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釜池先生と江部康二と糖質制限食
おはようございます。

2010年10月中旬からの釜池先生との往復書簡に関して、ブログ読者の皆さんには、大変ご心配をおかけ致しました。

往復書簡の内容は、釜池先生のブログにアップされているので、ご存知の読者もおられると思います。

以下の内容のメールを、2010年10月28日(木)夜に釜池先生に送信致しました。
一連の騒動もこれで終結と思います。

今後、釜池先生と私は、それぞれ独自の糖質制限食を展開することとなると思います。

長い間、いろいろご教示いただき、お世話になった京大医学部の先輩、釜池豊秋先生に深謝致します。


江部康二


☆☆☆☆☆

釜池豊秋先生御机下

2010年10月中旬からの、メールのやりとりで、釜池先生のお立場・お考えと、私の立場・考えとの間に、基本的なズレがあることが明白となりました。

2010年5月23日(日)ホテルグランヴィア京都で、釜池先生とお話しした時ご自身のことを「自分は学者である」と述べておられました。

先生の厳密なお考え、糖質ゼロ食、1日1食へのこだわりなども、学者ならではのものと敬服いたしております。

先生の厳格なお考えに共感し、糖質ゼロ食を実践しておられる患者さんが多数おられ、先生の方法論が必要とされていることを理解しております。

一方、私は学者とはほど遠い一介の臨床医です。性格もアバウトで、「美味しく楽しく糖質制限食」というキャッチ・コピーで、啓蒙活動をしています。糖質ゼロ食が実践できる性格の人もいれば、無理な人もいます。

私は、より広い範囲の糖尿人やメタボ人や生活習慣病の方々を拾い上げて、長く続けることができる糖質制限食を目指しております。釜池先生の糖質ゼロ食に比べれば、かなり緩やかな糖質制限食です。

釜池先生の方法論も必要であるし、また私の提唱する緩やかな糖質制限食も必要であると思っております。

このように、基本的な立場・考え方が、異なっておりますので、議論がかみ合うことは困難と思われます。
現実に、10月中旬からのメールの論議は、全くかみ合っておりません。

今後も論議がかみ合う可能性はないと思いますので、これ以上の私へのメール送信は、ご容赦のほどお願い申し上げます。今後先生のメールが届きましても、申し訳ありませんが返信することはありません。

1999年に、私の兄、江部洋一郎高雄病院院長(当時)が宇和島で釜池先生とお会いしたことから、高雄病院の糖質制限食はより理論整備され本格的に始動いたしました。

2001年に私が糖質制限食の勉強を始めて以後数年間、メールを中心に釜池先生に様々な質問をし、それにご回答をいただくことを重ねて、私なりの基礎を固めることができました。

今回、釜池先生との立場・考え方の違いが明白となりましたので、今後は緩やかな糖質制限食を、釜池先生に頼ることなく私なりに発展させていこうと考えております。

お会いすることはもうないと思いますが、釜池先生とお会いすることが出来ましたこと、また長きにわたって多くのことをご教示いただきましたこと、今まで本当に有難うございました。釜池先生のご厚情をここに深謝いたします。


