓病はあまりにも多くの炭水化物を食べることから来ている。”
と話す>
和訳全文読みました。糖質制限食実行者の励みになります。
2013/03/29(Fri) 09:23 | URL | らこ | 【編集】
sgym さん
糖質制限食 in 埼玉
ご参加ありがとうございます。
ご提案の件、検討してみます。
糖質制限食 in 埼玉
ご参加ありがとうございます。
ご提案の件、検討してみます。
2013/03/29(Fri) 17:45 | URL | ドクター江部 | 【編集】
名古屋・h さん。
糖尿病学会そのものには、もはや期待はしていません。
草の根的に、糖質制限食を浸透させて、糖尿病患者さんを救済して行きたいと思います。
糖尿病学会は、
「糖質だけが血糖値を上昇させる。カロリー制限食では酸化ストレス最大のリスクである食後高血糖と平均血糖変動幅増大は防げない。」ということを、このまま糖尿病患者さんに説明せずに、隠蔽し続けるなら
将来、透析や失明に陥った患者さん達からの集団訴訟を覚悟しておいたほうがいいでしょうね。
糖尿病学会そのものには、もはや期待はしていません。
草の根的に、糖質制限食を浸透させて、糖尿病患者さんを救済して行きたいと思います。
糖尿病学会は、
「糖質だけが血糖値を上昇させる。カロリー制限食では酸化ストレス最大のリスクである食後高血糖と平均血糖変動幅増大は防げない。」ということを、このまま糖尿病患者さんに説明せずに、隠蔽し続けるなら
将来、透析や失明に陥った患者さん達からの集団訴訟を覚悟しておいたほうがいいでしょうね。
2013/03/29(Fri) 17:52 | URL | ドクター江部 | 【編集】
わんわん さん。
情報をありがとうございます。
私も MT Pro からのメールで見ました。
近いうちに記事にしたいと思います。
情報をありがとうございます。
私も MT Pro からのメールで見ました。
近いうちに記事にしたいと思います。
2013/03/29(Fri) 17:54 | URL | ドクター江部 | 【編集】
もんたろ さん。
ご苦労様です。
(私を診てくれるお医者さんは、糖尿病専門医でありながら「カーボカウント」も知りません;;)
これは、いくら何でも不勉強ですね。
ご苦労様です。
(私を診てくれるお医者さんは、糖尿病専門医でありながら「カーボカウント」も知りません;;)
これは、いくら何でも不勉強ですね。
2013/03/29(Fri) 17:56 | URL | ドクター江部 | 【編集】
meiwajr さん
ダイエット成功、良かったですね。
ダイエット成功、良かったですね。
2013/03/29(Fri) 17:59 | URL | ドクター江部 | 【編集】
まぬーか さん
とても興味深い情報をありがとうございます。
記事にしたいと思います。
とても興味深い情報をありがとうございます。
記事にしたいと思います。
2013/03/29(Fri) 18:02 | URL | ドクター江部 | 【編集】
久しぶりに先生のブログを拝見しています。
今年に入り、糖質制限食の栄養指導を受けています。何故かというと、HDL-cho100前後、LDL-cho55前後というバランスです。内科の医師は素晴らしいデータだと誉めてくれますが、食べても太れず疲れやすく悩んでいました。たまたま、肩こり首こりで受診した整形外科の医師が糖質制限食の実践者で、LDL-choが低すぎるのは良くないと、栄養指導していただけることになりました。
さて本題です。学生時代、生化学で筋肉を動かすエネルギーはATPだが、その濃度は5mMにすぎない。そこで、高エネルギー貯蔵体であるクレアチンリン酸からクレアチンキナーゼの作用によりATP取り出す、と習いました。
クレアチンリン酸のもとはアミノ酸です。と言うことは、タンパク質って、飢餓時の糖新生だけでなく、日常的にエネルギー源となっているわけですよね?タンパク質はクリーンなエネルギー源ではないという人もいますが、違うのですね。
先生の拡げた糖質制限食は本当に理にかなっていると改めて敬服しました。
今年に入り、糖質制限食の栄養指導を受けています。何故かというと、HDL-cho100前後、LDL-cho55前後というバランスです。内科の医師は素晴らしいデータだと誉めてくれますが、食べても太れず疲れやすく悩んでいました。たまたま、肩こり首こりで受診した整形外科の医師が糖質制限食の実践者で、LDL-choが低すぎるのは良くないと、栄養指導していただけることになりました。
