2012年10月07日 (日)
こんにちは。
透析専門医の松原先生から、さらに具体的なアドバイスを頂きました。
松原先生、ありがとうございます。
江部康二
【12/10/07 松原 博
透析中の糖尿人と糖質制限食
さっそくに掲載いただき恐縮です。
透析中の糖尿人の糖質制限食を下記のように判り易く勧めています。
ご飯150g位の代わりには、同じ位のリンの量で豚肉・牛肉などで40~50g位は食べられ、脂肪のより多いものを食べればカロリーも増やせます。
カロリーを足したい折などはリン、カリウムの全く心配のないオリーヴ油を摂るようにして下さい。
などとお勧めしています。
ただ、透析中の患者さんも色々と食事を準備される状況が異なること、食費が少しかかってくるのがネックではあります。】
透析専門医の松原先生から、さらに具体的なアドバイスを頂きました。
松原先生、ありがとうございます。
江部康二
【12/10/07 松原 博
透析中の糖尿人と糖質制限食
さっそくに掲載いただき恐縮です。
透析中の糖尿人の糖質制限食を下記のように判り易く勧めています。
ご飯150g位の代わりには、同じ位のリンの量で豚肉・牛肉などで40~50g位は食べられ、脂肪のより多いものを食べればカロリーも増やせます。
カロリーを足したい折などはリン、カリウムの全く心配のないオリーヴ油を摂るようにして下さい。
などとお勧めしています。
ただ、透析中の患者さんも色々と食事を準備される状況が異なること、食費が少しかかってくるのがネックではあります。】
以下のトピックスを読んで、おれはマウス以下かと悲しくなった。(笑)
毎晩、深夜23~1時に、砂ずり、手羽元の塩焼き、厚揚げ、チーズ…などを食らい、
赤ワイン、焼酎25度190mlを規則正しく頂いているのに、体重は一定。
身長165CM、60~61KG、翌朝の胃の持たれもなし。
スッキリお目覚め。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
遅い夕食やっぱり太る…体内時計混乱、早大実験
夕食の時間が遅いなど食事の間隔が乱れていると、体内時計がずれることを、早稲田大学の柴田重信教授(薬理学)らの研究チームがマウスを使った実験で明らかにした。
人間では体内時計の混乱によって肥満や糖尿病になりやすいことが分かっており、規則的な食事が肥満予防につながるという。11日から京都市で開かれる日本肥満学会で発表する。
生物の体内時計は細胞中の時計遺伝子で制御されている。1日は24時間だが、体内時計の周期は少しずれているため、光や食事によって補正し、1日のリズムを作っている。柴田さんらはマウスに1日3回の食事を与え、腎臓と肝臓の時計遺伝子の働きを計測し、体内時計のリズムを調べた。その結果、人間の朝7時、正午、夜7時に相当する時間に食事を与えた場合は、1日で最も長い絶食時間の後にとる朝食で体内時計がリセットされることが分かった。この朝食の時間が1日の活動リズムを規定する重要な役割を果たしている。(2012年10月7日 読売新聞)
毎晩、深夜23~1時に、砂ずり、手羽元の塩焼き、厚揚げ、チーズ…などを食らい、
赤ワイン、焼酎25度190mlを規則正しく頂いているのに、体重は一定。
身長165CM、60~61KG、翌朝の胃の持たれもなし。
スッキリお目覚め。
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遅い夕食やっぱり太る…体内時計混乱、早大実験
夕食の時間が遅いなど食事の間隔が乱れていると、体内時計がずれることを、早稲田大学の柴田重信教授(薬理学)らの研究チームがマウスを使った実験で明らかにした。
人間では体内時計の混乱によって肥満や糖尿病になりやすいことが分かっており、規則的な食事が肥満予防につながるという。11日から京都市で開かれる日本肥満学会で発表する。
生物の体内時計は細胞中の時計遺伝子で制御されている。1日は24時間だが、体内時計の周期は少しずれているため、光や食事によって補正し、1日のリズムを作っている。柴田さんらはマウスに1日3回の食事を与え、腎臓と肝臓の時計遺伝子の働きを計測し、体内時計のリズムを調べた。その結果、人間の朝7時、正午、夜7時に相当する時間に食事を与えた場合は、1日で最も長い絶食時間の後にとる朝食で体内時計がリセットされることが分かった。この朝食の時間が1日の活動リズムを規定する重要な役割を果たしている。(2012年10月7日 読売新聞)
1) 埼玉県の病院です。循環器専門医の解説
www.oka-hospital.jp/byouindayoriVol32.pdf
2) 岡山県の病院。こちらはJDS専門医資格のある先生です
www.kojimach.or.jp/hitorigoto/201207_08.html
www.kojimach.or.jp/sinryo/naika.html
3) 都下の糖尿病学会評議員
www.asahina-clinic.jp/s/index.html
www.asahina-clinic.jp/aboutus.html
www.oka-hospital.jp/byouindayoriVol32.pdf
2) 岡山県の病院。こちらはJDS専門医資格のある先生です