高雄病院 
江部康二

テーマ:糖質制限食
ジャンル:ヘルス・ダイエット
コメント
美味しく楽しく糖質制限
先生のキャッチフレーズで、私は糖質制限をしています。
死ぬまで続けなければいけない食事療法があまりにも厳密だと私のようないい加減な性格の者には続きません。でも、江部先生の糖質制限食なら、一生無理なく続けれます。
私は、江部先生方式でがんばります。これからもよろしくお願いいたします。
2010/10/29(Fri) 08:56 | URL | 海音 | 【編集
江部先生に敬服
はじめて投稿させていただきます。54歳男子です。江部先生のブログを約1年前から拝読しています。「糖質制限食」もスーパーで半年実施し、ヘモグロビンA1Cの値は7.4→5.2に改善しています。これも先生のブログ情報からの賜物と存じ日々感謝しています。
さて、釜池先生とのメールの交信の様子は同先生のブログにて拝見しました。釜池先生の鋭いご指摘に対して包むような配慮に満ちた江部先生のご回答のお立場は私のような一般の会社員が仕事をしながら健康管理を行っていく者としては大変現実的で継続可能でりありがたいものです。先生のお立場に改めて賛同しますとともにどうか江部先生の本日ブログにてお示しされたお立場をご継続されまして一層私ども一般人の食生活ないしQOLの向上に資するご情報を賜れれば幸せです。江部先生のお立場表明に感動いたしました。ぜひ自信をもってご継続お願いします。いつもありがとうございます。
2010/10/29(Fri) 09:37 | URL | ユウキ | 【編集
新刊発売おめでとうございます。
江部先生 こんにちは。kenmです。
京都の名医がおしえる 「やせる食べ方」レシピ集
Amazonで予約しました。
少しずつ確実に糖質制限食が広がっていることを感じます。
江部先生のたゆまぬご努力が実を結びつつありますね。
私も自分のブログを通して糖質制限食の普及にと微力ながら努めております。
2010/10/29(Fri) 16:00 | URL | kenm | 【編集
第一回を読み終えた辺りではまさかこんな流れになるとは夢にも思いませんでした。釜池先生のクリニックの方や近しい者は誰も何も言わなかったんですかね、どうかんがえても分が悪い。それと江部先生にメール公開の許可は最初からとっていたんでしょうか。江部先生も心労続きだったのでは、弟に対する無礼にお兄様も憤慨でしょう江部兄弟を敵に回してしまったとゆうことでしょうか。
2010/10/29(Fri) 19:14 | URL | 通りすがり | 【編集
Re: 美味しく楽しく糖質制限
海音 さん。

応援ありがとうございます。
長く続くのが一番大事ですね。
2010/10/29(Fri) 19:27 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 江部先生に敬服
ユウキ さん。

「ヘモグロビンA1Cの値は7.4→5.2に改善」
素晴らしいデータで、もはや正常範囲ですね。
おめでとうございます。

そして応援、ありがとうございます。
継続が一番ですね。
2010/10/29(Fri) 19:31 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 糖質制限もだいぶ発展してきているんだなと理解できます
海物語 さん。

ありがとうございます。
大乗仏教と小乗仏教、面白い例えですね。
わかりやすいです。

2010/10/29(Fri) 19:33 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 新刊発売おめでとうございます。
kenmさん。

「やせる食べ方」レシピ集
のご予約、
ありがとうございます。

糖質制限食普及活動もありがとうございます。
おかげさまで、広がる速度にはずみがついてきているようです。
2010/10/29(Fri) 19:41 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
通りすがり さん。

ご心配をおかけいたしました。

私も当初は普通に話し合いがメール上でできると思っていましたが、
途中から無理とわかりましたので、撤退いたしました。

記事にしました通り、釜池先生にいろいろご教示いただいた事への感謝の気持ちは今も変わりません。
しかし、今後は、はっきり、「袂を分かつ」ということで、自分としてもスッキリしました。
2010/10/29(Fri) 19:48 | URL | ドクター江部 | 【編集
がんばって下さい!
おし久しぶりです。
腎症三期から復活したけい(けいさん沢山いるみたいなので・・・)です。

いくら自分が病気と分かっていても一日一食とか普通じゃ出来ません。
大多数の人は先生のやり方が良いとわたしは思います。
実際先生のおかけで私もここまで良くなることが出来ました。
本当に感謝しております。