さて本題です。学生時代、生化学で筋肉を動かすエネルギーはATPだが、その濃度は5mMにすぎない。そこで、高エネルギー貯蔵体であるクレアチンリン酸からクレアチンキナーゼの作用によりATP取り出す、と習いました。
クレアチンリン酸のもとはアミノ酸です。と言うことは、タンパク質って、飢餓時の糖新生だけでなく、日常的にエネルギー源となっているわけですよね?タンパク質はクリーンなエネルギー源ではないという人もいますが、違うのですね。
先生の拡げた糖質制限食は本当に理にかなっていると改めて敬服しました。
2013/03/30(Sat) 11:14 | URL | 薬剤師 | 【編集】
カナダの水晶 さん。
拙著の御購入ありがとうございます。
CPKとかが正常でも筋肉痛があるのなら、
Rosuvastatinは中止した方がいいと思います。
血液検査で、クレアチニン値が基準値より高値なら、糖質制限食の適応となりませんが、
血液検査で腎機能正常なら、大丈夫と思います。
2013年03月24日 (日) の本ブログ記事
「日本腎臓病学会編CKD診療ガイド2012。タンパク質制限は?」
をご参照ください。
拙著の御購入ありがとうございます。
CPKとかが正常でも筋肉痛があるのなら、
Rosuvastatinは中止した方がいいと思います。
血液検査で、クレアチニン値が基準値より高値なら、糖質制限食の適応となりませんが、
血液検査で腎機能正常なら、大丈夫と思います。
2013年03月24日 (日) の本ブログ記事
「日本腎臓病学会編CKD診療ガイド2012。タンパク質制限は?」
をご参照ください。
2013/03/30(Sat) 17:11 | URL | ドクター江部 | 【編集】
先生はじめまして。東海地方に在住の者です。
3年前から食事前の血糖値が200を優に超えており、
健康診断でいつも通院の指摘を受けておりました。
今回漸く重い腰を上げ、2月に総合病院で検査をして頂きました。
結果は、
LDLコレステロール 141
中性脂肪 199
血糖値 317
hA1c 10.5
インスリン 26.5
でした。
そして、糖質を食さない生活を1ヶ月
アマリール1mを食後に一錠継続し
今月検査をした結果
LDLコレステロール 106
中性脂肪 49
血糖値 113
hA1c 7.6
インスリン 6.7
の結果となりました。
同時にパナジウム水を一日1リットル摂取していましたが
体重もやせて、さほどお米、パンを頂きたいとは思わなくなりました。
これからも、しばらくは糖質制限食を実践したいと存じます。
有難うございました。
3年前から食事前の血糖値が200を優に超えており、
健康診断でいつも通院の指摘を受けておりました。
今回漸く重い腰を上げ、2月に総合病院で検査をして頂きました。
結果は、
LDLコレステロール 141
中性脂肪 199
血糖値 317
hA1c 10.5
インスリン 26.5
でした。
そして、糖質を食さない生活を1ヶ月
アマリール1mを食後に一錠継続し
今月検査をした結果
LDLコレステロール 106
中性脂肪 49
血糖値 113
hA1c 7.6
インスリン 6.7
の結果となりました。
同時にパナジウム水を一日1リットル摂取していましたが
体重もやせて、さほどお米、パンを頂きたいとは思わなくなりました。
これからも、しばらくは糖質制限食を実践したいと存じます。
有難うございました。
2013/03/30(Sat) 17:28 | URL | FALF | 【編集】
薬剤師 さん。
ご指摘通りクレアチンはアミノ酸です。
<筋肉で> クレアチン + ATP → クレアチンリン酸 + ADP
↑クレアチンキナーゼ
(この反応は筋肉組織にてATP濃度が高い休息時などに行われるようです。)
最高強度の運動の時は、即エネルギ-源が必要なので、筋肉細胞はまず自前で貯蔵していたATPを使います。
しかし、このATPは1~2秒でなくなるので、直後にクレアチンリン酸を利用してADP(ATPの分解産物)からATPを再合成します。
2011年12月13日 (火) の本ブログ記事
「運動とエネルギー源」
2011年04月30日 (土) の本ブログ記事