www.kojimach.or.jp/hitorigoto/201207_08.html
www.kojimach.or.jp/sinryo/naika.html
3) 都下の糖尿病学会評議員
www.asahina-clinic.jp/s/index.html
www.asahina-clinic.jp/aboutus.html
2012/10/07(Sun) 23:06 | URL | 精神科医師A | 【編集】
糖質制限食は、高タンパク高脂質食となるため透析患者ではどうしても高リン血症にになってしまいます。
ただでさえ透析患者は低栄養なので、透析前にしっかり高タンパクの食事を摂取する!そして、できれば長時間透析で毒素を抜くのがベストな方法だと思います。(しかし、長時間透析は施設にもよりますし、患者も透析による拘束時間が長くなるので、かなりのストレスを伴いますが・・・)
間食(菓子類など)は、どうしてもリンを上げやすいので、当院では間食用にリン吸着剤を処方してもらうようにDrにお願いしてます。
また、リン吸着剤ですが、食直前・食直後での内服薬がほとんどですが、食事中の内服でも可能であると、薬剤師に確認済みです。食直前・食直後のどちらの内服でも効果はあまり変わらないそうです。
ご参考にしていただけたら幸いです。
ただでさえ透析患者は低栄養なので、透析前にしっかり高タンパクの食事を摂取する!そして、できれば長時間透析で毒素を抜くのがベストな方法だと思います。(しかし、長時間透析は施設にもよりますし、患者も透析による拘束時間が長くなるので、かなりのストレスを伴いますが・・・)
間食(菓子類など)は、どうしてもリンを上げやすいので、当院では間食用にリン吸着剤を処方してもらうようにDrにお願いしてます。
また、リン吸着剤ですが、食直前・食直後での内服薬がほとんどですが、食事中の内服でも可能であると、薬剤師に確認済みです。食直前・食直後のどちらの内服でも効果はあまり変わらないそうです。
ご参考にしていただけたら幸いです。
2012/10/08(Mon) 08:52 | URL | もうアカン | 【編集】
北九州 三島 さん。
糖質を摂取すれば、という枕詞?が入るとより正確ですね。
遅い夕食やっぱり太る
↓
糖質を摂取すれば、遅い夕食やっぱり太る
糖質を摂取すれば、という枕詞?が入るとより正確ですね。
遅い夕食やっぱり太る
↓
糖質を摂取すれば、遅い夕食やっぱり太る
2012/10/08(Mon) 10:17 | URL | ドクター江部 | 【編集】
精神科医師A さん。
情報をありがとうございます。
糖質制限食、医療機関にどんどん広がってますね。
情報をありがとうございます。
糖質制限食、医療機関にどんどん広がってますね。
2012/10/08(Mon) 11:27 | URL | ドクター江部 | 【編集】
もうアカン さん。
情報をありがとうございます。
リン吸着剤ですが、カルシウム製剤、塩酸セベラマー、炭酸ランタン・・・
それぞれ、高カルシウム血症とか消化器症状とか、副作用もあるようで、注意も必要ですね。
情報をありがとうございます。
リン吸着剤ですが、カルシウム製剤、塩酸セベラマー、炭酸ランタン・・・
それぞれ、高カルシウム血症とか消化器症状とか、副作用もあるようで、注意も必要ですね。
2012/10/08(Mon) 14:22 | URL | ドクター江部 | 【編集】
お邪魔いたします。
いつもブログ楽しく読まさせていただいています。
とても興味深い記事ですね。
しかし、いろいろ疑問も浮かびます。
マウスはもともとは夜行性だったと思いますが、「人間の朝7時、正午、夜7時に相当する時間」とのこと。どういった定義なのか気になります。
また、本来はマウスは決まった時間に食物を摂取するわけではないでしょうし、人間に比べると体が小さいため、摂取時間や量はかなり多いと思われます。どうやって比較しているのか興味深いです。(カテゴリーエラーではないのかなあとか)
また、仮にこの研究が正しいとしても、絶食時間の乱れが体内時計を乱す(夜遅い食事という表現は恣意的に感じる)ということなので、三島さまは規則正しく夜遅く食べておられるので、肥満の原因にはならないと思うのですが。いかがでしょうか。
いつもブログ楽しく読まさせていただいています。
とても興味深い記事ですね。
しかし、いろいろ疑問も浮かびます。
マウスはもともとは夜行性だったと思いますが、「人間の朝7時、正午、夜7時に相当する時間」とのこと。どういった定義なのか気になります。
また、本来はマウスは決まった時間に食物を摂取するわけではないでしょうし、人間に比べると体が小さいため、摂取時間や量はかなり多いと思われます。どうやって比較しているのか興味深いです。(カテゴリーエラーではないのかなあとか)
また、仮にこの研究が正しいとしても、絶食時間の乱れが体内時計を乱す(夜遅い食事という表現は恣意的に感じる)ということなので、三島さまは規則正しく夜遅く食べておられるので、肥満の原因にはならないと思うのですが。いかがでしょうか。
2012/10/08(Mon) 17:44 | URL | しん | 【編集】
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