これからもがんばって下さい!
2010/10/29(Fri) 20:47 | URL | けい | 【編集
なぜ?
いつも勉強させて頂いています。

私も江部先生の糖質制限の本とブログでHbA1cが薬もなしで
10.7から5.0にすごく改善した一人です。

私はスーパーよりもずっと緩いコンビニ(?)位で途中からは毎食
ご飯をお茶碗に1/3から1/4は食べていましたが、それでもこんなに
回復しました。

でもなぜ釜○先生が同じ糖質制限の普及に努力されている
江部先生にとても細かいところまで追求されるのか理解できません。

それだったら山○医科大学の佐○章○先生の出された
セレブ病(糖尿病)に対してとけも危険な本に質問をされないのか
大変疑問に感じます。

どちらにしましても私には江部先生の美味しく、楽しく、末永くがピッタリです。



2010/10/29(Fri) 20:53 | URL | モン吉 | 【編集
Re: がんばって下さい!
けい さん。

応援ありがとうございます。
そして腎症三期からの復活、おめでとうございます。
2010/10/29(Fri) 21:49 | URL | ドクター江部 | 【編集
江部先生の御指導のおかげです!
自称「スーパー糖質制限食」実行中の らこ です。実は、毎日ヨーグルトを350g/1食/1日 食っているので、正しくは「スタンダード糖質制限食」だと思います><
ご多分に漏れず、合併症発症までは何も気付かないで暴飲暴食を繰り返して、糖尿病2型発病した口です><
合併症発症後は、さすがにありとあらゆる資料を読んだ(つもり)で、当初は昨年1月に亡くなった甲田先生の「甲田式」を実行しており小康状態を保っておりました。「ナマ発芽玄米食」はマズかったですが、小康状態も保てたので、効果はあったと思います。「甲田式体操」は充分にはできませんでした。体が硬すぎてついて行けなかった、が実感です。
実生活の変化もあり、「甲田式」でも悪化して来たその時に、江部先生、釜池さん、荒木さんの全く手法の異なる「糖質制限食」をほぼ同時に知りました。「甲田式体操」にメゲていた 私らこ は、3人の中で最も自分が

●死ぬまで継続できる手法 = 江部先生

を信じて行くことにしました。

1.「運動療法強制」が無かったことが大きかった
2.腸が便秘になると極度に体調が悪くなり、ヨーグルト食は欠かせない、と思っていた

が原因です。
甲田式に慣れていたので、1日1食は別に苦にならないのですが、釜池式の「夜指定1食」は日中仕事になりませんでした > 意識薄弱な 私らこ

江部先生式の「自称スーパー糖質制限食(ヨーグルト多食)」を実行すると、あら不思議3日目くらいから「苦難だらけの甲田式」よりも遙かに健康状態が良くなりました!!!

●美味しく楽しく糖質制限食

私らこ はまだ51才なので(男平均寿命まで28年残存!)釜池式で28年以上継続できる自信は無いですね(きっぱり
焼酎のお湯割りや水割りを毎日呑みながら、「江部式」で生きていける道筋を示してくれた江部先生に感謝するばかりです。
これからも、「美味い酒」「美味いつまみ」を御教示下さい。

・『男の嫉妬は醜い』

古来より言われて来たことですが、釜池ブログを見て改めて「自分も他人を嫉妬してはいけない」と肝に銘じました。
江部先生には、今後もこれまで以上に「啓蒙活動」を深くして頂き、1人でも多くの糖尿病患者を救って下さい。

●ガクシャの「ガッキュウ的真実ツイキュウ」

は、ガクシャに任せて下さい。
今、この文章を書けるのも、江部先生と出会ったお陰様です!!!
2010/10/29(Fri) 21:51 | URL | らこ | 【編集
Re: なぜ?
モン吉さん。

「10.7から5.0にすごく改善」

素晴らしい数字です。今や正常人ですね。
良かったです。

そして応援ありがとうございます。
2010/10/29(Fri) 21:52 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 江部先生の御指導のおかげです!
らこさん。

応援ありがとうございます。

美味しく楽しくでぼちぼち行きましょうか。
2010/10/29(Fri) 22:46 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re:江部先生
●ぼちまち行きましょうか。