「タンパク質代謝」
2010年03月19日 (金) の本ブログ記事
「糖質制限食と糖新生・2010年3月」
もご参照ください。
ご指摘通りクレアチンはアミノ酸です。
<筋肉で> クレアチン + ATP → クレアチンリン酸 + ADP
↑クレアチンキナーゼ
(この反応は筋肉組織にてATP濃度が高い休息時などに行われるようです。)
最高強度の運動の時は、即エネルギ-源が必要なので、筋肉細胞はまず自前で貯蔵していたATPを使います。
しかし、このATPは1~2秒でなくなるので、直後にクレアチンリン酸を利用してADP(ATPの分解産物)からATPを再合成します。
2011年12月13日 (火) の本ブログ記事
「運動とエネルギー源」
2011年04月30日 (土) の本ブログ記事
「タンパク質代謝」
2010年03月19日 (金) の本ブログ記事
「糖質制限食と糖新生・2010年3月」
もご参照ください。
2013/03/30(Sat) 17:32 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生、いつも精力的にご活躍される中、お役立ち情報満載のブログ発信を何年も続けられ、ただただ脱帽しておりました。この度は、ご多忙中ですのに、私へのご返信までいただきまして本当にありがとうございました。
主治医にロスバスタチンはやめさせてもらいます。ネットで色々調べると、私の症状はイグザレルトの副作用のようでもありますので、週明けに担当医に連絡します。
いずれにせよ、糖質制限食を実践し続けられる体調であることを祈るばかりです。
11月のクレアチニンは0.6でしたが、今から血液検査を受けに出かけてきます。ありがとうございました。
主治医にロスバスタチンはやめさせてもらいます。ネットで色々調べると、私の症状はイグザレルトの副作用のようでもありますので、週明けに担当医に連絡します。
いずれにせよ、糖質制限食を実践し続けられる体調であることを祈るばかりです。
11月のクレアチニンは0.6でしたが、今から血液検査を受けに出かけてきます。ありがとうございました。
FALF さん
データの改善、良かったです。
アマリール1mg → 0.5mg → 中止
の方向で主治医と相談されたら如何でしょう。
データの改善、良かったです。
アマリール1mg → 0.5mg → 中止
の方向で主治医と相談されたら如何でしょう。
2013/03/31(Sun) 08:33 | URL | ドクター江部 | 【編集】
先生、有難うございます。
初めて糖尿病治療のお薬を服用し1ヶ月。
今回の処方ではアマリールは0.5mgとなりました。
これまでの1ヶ月はオリーブオイルとグレープシードオイルをたくさん食事にて戴きましたが、コレステロール値が改善されていました。
心より感謝申し上げます。
初めて糖尿病治療のお薬を服用し1ヶ月。
今回の処方ではアマリールは0.5mgとなりました。
これまでの1ヶ月はオリーブオイルとグレープシードオイルをたくさん食事にて戴きましたが、コレステロール値が改善されていました。
心より感謝申し上げます。
2013/03/31(Sun) 16:29 | URL | FALF | 【編集】
江部先生はじめまして。
今年1月の中旬に会社の健康診断で
HbA1c(JDS) 10.7%
朝食前空腹時血糖値 370mg/dl
で緊急入院となり、一月が終わるまで入院してインシュリンとメトグルコ、セイブルで集中治療を行っていました。退院する頃にはインシュリンはやめられたのですが、入院中にWEBでいろいろと勉強している中に江部先生のブログを発見し本も取り寄せて、退院後は糖質制限食を実践しました。入院した大学系の病院でも炭水化物は全体の60%として全体のカロリーを1400kcalまで制限してくださいと言われましたが、そこは右から左に受け流しました。その退院1ヶ月後と2ヶ月後血液を測定してもらった状況がよかったのでご報告したいと思います。
退院1ヶ月後 HbA1c(JDS) 7.3%
空腹時血糖値 89mg/dl
HDL 70mg/dl
LDL 141mg/dl
中性脂肪 57mg/dl
退院2ヶ月後 HbA1c(JDS) 5.7%
空腹時血糖値 86mg/dl
HDL 58mg/dl
LDL 150mg/dl
中性脂肪 71mg/dl