これが「先行きが長い(と自分では思っている糖尿病患者)」には大切

なのだと思います。
私らこ も、「ダノンビオ(無糖)」を購入して、「スーパー糖質制限食の世界」に足を踏み入れようとしてます。
入っていいですよね?><
2010/10/29(Fri) 23:20 | URL | らこ | 【編集
暁が近い証明ですね
自分の糖尿病に、ほぼ諦めていた所に希望の光を射していただいた江部先生。

おかげさまで、A1cが12から6.2までに下がり、に感謝の気持ちでいっぱいです。


今回の出来事は先生がこれまで活動されてきたことが本物であることの証だと思っています。


糖尿人にとって、細かい言葉なんかどうでもいいんです。


一生糖尿病と付き合って行く糖尿人にとって、いかに糖質制限食をずっと続けられるか、それが一番大事だと思ってる一人として、江部先生の糖尿人に対しての真心のメッセージが心に響きました。


私は今44才のおやじですが、お酒も大好きですし、食べることも大好きです。


日々生活していくなかで、理屈や理論は僕には関係ないんです。


先生の言う通り、これからも楽しい糖質制限食を続け、楽しい人生を歩みたいです。


これまでの江部先生の活動の影響力から見たら、このくらいの抵抗力が出てきても当然だと感じてます。


私は今、薬局で健康相談を担当しています。

糖尿病で悩んで来られた方には、必ず先生の書籍を傍らに、付箋を付けたところを紹介しながらお話をしています。

それで、どれだけの人に希望を与えられたかわかりません。
先生のおかげです。


今回の先生の大人の対応に、心から敬意を表します。
感情的になってる人に、いくら話しても難しいですよね。
私が言うまでもなく、今回のことは、一言で言えば男の嫉妬ではないでしょうか。
はっきり言えば、

糖尿病が楽しく本当に良くなる方法VS糖質制限理論を最初に言ったのは俺だ!

なのかなと。


江部先生はすべてわかっておられたと思ってます。

目的の違いは明確です。


江部先生、いよいよ暁は近いですね(^^)v


私は江部先生に感謝の気持ちを忘れません。


これからもよろしくお願いいたします。
2010/10/29(Fri) 23:22 | URL | はる | 【編集
高尾病院に通院する生駒山です。
本日、駅前診療所にて検査と宗本先生の
お話がありました。
7月始めのAIC7.5が本日は5.2まで下がって
おります。糖質制限食のおかげで感謝して
おります。
ところが、前回9月の検査ではクレアチン値が上がっておりました(今日結果発表)。尿タンパクは減っている結果が出ており不思議ではあります。
私が感動したのは、8月の検査の際には
シスタチンの検査結果はなかったのに今回は
あったのです。宗本先生がどうやら再検査
依頼されて調べられたのでしょう。こちらは異常
なしでした。
あー、先生きちんと見ておられるのだなあと
帰宅してから胸にじんときました。
医者と患者の信頼関係とはこういうことなん
でしょうね。私はあれこれ数値についてくよくよ
することなく先生を信頼して通院するつもり
です。
臨床医の醍醐味とは患者さんとの
ふれあいでしょうね。江部先生がんばって
ください。江部先生に会いに行くことを楽しみ
にされている患者さんがたくさんおられるの
ですから。


2010/10/29(Fri) 23:59 | URL | 生駒山 | 【編集
江部先生と釜池先生
 江部先生と釜池先生の決別、誠に残念です。
「糖質制限」という一点では一致しているのに……その実践法、発展法の違いから、こんな事態にまでなるなんて、思ってもみませんでした。
 