病院の先生は「良すぎておかしい」と首を傾げていました。ただLDLが高めなので注意は受けましたが。1ヶ月後よりも2ヶ月後のコレステロール値が悪いのは誤差範囲か、花粉症でウォーキングを3週間ほどサボっていたからかな?と思っていますがどんなもんでしょうか?LDLも基準以内(139mg/dl以内)までさがってくれれば言うことはないのですが(笑)
それでも2ヶ月でHbA1cが5%も下がったのは糖質制限色のおかげだと思っていますし、ストレスも少なく食事もお酒(毎日糖質0発泡酒350ml×2本とウィスキーダブルぐらい・・飲み過ぎですね)も楽しんでいます。
血糖値を自分ではかって、食後血糖値も140mg/dl以上にならないように、またお酒を飲んでも低血糖値にならないようにコントロールしているので精神的にも安心です。セイブルとメトグルコはまだ服用していますがこれもいずれなくなりそうです。本当にありがとうございました。お礼と報告まで。
今年1月の中旬に会社の健康診断で
HbA1c(JDS) 10.7%
朝食前空腹時血糖値 370mg/dl
で緊急入院となり、一月が終わるまで入院してインシュリンとメトグルコ、セイブルで集中治療を行っていました。退院する頃にはインシュリンはやめられたのですが、入院中にWEBでいろいろと勉強している中に江部先生のブログを発見し本も取り寄せて、退院後は糖質制限食を実践しました。入院した大学系の病院でも炭水化物は全体の60%として全体のカロリーを1400kcalまで制限してくださいと言われましたが、そこは右から左に受け流しました。その退院1ヶ月後と2ヶ月後血液を測定してもらった状況がよかったのでご報告したいと思います。
退院1ヶ月後 HbA1c(JDS) 7.3%
空腹時血糖値 89mg/dl
HDL 70mg/dl
LDL 141mg/dl
中性脂肪 57mg/dl
退院2ヶ月後 HbA1c(JDS) 5.7%
空腹時血糖値 86mg/dl
HDL 58mg/dl
LDL 150mg/dl
中性脂肪 71mg/dl
病院の先生は「良すぎておかしい」と首を傾げていました。ただLDLが高めなので注意は受けましたが。1ヶ月後よりも2ヶ月後のコレステロール値が悪いのは誤差範囲か、花粉症でウォーキングを3週間ほどサボっていたからかな?と思っていますがどんなもんでしょうか?LDLも基準以内(139mg/dl以内)までさがってくれれば言うことはないのですが(笑)
それでも2ヶ月でHbA1cが5%も下がったのは糖質制限色のおかげだと思っていますし、ストレスも少なく食事もお酒(毎日糖質0発泡酒350ml×2本とウィスキーダブルぐらい・・飲み過ぎですね)も楽しんでいます。
血糖値を自分ではかって、食後血糖値も140mg/dl以上にならないように、またお酒を飲んでも低血糖値にならないようにコントロールしているので精神的にも安心です。セイブルとメトグルコはまだ服用していますがこれもいずれなくなりそうです。本当にありがとうございました。お礼と報告まで。
2013/04/01(Mon) 18:26 | URL | 双子のパパ | 【編集】
双子のパパ さん。
拙著のご購入、ありがとうございます。
データ改善、素晴らしいですね。
スーパー糖質制限食なら、メトグルコとセイブルも必要ないと思います。
主治医とご相談ください。
LDLコレステロールも、スーパー糖質制限食を継続するとほとんどの場合基準値になります。
拙著のご購入、ありがとうございます。
データ改善、素晴らしいですね。
スーパー糖質制限食なら、メトグルコとセイブルも必要ないと思います。
主治医とご相談ください。
LDLコレステロールも、スーパー糖質制限食を継続するとほとんどの場合基準値になります。
2013/04/01(Mon) 20:01 | URL | ドクター江部 | 【編集】
はじめまして。
昨年の9月から糖質制限をしています。4月までの4年間は向精神薬を飲んでいました。飲み始めてからLDLと中性脂肪があがりました。
今年の結果
中性脂肪52
HDL71
LDL304
GOT14
GPT12
r-GTP15
空腹時血糖93
HA1c(NGSP)5.7
LDLとHA1cが高いのですが、薬の服用が終わり糖質制限をし始めて中性脂肪は下がったので安心しているのですが、LDLもこのまま続けると下がるのでしょうか?