私は医師でも学者でもないので、自分の体験を紹介したいと思います。

 今年の6月まで、私は身長172cm、体重98kgの糖尿病予備群でした。
ところが偶然、書店で見つけた江部先生のご著書『主食を抜けば糖尿病は良くなる!』の方法を実践し、ビールや日本酒、ご飯、パン、麺類、穀類などの糖質を断ったところ、わずか3カ月で71kgになりました。
 一方で毎晩、焼酎やウイスキー、ブランデー、赤ワインなどのお酒を楽しみつつ、肉や魚、豆腐、野菜料理などに舌鼓を打っております。
 若いころから何度もダイエットに挑戦しては失敗=リバウンドを繰り返してきた私ですが、世の中にこんなラクなダイエット法があるのか、と目を見開かされる思いでした。

 さて、その過程で、私が実体験した現象をお話ししたいと思います。

 最初のうちは、ご飯(白米)が食べられないので苦しかったのですが、慣れてくると何とも思わなくなりました。
 それまで、私は朝は必ずご飯2杯、みそ汁、納豆がなければ満足できなかったのですが、江部先生のレシピにあるようにチーズなどですませるのが平気になりました。
 そのうち面倒くさくなって、朝は何も食べなくなりました。このごろでは、ふと気づくと朝昼を抜いて、日中は水分を取るぐらい、夜になって初めて食事することも珍しくありません。
 それでも一向に平気ですし、仕事(事務職)も問題なくこなせます。それどころか、かえって体調が良くなり、スタミナもつき、判断力が増して仕事のスピードがアップし、残業も全く苦になりません。最近の仕事ぶりを、上司に不思議がられ、褒められたぐらいです。
 空腹感、飢餓感も全く覚えません。むしろ、胃に食べ物が残っている状態を「気持ち悪いな」とまで思うようにもなりました。
 スリムになったのがうれしくて、もっとスリムになろうと、スポーツクラブにも加入しました。そこで体を動かすと翌朝、一層体調が良くなっている自分を発見します。

 とはいえ、私は聖職者でも求道者でもないので時々、禁を破ります。先日もおすし屋さんで、おすしと日本酒を楽しみました。何かいいことがあった日に限り、自分へのご褒美として、ラーメンやお蕎麦、うどん、パスタ、お菓子も食べます。
 当然、グルコースショックで血糖値は急上昇したはずですが、私はこれぐらいの息抜きがないと、糖質制限は長続きしないだろうと思って、自分で自分を許しています。

 そんな私ですが、私の中には、釜池先生的「厳格さ」と江部先生的「寛容さ」が奇妙に同居しているように思われませんか。
 両先生のおっしゃっておられることは、私の中では無理なく両立している気がするのですが。
 傲慢かも知れませんが、健康な人間の中では、江部理論も釜池理論も対立することなく、自然に両立できるのではないでしょうか。
 要は、東海道でも中山道でも、京に着けばいいのではないですか。

 日本を代表する最高学府、京都大学医学部ご出身の両先生が袂を分かたれたのは、日本の医学にとって、多くの患者さんらにとって、極めて残念な事態です。
 いつの日か、両先生が和解されることを願ってやみません。
2010/10/30(Sat) 03:02 | URL | 早見 | 【編集
昨年の9月から先生の著書を読み自分なりの糖質制限食をはじめ、体重10キロ減、当初の薬を飲んでのA1c7.6から、薬なしの検査ではA1c5.4を維持、酒好きでずぼらな私には先生の方法が生にあってます。

料理人ですので、私なりの糖質制限食を作るのは苦にならず、以前の効果のない炭水化物中心のカロリー制限食と比べると天と地の差で、妻ともども、また主治医も驚いています。

所用で遠出する時は、ふすま粉と大豆粉で作った食パンのサンドイッチを持参し出かけることにしています。

釜池先生のブログも読みましたが、専門家同士の議論にしては、釜池先生の言葉遣いに幼さを感じています。でも、それぞれ真摯に患者と向き合い患者にとってよい治療方法と客観的真実を追い求めている姿勢は感じました。