昨年の9月から糖質制限をしています。4月までの4年間は向精神薬を飲んでいました。飲み始めてからLDLと中性脂肪があがりました。
今年の結果
中性脂肪52
HDL71
LDL304
GOT14
GPT12
r-GTP15
空腹時血糖93
HA1c(NGSP)5.7
LDLとHA1cが高いのですが、薬の服用が終わり糖質制限をし始めて中性脂肪は下がったので安心しているのですが、LDLもこのまま続けると下がるのでしょうか?
Yuko さん
LDLは、段々基準値になっていきます。
気になれば、しばらくゼチーアの内服もよいと思います。
LDLは、段々基準値になっていきます。
気になれば、しばらくゼチーアの内服もよいと思います。
2014/01/29(Wed) 20:56 | URL | ドクター江部 | 【編集】
始めまして、宜しくお願い致します。
1月の人間ドックで、他の臓器の異常はないのですが、T-ChoとLDLのみが異常値、その原因が解りません。
ご指導いただきたく投稿させていただきました。
女性・64歳・身長161㎝・体重53㎏です。
1月の人間ドックでは
T-Cho 270
LDL 181
HDL 85
TG 58
血圧 122ー74
血糖値 92㎎/dl HbAlc 5.3%
1か月半後に再検査
T-Cho 252
LDL 181
HDL 70
TG 87
頸動脈エコー 総頸動脈 左右0.8mm
Bulbus 左右0.9mm
内頸動脈 左右0.8mm
ケーキなど菓子類を控え、週1回のテニスを2回、週2回8000歩の徒歩、と運動を増やしたものの、LDLは変わらず、かえってHDLは下がりTGがアップしました。
病院での栄養士の指示は
・一日2食→3食
・運動を空腹時→食後
・フルーツの摂取を夜→朝
・おやつを控える
いろいろ疑問に思い情報を得るべく検索して、このブログに辿り着きました。
閉経後、年々T-ChoとLDLの数値は右肩上がり、この3年間のLDLは175・156・151でしたが、今年のドックは正月後もあってか181と大幅アップです。
元々脂っこいものは苦手、夕食は一日おきに魚と肉、野菜多く、バランスのよい食事を摂取しているつもりです。
おやつを毎日いただくのがいけないのでしょうか(お饅頭1個、せんべい2枚など)
・LDLのみ高値の原因は何なのか
・下げるにはどのような食事療法をすればいいのか
・この年齢、他の数値正常ならLDL181でもいいのか
ご教示いただけると大変助かります。
宜しくお願い致します。
1月の人間ドックで、他の臓器の異常はないのですが、T-ChoとLDLのみが異常値、その原因が解りません。
ご指導いただきたく投稿させていただきました。
女性・64歳・身長161㎝・体重53㎏です。
1月の人間ドックでは
T-Cho 270
LDL 181
HDL 85
TG 58
血圧 122ー74
血糖値 92㎎/dl HbAlc 5.3%
1か月半後に再検査
T-Cho 252
LDL 181
HDL 70
TG 87
頸動脈エコー 総頸動脈 左右0.8mm
Bulbus 左右0.9mm
内頸動脈 左右0.8mm
ケーキなど菓子類を控え、週1回のテニスを2回、週2回8000歩の徒歩、と運動を増やしたものの、LDLは変わらず、かえってHDLは下がりTGがアップしました。
病院での栄養士の指示は
・一日2食→3食
・運動を空腹時→食後
・フルーツの摂取を夜→朝
・おやつを控える
いろいろ疑問に思い情報を得るべく検索して、このブログに辿り着きました。
閉経後、年々T-ChoとLDLの数値は右肩上がり、この3年間のLDLは175・156・151でしたが、今年のドックは正月後もあってか181と大幅アップです。
元々脂っこいものは苦手、夕食は一日おきに魚と肉、野菜多く、バランスのよい食事を摂取しているつもりです。
おやつを毎日いただくのがいけないのでしょうか(お饅頭1個、せんべい2枚など)
・LDLのみ高値の原因は何なのか
・下げるにはどのような食事療法をすればいいのか
・この年齢、他の数値正常ならLDL181でもいいのか
ご教示いただけると大変助かります。
宜しくお願い致します。
2014/03/11(Tue) 00:42 | URL | mamacalcio | 【編集】
mamacalcio さん
女性ホルモンや細胞膜の原料となるのはコレステロールです。
閉経後の女性がコレステロール高値となるのは、自然な経過であり病気ではありません。
60才以上は、コレステロールが高いほど長生きという脂質栄養学会の見解もあります。
今のままで問題ないと思います。
本ブログの扉ページの「コレステロール」の項もご参照ください。
女性ホルモンや細胞膜の原料となるのはコレステロールです。
閉経後の女性がコレステロール高値となるのは、自然な経過であり病気ではありません。
60才以上は、コレステロールが高いほど長生きという脂質栄養学会の見解もあります。
今のままで問題ないと思います。
本ブログの扉ページの「コレステロール」の項もご参照ください。
2014/03/11(Tue) 09:52 | URL | ドクター江部 | 【編集】
お忙しい中、早速お返事をいただき感謝!感謝!です。
「今のままで問題ない」にホッといたしました。
病院の医師、栄養士の指示は何なんだろう。
古い知識で、また製薬会社・厚生省などの思惑通りに診断されては、患者は辻褄の合わない状態に迷うばかりです。
患者自身が賢くなり新しい情報を得て勉強せねばと、このブログを拝見して益々強くしました。
先生の著書を読み勉強いたします。
「今のままで問題ない」にホッといたしました。
病院の医師、栄養士の指示は何なんだろう。
古い知識で、また製薬会社・厚生省などの思惑通りに診断されては、患者は辻褄の合わない状態に迷うばかりです。
患者自身が賢くなり新しい情報を得て勉強せねばと、このブログを拝見して益々強くしました。
先生の著書を読み勉強いたします。
2014/03/11(Tue) 10:27 | URL | mamacalcio | 【編集】
いつも糖質制限ついての事を読ませて頂いております。
質問をさせて頂きたいんですが、宜しくお願いします。
今日健康診断でヘモグロビンa1cが6,1総コレステロールが302と言う値でした。
糖質制限を始めて、約1年ぐらいです。
3ヶ月前の血液検査では、正常範囲内だったと思いますがこれってどうなんでしょうか?
僕は、どうって事は無いと思いますが、妻がこれを下げる薬を飲んだほうが良いと言います。
困っています。宜しくお願いします。
質問をさせて頂きたいんですが、宜しくお願いします。
今日健康診断でヘモグロビンa1cが6,1総コレステロールが302と言う値でした。
糖質制限を始めて、約1年ぐらいです。
3ヶ月前の血液検査では、正常範囲内だったと思いますがこれってどうなんでしょうか?