兎も角糖尿人としては、もっと、もっと学んでいかなければと思っています。

これからも、情報の発信をお願いします。
2010/10/30(Sat) 08:33 | URL | 北海の料理人 | 【編集
ノーベル賞・・・
江部先生

  忙しい中、ブログの丁寧な更新ありがとうございます。
いつもこの「糖尿病徒然日記」、時間の許す限りアクセス(一日数回か)
させていただいております。

その記事の大変興味深く、科学的で、有用かつ誠実な内容に
感激し、感謝しつつ、本も購入し (4冊)熟読し、勉強させていただき、
毎日の食生活の指針にさせていただいております。
(レジメを作って友人にも紹介などやっておりますが・・。)

 世にある健康に関する情報で、食の基本をこれほど理論的に指摘し、
明確に方向を定めた指針は今までなかったと思われます。
 指摘されてみれば「コロンブスの卵」的ではありますが、
誰も気が付かなかった、あるいは誰も理論的に組み立てられなかった、
そして明確・的確に指摘・指導できなかった指針であり、
もし、食事による健康指導分野のノーベル賞があれば、
きっとそれに該当するでしょう。

この江部先生のブログおよび本の指針・情報がなかったら、
斯界の「食事指導要領」に基づく管理栄養士・療養指導士等の
(おかしな)「指導」に多くの人が従がわされて、
採っている方針と出てくる結果が結びつかないために混乱し、
「路頭に迷って」、訳が分からないうちに、その異常を
さらに深めていた(今もいる!!)ことと思われます。
自分もその中に巻き込まれていたかと思うと、ゾッとします。

私の父親は随分前に糖尿病とその合併症で死亡し、母親もやはり糖尿病による
脊髄内出血と手術時の脳血栓発症で寝たきりとなって、2年弱前に死亡しています。
体が丈夫なことが自慢だったのですが・・・。
後で、家の中を整理していたら(私とは離れて暮らしていたのですが・・・)、
県立病院の糖尿病教室に通っていたらしく、そのテキストが出てきました。
やはり、あの糖尿病学会の糖尿病食の指導でした。
もうちょっとのところで江部先生の糖質制限食が「間に合いません」でした。

しかし、私の方は現役の時には「境界型」といわれ、
退職してから「糖尿病ですよ」といわれましたが、
なんとか江部先生のブログに出会い、「間に合った」と感じております。
感謝、感謝です。

 真面目に頑張っている人に喧嘩を売って、手っ取り早く「有名」になろうとする人
が多いように感じます。
(出版社に仕掛けられていることも多いかとも思いますが・・佐藤某先生など?)

そのような人に負けないで、今後とも全国の生活習慣病人とその予備人のために、
元気で頑張っていただきたいと思います。

          スーパ糖質制限食(自分で料理)を実施中の
          京都方面には足を向けて寝ていない一人(現在、北枕です(笑))
                             サヌカイト
2010/10/30(Sat) 09:20 | URL | サヌカイト | 【編集
Re: Re:江部先生
らこ さん。

砂糖不使用のダノンビオは、1個80g中に炭水化物4.5gですので、
1個でしたら大丈夫ですね。
スーパー糖質制限食で、ボチボチいって、血流・代謝が改善し、健康になると思いますよ。
2010/10/30(Sat) 09:28 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 暁が近い証明ですね
はる さん。

「A1cが12から6.2」
素晴らしい改善ですね。良かったです。

糖質制限食普及活動も自らの体験があれば、説得力がありますね。
よろしくお願い申し上げます。
そして応援ありがとうございます。
2010/10/30(Sat) 09:31 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 今後とも参考にさせていただきます。
brokenbrakes さん。

柔軟な考えの主治医で良かったです。
美味しく楽しく糖質制限食をお続け下さいね。
2010/10/30(Sat) 09:34 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: 江部先生と釜池先生
早見 さん。