僕は、どうって事は無いと思いますが、妻がこれを下げる薬を飲んだほうが良いと言います。
困っています。宜しくお願いします。
2016/08/29(Mon) 19:58 | URL | 杉村和幸 | 【編集】
杉村和幸 さん
HDLコレステロールが正常多めで
中性脂肪が正常なら、
LDLコレステロールも善玉が多いので動脈硬化の心配はないです。
HDLコレステロールが少なくて
中性脂肪が多いと、
小粒子LDLコレステロールや酸化LDLコレステロールといった悪玉が増加するので、動脈硬化のリスクとなります。
HDLコレステロールが正常多めで
中性脂肪が正常なら、
LDLコレステロールも善玉が多いので動脈硬化の心配はないです。
HDLコレステロールが少なくて
中性脂肪が多いと、
小粒子LDLコレステロールや酸化LDLコレステロールといった悪玉が増加するので、動脈硬化のリスクとなります。
2016/08/30(Tue) 07:53 | URL | ドクター江部 | 【編集】
江部先生始めまして。
いつもブログで勉強させていただいています。
糖質制限を始めて約1年少しになりますが、スタンダードであったりスーパーであったりといったところです。
この夏の健康診断で、先生が常々おっしゃっている通りの結果でした。
身長167センチ、体重52キロ
総コレステロール 374
中性脂肪 30
HDL 93
LDL 245(昨年195)
空腹時血糖 70
A1c 4.93
といった具合で、まさに中性脂肪とHDLが減りLDLが上昇しました。
ですので私としてはLDLが高くても問題ないとおもっているのですが、
ただ、LDLの上昇が昨年に比べプラス50で、かなり上昇しています。原因として思い当たるのは、ここ半年ほど筋肉をつけたいと筋トレをし、プロテインのサプリを飲み、食事も肉や魚を中心にかなりの高タンパク食を取り続けています。やはりこれが原因でしょうか?高タンパク食をやめたほうがいいのでしょうか?LDLが多少高くても問題ないと以前書いておられましたが、どの程度までなら大丈夫なのでしょうか?
それから当然基準値よりかなりオーバーしていますので医師に行くように指導されています。
医師に行くつもりですが、その前に先生のご意見が伺えたら幸いです。
もしお時間ありましたらお願いします。
いつもブログで勉強させていただいています。
糖質制限を始めて約1年少しになりますが、スタンダードであったりスーパーであったりといったところです。
この夏の健康診断で、先生が常々おっしゃっている通りの結果でした。
身長167センチ、体重52キロ
総コレステロール 374
中性脂肪 30
HDL 93
LDL 245(昨年195)
空腹時血糖 70
A1c 4.93
といった具合で、まさに中性脂肪とHDLが減りLDLが上昇しました。
ですので私としてはLDLが高くても問題ないとおもっているのですが、
ただ、LDLの上昇が昨年に比べプラス50で、かなり上昇しています。原因として思い当たるのは、ここ半年ほど筋肉をつけたいと筋トレをし、プロテインのサプリを飲み、食事も肉や魚を中心にかなりの高タンパク食を取り続けています。やはりこれが原因でしょうか?高タンパク食をやめたほうがいいのでしょうか?LDLが多少高くても問題ないと以前書いておられましたが、どの程度までなら大丈夫なのでしょうか?
それから当然基準値よりかなりオーバーしていますので医師に行くように指導されています。
医師に行くつもりですが、その前に先生のご意見が伺えたら幸いです。
もしお時間ありましたらお願いします。
宮本 さん
中性脂肪 30
HDL 93
LDL 245(昨年195)
HDLがしっかり高値で、中性脂肪が低めですので、LDLコレステロールも通常の大きさの善玉がほとんどです。
小粒子LDLや酸化LDLといった悪玉は少ないので心配ないと思います。
プロテインは関係ないと思います。
肝臓がコレステロール製造を調整するのには個人差があります。
半年~数年と思われます。
気になれば、ゼチーアという薬なら、スタチンに比べたら副作用が少なくて、
食物由来のコレステロールをかなり、吸収抑制してくれます。
中性脂肪 30
HDL 93
LDL 245(昨年195)
HDLがしっかり高値で、中性脂肪が低めですので、LDLコレステロールも通常の大きさの善玉がほとんどです。
小粒子LDLや酸化LDLといった悪玉は少ないので心配ないと思います。
プロテインは関係ないと思います。
肝臓がコレステロール製造を調整するのには個人差があります。
半年~数年と思われます。
気になれば、ゼチーアという薬なら、スタチンに比べたら副作用が少なくて、
食物由来のコレステロールをかなり、吸収抑制してくれます。
2016/08/30(Tue) 14:42 | URL | ドクター江部 | 【編集】
| ホーム |