本のご購入ありがとうございました。

3カ月で98→71kg
あっぱれな成果ですね。
良かったです。

「要は、東海道でも中山道でも、京に着けばいいのではないですか。」
仰有る通りと私も思います。

2010/10/30(Sat) 09:42 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
北海の料理人さん。

本のご購入ありがとうございます。

そして減量成功、薬からの離脱、HbA1c改善・・・
おめでとうございます。
薬なしというのは、やはり気分がいいですね。
主治医殿も理解していただいているようで良かったです。

料理人さんなら、糖質制限食お手の物ですから、
これからも美味しく楽しく糖質制限食お続け下さいね。
2010/10/30(Sat) 09:47 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: ノーベル賞・・・
サヌカイトさん。

本のご購入、そして過分のお誉めの言葉、ありがとうございます。

私も、父も母も糖尿病で、糖尿病のサラブレットの血筋です。

父は医師でしたが、「糖質制限食」が間に合わず、77才で右大腿切断後、80才で心筋梗塞・肺炎で亡くなりました。母は糖質制限食がギリギリ間に合って、現在87才で一人暮らしで達者です。

サヌカイトさん、間に合って良かったです。
2010/10/30(Sat) 09:57 | URL | ドクター江部 | 【編集
秘書のあらてつ氏のブログを拝見してまいりました。先生の心身の為にも、ここは休息をとり体制を立て直し新体制に移行するのがBESTなのもしれませぬ、有料化多いに結構でしょうコメントも身元がはっきりする、数値を無視したやうなほんまか虚かもしれんやうな輩もいなくなるでしょう、糖質制限アンチ族的愉快犯なら先生を惑わすコメントなんて朝飯前。fC2では堀江貴文さんもやっておられますので参考にしてはどうでしょうか?江部先生になら月額840円の価値は十分有ります。享受するものは対価を払うなり、これ真なり。
2010/10/30(Sat) 10:14 | URL | ベルルスコー二爺さん | 【編集
Re: タイトルなし
ベルルスコー二爺さん 様

そうですね。
ありがとうございます。

あらてつさんとも相談していますが、
ブログの場が荒れないためにも
有料化も選択肢の一つとして考慮中です。
2010/10/30(Sat) 11:09 | URL | ドクター江部 | 【編集
先週、偶然にも宇和島の闘牛大会を観戦してきた茨城の風来坊です。
7/4の記事ではお世話になりました。


今回の騒動?に関して心配している一人ですが
闘牛は、きちんと土俵入りしてから角合わせをして闘いを始めます。
いきなり横っ腹を突いたりしてきません(笑)

そもそも今回の騒動は見解の相違であって勝ち負けでは
ないような気がします。
もちろん生命身体に関わることですから、いい加減ではいけない
ことも理解できます。
突き詰めれば、糖質ゼロが理想ということも
糖質制限を勉強していればおのずとわかってきます。

しかし、少なくとも私は江部先生の著書に出会い、
ゆるやかな?スーパー糖質制限食で
(スーパーとスタンダードの比率は40:60。
 食後運動ができる時に白米120g程度を摂取)

今年の3月末 Hba1c 10.8 → 9月中旬の検査 Hba1c 4.8
と改善してきました。
心配していた尿酸値も体重減少の安定とともに
下がり始めてきました。


我々、ド素人には検査結果の数値でしか判断できませんが
個人差はあるにせよ、このやり方でこの結果が出るのであれば
少々の糖質を摂取してもいいのではないでしょうか?
食事療法として辛くもありません。

私はこれからも自己責任で江部先生の推奨される
糖質制限を続けていくつもりです。

先生、頑張ってください。
有料メルマガのことはよくわかりませんが
先生の記事が少しでも多く、たくさんの方の目に触れられる
環境を願っています。


収束しかけた件をあおるつもりはございません。
ご迷惑でしたら削除してください。
2010/10/30(Sat) 12:56 | URL | 風来坊 | 【編集
逆転の発想!!
先生、読者の皆さんこんにちは、能登の管理栄養士STUDIO56です。糖質を制限する、釜池先生に至っては糖質0だとおっしゃる、どちらも暗い暗い!!いかにしたら糖質を取り込める体に出来るかを考えるのも大切ですよ!!釜池先生はトライアスロンのアスリートですがどれ位の瞬発力をお持ちなのですかね、100m何秒の体なんですかね、糖尿病の方は、トライアスロンを目指すより100m走の向上を目指すべきです、少しでも糖質を取り込める体造り、瞬発力のある体造り、糖質を筋グリコーゲンを消費する速筋を刺激する運動をして下さい、どうしたら糖質を取り込める体にできるかも考えて見てください!!語弊がありますが、なんぼウォーキングを頑張っても糖質を取り込める体にはなりませんよ、糖尿病の改善にはなりませんよ、速筋を使い糖質を消費して下さい、消費した分だけ糖質を取り込むことが出来ます、少しずつ少しずつ速筋を使うことをマスターすれば確実に糖質を取り込める体になります、長ったらしい運動は要りません、速筋を使うことをマスターしましょう!!糖質を取り込める体造りを考えて見ましょう!!
2010/10/30(Sat) 17:48 | URL | STUDIO56 | 【編集
有料化が選択肢のひとつだとはガッカリです。コメントを認証制にすればすむだけ話なのではないでしょうか?善処を期待します。これからも頑張って下さい。
2010/10/30(Sat) 18:08 | URL | なんだかなぁ。 | 【編集
お酒好きなお二人には
再び一緒に楽しいお酒を飲んでいただきたいと思っています。

http://sunap21.blog14.fc2.com/blog-entry-922.html
2010/10/31(Sun) 06:37 | URL | さわ | 【編集
Re: お酒好きなお二人には
さわさん。

ありがとうございます。
2010/10/31(Sun) 23:43 | URL | ドクター江部 | 【編集
Re: タイトルなし
ゆうこさん。

ご指摘のことを含めて、いろいろ考えています。
今しばらくは保留ですので・・・
2010/11/03(Wed) 09:11 | URL | ドクター江部 | 【編集
圧倒的に江部先生を支持します!
*スラム過激派と穏健派、Kマル派とT核派の対立のような近親憎悪をK池先生が煽ってますね。良識ある糖尿人なら100%どちらが正しいのかわかっています。
2010/11/05(Fri) 22:40 | URL | ハチ公 | 【編集
Re: 感謝です。
PAIRON さん。

すべての小生の本のご購入、誠にありがとうございます。
血糖値の改善良かったです。
2リットルの麦茶はさすがに多いですね。
2010/11/06(Sat) 19:09 | URL | ドクター江部 | 【編集
血圧下がりました
初めて投稿いたします。53才男子です。
先生の糖質制限をテレビで知ってからスーパーに近い制限食を50日間続けております。
私は糖尿病ではなく(空腹時血糖103)、少しスリムになって血圧を下げたいと思い、始めました。母が晩年高血圧になり大動脈解離で10年前に亡くなったので、自分も同じことになるのではないかと危機感を感じてのことです。
制限食をやってみると予想以上に血圧がどんどん下がり、初日93-142だったのが
今日時点で83-118と自分でもビックリするくらい下がりました。

今まで肉はあまり体に良くない、ご飯は必須だと考えていた自分の常識はいったい何だったんだろうと感じる今日この頃です。
空腹にならないので、継続しやすいし、これからも続けていきたいです。先生に感謝いたします。
2017/08/03(Thu) 12:37 | URL | がたやま | 【編集
Re: 血圧下がりました
がたやま さん

スーパーに近い制限食を50日間、
血圧が
142/93 → 118/83
とは、素晴らしいです。
体重の変化はどの程度でしょう?
2017/08/03(Thu) 19:19 | URL | ドクター江部 | 【編集
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